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飲食店の広告費を「コスト」と思っているオーナーが損する金額

飲食店の広告費を「コスト」と思っているオーナーが損する金額

「広告費は怖い」「使ってみたけど反応がなかった」「うちみたいな小さい店には関係ない話」

……こういう声、すごくよく聞くんですよ。

毎月、全国の飲食店オーナーさんとメールや会員掲示板でやりとりしているんですが、広告にまつわる「あるある」な悩みって、ほぼ共通しているんですね。

  • 「チラシを一度作ったけど反応ゼロで、もうやりたくない」
  • 「Googleに広告費を払うくらいなら、食材を良くした方がいい」
  • 「先月赤字だったのに、広告なんか出せるわけがない」
  • 「ホットペッパーの掲載料だけでお腹いっぱい」

全部、わかります。正直な気持ちだと思います。

ただ、ここだけの話をしていいですか。

その「広告費はコストだ」という考え方のまま経営を続けると、実は毎月かなりの金額を「機会損失」という形で失い続けているんです。今日はそこを、具体的な数字と、実際に弊社の会員さんからいただいた声をもとに話していきます。

こんな方におすすめ

  • ✅ 広告費を「怖い出費」だと感じている飲食店オーナーの方
  • ✅ 過去に広告を出して反応がなく、懲りてしまった方
  • ✅ 売上が横ばいで、どこから手をつければいいか迷っている方
  • ✅ 「料理の質で勝負」と決めているが、なぜかお客さんが増えない方
  • ✅ 月商500万〜600万円の壁をなかなか越えられないと感じている方
飲食店の広告費を「コスト」と思っているオーナーが損する金額 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「広告ゼロ」の飲食店が毎月失っている金額、計算したことありますか?

たとえば、席数30席・回転数1.5回転・客単価4,000円の居酒屋さんがあったとします。

1日の売上は単純計算で30席×1.5×4,000円=18万円。月に25営業日稼働すれば450万円。

ここで「もし新規客の獲得数が今より月30人増えたら」どうなるか、考えたことありますか?

月30人の新規客が来て、そのうち半分がリピーターになったとします。リピーターが年間5〜6回来てくれるとしたら……年間で75〜90人のリピーターが積み上がるんですね。客単価4,000円で年間6回来るとすると、1人あたり年間2万4,000円。90人なら216万円。

「広告を出さない」という選択は、実はこの216万円をまるごと捨てているのと同じ状況です。

これ、「損している」という感覚がないから怖いんですよ。お金が出ていくわけじゃなく、入ってくるはずのお金が来ていないだけだから。でも数字にしてみると、かなりインパクトがあります。

居酒屋オーナーさんの声:「広告費を投資と思い直したら、6ヶ月で月商が倍近くになりました」

弊社の会員さんから、こんな声をいただいています。

「正直、最初は『広告費なんて払いたくない』という気持ちでした。でも、ジョイマンさんの言葉で『広告はコストじゃなくて投資だ』という考え方を知って、試しにチラシとGoogle広告を段階的に始めてみたんです。そしたら新規客が約2倍になって、客単価も1,400円上がって、6ヶ月で月商が350万円から620万円になりました。あのとき踏み出してよかったです」

飲食店(居酒屋)オーナー

この方がすごいのは、「いきなり大きく投資した」わけじゃないんですよ。チラシから始めて、反応を確認して、Google広告に移行して……という「正しい順序」で取り組んだ結果です。

ポイントは「投資の判断をする前に、広告の設計を学んだ」こと。やみくもにお金を使ったわけじゃない。

「反応がなかった」のは、広告が悪いのではなく「設計」が悪かっただけ

過去に広告を出して「全然ダメだった」という経験をお持ちの方、多いですよね。

ただ、その「ダメだった原因」って、実は広告費の多い少いじゃなくて、設計の問題であることがほとんどなんですよ。具体的に言うと、こういうパターンが多い。

  • チラシに「営業中・料理自慢・ご来店お待ちしています」しか書いていない
  • Google広告のキーワードが「地域名+居酒屋」だけで、誰に届けたいかが曖昧
  • 広告から飛んできた先のページ(ランディングページ)が店名だけのトップページ
  • 1回出して反応がなくて終わり(継続なし)

料理で例えると、「煮込みがうまくいかなかったから、もう煮込み料理は作らない」って言っているようなものです。火加減が悪かったのか、だし素材が合わなかったのか、煮込み時間が足りなかったのか、検証もせずにやめるのはもったいない。

広告も同じで、「なぜ反応しなかったか」を分析して改善すれば、同じお金でまったく違う結果が出るんです。

✓ ここまでのポイント

  • 広告費をかけない選択は「機会損失」であり、毎月・毎年、見えない形で大きな金額を失っている
  • 過去に広告が効かなかったのは、「設計の問題」であることがほとんど
  • 「広告はコスト」ではなく「広告は投資」という考え方への転換が、売上の壁を突破する第一歩

月3万円から始める「広告投資の正しい順序」とは

弊社でご支援しているオーナーさんに必ずお伝えしているのが、「最初から大きく張らなくていい」ということです。

広告投資には正しい順序があります。

ステップ1:店内販促から始める(コストほぼゼロ)
まずは今来てくれているお客さんに「もう1品頼んでもらう」「次も来てもらう」設計をする。POPやメニュー表のコピーを変えるだけで、客単価が上がるケースは珍しくないです。

ステップ2:LINE公式アカウントを整備する(月数千円〜)
来店したお客さんにLINE登録してもらい、再来店の仕組みをつくる。ここを整えてから新規集客に動かないと、新規が来ても流れていくだけです。

ステップ3:Google広告やチラシで新規を獲得する(月3万円〜)
ステップ1・2ができた状態で初めて広告投資が生きます。新規が来たら→LINE登録→再来店→単価アップ、という導線が完成するから。

この順序をすっ飛ばして「とりあえず広告出した」からうまくいかないんですね。逆に言えば、順序を守れば月3万円の広告費でも、ちゃんと数字として返ってきます。

「損している金額」を実感するための逆算

ここで、少し計算してみましょう。

あなたのお店の現在の月商が300万円だとします。「売上の天井」を突破するために月3万円の広告費を投じたとして、新規客が月20人増えたとします。

  • 新規20人×客単価5,000円=月10万円の売上増
  • 広告費3万円を引いても、月7万円のプラス
  • 年間にすると84万円のプラス

さらに、そのうち半分がリピーターになると仮定すれば、2年目以降はリピーター効果が積み上がって広告費を大きく上回るリターンが出ます。

「3万円が怖い」という気持ち、わかります。でも「3万円を使わなかった結果、年間84万円が入ってこなかった」という現実も、同時にあるわけです。

これが「広告費をコストと思っているオーナーが損する金額」の正体です。

「月商60万円の状態で、正直もう閉店しようかと思っていました。でも逆算で考えてみて、広告に月5万円投資したらどうなるか計算してみたんです。やってみたら半年後には月商が270万円になって、1年後には470万円、利益も200万円出るようになりました。広告費は今では全然怖くないです」

イタリアンレストランオーナー

まとめ:「投資」に変えるだけで、お店の未来は変わる

広告費を「コスト」と見るか「投資」と見るか。これは単なる言葉の問題じゃなくて、経営者としての判断軸の問題です。

「コスト」だと思うと、削りたくなる。でも「投資」だと思うと、リターンを計算して、正しく使う判断ができるようになる。

料理の腕を磨くのに10年かけてきたオーナーさんが、集客・広告の勉強を「1日もしたことがない」というのは、実はもったいないことなんですよ。同じ熱量で少し学ぶだけで、これまで取りこぼしてきた売上がちゃんと手元に戻ってきます。

まず何から始めればいいかわからない、という方には、弊社の無料の書籍プレゼントから試してもらえると具体的なイメージが掴みやすいはずです。繁盛しているお店が実際にどんなことをやっているか、事例ベースで書いてありますので。

「うちの場合はどうすればいいの?」という方は、増益繁盛クラブのゴールドクラスにご参加いただければ、会員掲示板やZOOM勉強会で実際のご状況を聞きながら一緒に考えることができます。初月980円で始められるので、まずは試してみてください。

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静岡・清水から全国の飲食店オーナーさんを応援しています。一緒に「売上の壁」を突破しましょう。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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