飲食店のプレスリリースで取材が来る、AI活用の話題作りメソッド
結論から言います。飲食店がプレスリリースを出してテレビや新聞に取り上げられるのは、才能でも運でもありません。「話題の作り方」を知っているかどうかだけの差です。
ハワードジョイマンです。増益繁盛クラブを主宰しています。
今日は、実際にプレスリリースでメディア露出を100回以上積み重ねた会員さんのエピソードを交えながら、AIを使った話題作りメソッドをお伝えします。「うちみたいな小さな飲食店が取材なんて……」と半信半疑な方ほど、最後まで読んでほしいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ チラシや広告費を使わずに新規客を増やしたい飲食店オーナー
- ✅ テレビや新聞に取り上げてもらいたいが、どうすればいいかわからない方
- ✅ プレスリリースを書いたことがなく、難しそうで諦めている飲食店・レストランの経営者
- ✅ AIを使ってみたいが、自分の店でどう活かせるか具体的なイメージが持てない方
- ✅ 「うちには話題になるネタなんてない」と感じている店主さん

「プレスリリースは大手がやるもの」という思い込みを、まず外しましょう
僕がコンサルタントとして独立してから21年、これだけは何度でも言い続けてきました。
テレビ局の記者も、新聞社のデスクも、毎日「面白いネタはないか」と探し回っています。
取材する側には「取材枠」があるんですよ。夕方のニュースでも情報番組でも、地域密着ネタを1本入れなきゃいけない、という構造がある。つまりニーズは常にあるんです。そこに「うちはこんな話題があります」と手を挙げるのがプレスリリースです。
以前、増益繁盛クラブの会員さん(静岡市内の飲食店オーナー)にこんな話を聞きました。「最初に出したプレスリリースはほとんど反応がなかった。でも続けているうちに地方局から電話がかかってきて、それからは向こうから『また面白いネタがあれば教えてください』と言ってくれるようになった」と。
そうなんですよ。プレスリリースは「1回で決める」ものじゃなくて、「継続して関係を作る」ものです。FAX代数十円を惜しんで何もしないより、出し続けた方が圧倒的に有利です。
飲食店の「話題ネタ」はAIで量産できる
「でも、うちに話題になるようなネタなんてあるんですか?」
これ、本当によく聞かれます。ええ、あります。絶対に。ただ、自分では気づきにくいだけなんです。
ここで登場するのがAI(ChatGPTやClaude)です。具体的な使い方をお伝えしますね。
たとえばこんな感じのプロンプトを入れます。
「私は静岡市清水区で10年営業しているラーメン店のオーナーです。駿河湾の桜えびを使ったラーメンを提供しています。地元メディアに取り上げてもらうための話題ネタを20個考えてください。季節イベント・地域貢献・食材の希少性・周年記念など様々な切り口で」
これを打つだけで、AIは20個のネタ候補をズラッと出してくれます。その中から「これは面白そう」というものを3〜5個に絞り込んで、プレスリリースに落とし込む。
ま、要は、「話題を考える」という一番しんどいブレインストーミングをAIにやってもらうわけです。人間は「絞る」「磨く」という判断作業に集中できる。これが速さの秘密です。
ちなみに僕が会員さんに教えているのは、こんな切り口でネタを作ること。
- 地元食材と自店メニューの組み合わせ(例:駿河湾産食材×創作料理)
- ○周年記念イベントや限定メニューの解禁
- 地域の子どもたちへの食育・社会貢献の取り組み
- 「ありそうでなかった」組み合わせメニューの開発(麻婆豆腐×唐揚げ=麻婆チキンのように)
- SDGs・フードロス削減への取り組み
- お客様100名へのアンケート調査結果の発表
これだけでも相当な数のネタが作れます。「うちには何もない」というのは、ただの視点不足です。
✓ ここまでのポイント
- プレスリリースは「継続して出し続ける」ことでメディアとの関係が生まれる。1回で諦めない。
- 話題ネタはAI(ChatGPT・Claude)を使えば大量に量産できる。絞り込みは人間が担当。
- 地元食材・周年記念・社会貢献など、どんな飲食店にもネタの種は必ずある。
プレスリリース本文もAIで当日中に完成させる
ネタが決まったら、次はプレスリリースの本文を書く作業です。これもAIに手伝わせます。
プレスリリースの基本構成はこうです。
- タイトル(記者の興味を引く一文。数字・固有名詞・意外性を入れる)
- リード文(5W1H。誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように)
- 本文(詳細説明。データや実績があれば必ず入れる)
- 連絡先(店名・住所・電話・担当者名・HP・SNS)
AIに「プレスリリースのタイトルと本文を書いて」と頼むとき、ポイントは「記者が原稿をそのまま使えるくらいの精度で書いて」と指示することです。記者さんは忙しい。読みやすくて情報が整理されているリリースほど、採用率が上がります。
あとはこれをFAXで地元のテレビ局・新聞社・ラジオ局に送るだけ。1回のFAX代は数十円です。広告費と比べると、ほぼゼロコストです。
「FAXなんて今どき……」と思うかもしれませんが、実はメディアの報道フロアにはFAXが今でも現役で置いてあります。これが一番確実に届く方法です。
「プレスリリースを続けて出すようになってから、気づいたら累計100回以上メディアに掲載されていました。今では観光バスが止まるような名物店になれたと思っています。最初はFAXで送るのが恥ずかしいくらい緊張しましたけど、やってみると本当にシンプルな話でした」
増益繁盛クラブ会員(飲食店オーナー)
「AIで話題を作り、プレスリリースで取材を呼ぶ」実践フロー
整理すると、流れはこうです。
STEP1:AIでネタを量産する(30分)
ChatGPTやClaudeに自分の店の情報を入力して、話題ネタを20〜30個一気に出させる。
STEP2:ネタを絞り込む(10分)
「今の季節に合っているか」「地域性があるか」「数字や意外性があるか」の3軸で3〜5個に絞る。
STEP3:AIでプレスリリース本文を作成する(20分)
選んだネタをもとにAIに本文を書かせる。タイトル・リード文・詳細・連絡先を一気に完成させる。
STEP4:送付先リストにFAXを一斉送信(10分)
地元テレビ局・新聞社・ラジオ局のFAX番号リストを作っておき、定期的に送り続ける。
STEP5:反応が来たら丁寧に対応し、関係を育てる
最初は反応が薄くても続けることで「あのお店、面白い情報をよく送ってくれる」という認識が生まれる。
このフロー、慣れると最短1時間以内でプレスリリース1本が完成します。月に2〜3本出すだけで、年間24〜36本のリリースが積み上がる。これを続けた先に、「観光バスが止まる名物店」という景色があります。
「コロナ禍という最も苦しかった時期に、10回以上メディアから取材を受けました。広告費はほとんどかけていません。プレスリリースを出し続けたことが、あの時期を乗り越えた大きな理由の一つだと思っています」
増益繁盛クラブ会員(飲食店オーナー)
名物メニューの開発とプレスリリースはセットで考える
もう一つ、大事なことをお伝えします。
プレスリリースで取材が来ても、「何を見せるか」がなければ終わりです。そこで重要になるのが名物メニューの存在です。
名物メニューって、天才シェフだけが作れると思っていませんか?違います。「既存メニューの組み合わせ」で作れます。麻婆豆腐と唐揚げを組み合わせれば「麻婆チキン」になる。カツとカレーを組み合わせれば「カツカレー」になる。歴史上の名物メニューだって、ほとんどがこの「既存×既存」です。
AIにこう聞いてみてください。「うちは和食居酒屋です。定番メニューはこれとこれです。地元・静岡の食材を使った、ありそうでなかったメニューを20個提案してください」
出てきたアイデアの中から「これは面白い」というものを試作して、そのストーリー(開発背景・素材へのこだわり・お客様の反応)をプレスリリースに仕立てる。名物メニュー開発とプレスリリースをセットで動かすことで、取材が来たときに「絵になる看板商品」が揃っている状態になります。
静岡市清水区は駿河湾に面していて、桜えびや生しらすなど全国でも珍しい食材が手に入ります。こういった地域資源とオリジナルメニューを掛け合わせると、それだけでもうプレスリリースのネタになります。地元にいるオーナーさんほど、その強みに気づいていないことが多いんです。
まとめ:今日から始められる、最初の一歩
改めて整理します。
- プレスリリースは「才能や運」ではなく「仕組みと継続」で結果が出る
- AIを使えば話題ネタの量産とプレスリリース本文の作成が、最短1時間で完了する
- 名物メニューの開発とセットで動かすと、取材が来たときに「絵になる商品」が揃っている状態が作れる
- FAX代数十円×継続がゼロコストに近いメディア露出を生み出す
「100の知識より1つの実践」と僕はいつも言っています。今日読んだことを、まずAIに一つプロンプトを打つことから始めてみてください。
増益繁盛クラブでは、このAI活用プレスリリース術を含む233テーマの動画コンテンツ・プロンプトテンプレート105本を月額9,800円(初月980円)でお使いいただけます。「AIを活用した話題作りとプレスリリース術」も専用コンテンツとして収録しています。
観光バスが止まる名物店になった会員さん、コロナ禍で10回以上の取材を受けた会員さん、累計100回以上メディアに掲載された会員さん──全員が最初は「うちには話題なんてない」と思っていたオーナーさんたちです。
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