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SNSを毎日更新しても飲食店の集客に効かない、本当の理由

SNSを毎日更新しても飲食店の集客に効かない、本当の理由

「毎日Instagramに料理写真を投稿しているのに、いいねは増えるけど来店につながらない」

「フォロワーは500人いるのに、新規のお客さんが増えた実感がゼロ」

「SNSに時間を使いすぎて、肝心の料理に集中できていない気がする」

こういう悩み、飲食店をやっている方ならかなり共感するんじゃないかと思います。

今日はですね、実際に増益繁盛クラブの会員さんと話した内容をもとに、「SNSを頑張っているのに集客に効かない、本当の理由」を掘り下げてみたいと思います。インタビュー形式でお届けしますので、ぜひ自分のお店に置き換えながら読んでみてください。

こんな方におすすめ

  • ✅ 毎日SNSを更新しているのに来店につながらないと感じている飲食店オーナー
  • ✅ いいね・フォロワーは増えているのに売上が変わらない方
  • ✅ SNS・LINE・店内POPをどう組み合わせればいいか知りたい方
  • ✅ 新規集客とリピーター獲得を同時に仕組み化したい方
  • ✅ SNSに費やす時間を減らしながら、もっと効果を出したい方
SNSを毎日更新しても飲食店の集客に効かない、本当の理由 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「いいね」は増えているのに、なぜお客さんが来ないのか

先日、増益繁盛クラブの会員さんで、静岡県内で和食居酒屋を営む40代の店主Aさんとこんな話になりました。

Aさん:「ジョイマンさん、もう本当に悩んでいて。毎日Instagramを更新して、フォロワーも600人ほどいるんですよ。料理の写真にもこだわっていて、反応もそれなりにあるんですが……全然来店につながらないんです。SNSって意味あるんですかね?」

ジョイマン:「Aさん、それはですね、SNSが悪いんじゃないんですよ。問題は、SNSで完結させようとしていること。要は、SNSは『認知』のツールであって、それだけで来店まで持っていこうとするのは、漫才で言えばボケだけやってオチをつけていない状態なんです(笑)」

Aさん:「……なるほど。じゃあオチって何ですか?」

そうなんです。SNS単体では「知ってもらう」ことまでしかできません。来店してもらうには、「知る→興味を持つ→行動する」という導線が設計されていないといけない。ここが抜けているお店が本当に多い。

SNSのフォロワーが増えても、その人たちがお店に来るための「次のステップ」が用意されていないと、ずっと「いいね止まり」になってしまうんです。

SNS・LINE・店内POPは「役割分担」が全て

ジョイマン:「Aさん、ちょっと聞いていいですか。Instagramの投稿に、LINEの友だち追加の誘導はしていますか?」

Aさん:「いや、やっていないですね。プロフィールにお店のURLは書いてあるんですが……」

ジョイマン:「そこですよ。ま、要はですね、SNSとLINEと店内POPをそれぞれ独立したツールとして使っているのが問題で、この3つに役割を持たせて連動させる必要があるんです」

具体的にはこういう形でですね、整理するとわかりやすいです。

  • SNS(Instagram):「認知」──まだ来たことのない人に存在を知ってもらう
  • LINE公式アカウント:「関係構築」──来てくれた人、気になっている人とつながり続ける
  • 店内POP:「単価向上」──すでに来ているお客さんに追加注文・高単価メニューを選んでもらう

この3つがバラバラに動いているお店は、SNSをいくら頑張っても「穴の開いたバケツ」に水を注いでいるのと同じ。Instagramで認知してくれた人をLINEに誘導して関係を育てる、そこから来店につなげて、来店したらPOPで単価を上げる。この流れを設計しないと、どんなに投稿を頑張っても限界があります。

✓ ここまでのポイント

  • SNSは「認知」までのツール。来店導線はSNS→LINE→来店→再来店の順に設計する必要がある
  • SNS・LINE・店内POPにはそれぞれ明確な役割があり、連動させることで初めて集客が機能する
  • 「いいね」が増えているのに来店につながらない原因は、SNSの使い方ではなく「導線の欠落」にある

Aさんが実践した「3ステップ導線」で起きたこと

Aさん:「じゃあ具体的に何から手をつければいいですか?」

ジョイマン:「まず、InstagramのプロフィールにLINEの友だち追加のQRコードを貼る。次に、店内のテーブルや会計のタイミングでLINEへ誘導するPOPを置く。これだけで全然変わります。LINEにつながってくれたお客さんには、週1回のペースで『今週のおすすめ』や『限定クーポン』を送る。そうすると、来てくれたお客さんが次回も来てくれるようになる」

Aさんはこれを実践した結果、3ヶ月でLINEの友だちが220人増えて、配信のたびに予約が入るようになったと報告してくれました。「いいね」は相変わらず増え続けていますが、今は「来てくれた方をLINEでつなぎとめる」という目的でSNSを使えている、とのことです。

SNS投稿の内容は変えていないのに、です。

変えたのは「導線」だけ。それだけで結果がまるで変わった、というのがAさんのケースでした。

「チラシとGoogle広告を組み合わせたら6ヶ月で月商が350万円から620万円になりました。新規のお客さんが約2倍になって、客単価も1,400円上がったんです。SNSだけに頼っていた自分が恥ずかしいくらいです(笑)」

居酒屋オーナー(40代・男性)

「LINEの集客とフォローアップを自動化してから、リピート率が38%から71%に上がって、年間で月商が1.6倍になりました。毎日SNSを更新していたときより、はるかに効果が出ています」

美容室オーナー(2店舗経営・30代・女性)

「SNSを頑張れば集客できる」という思い込みが、時間と体力を奪っている

もう一つ、Aさんとの会話で出てきた重要な話があります。

Aさん:「毎日投稿しないといけないと思って、夜中に写真を撮って文章を考えて……それだけで1〜2時間かかっていました」

ジョイマン:「それ、正直に言いますね。その時間、もっと有効に使える場所があります。毎日更新する必要は、飲食店の場合は基本的にないんです。週3回でいい。むしろ1回の投稿の質を上げて、その投稿でLINEへ誘導する文言を必ず入れる。そっちの方がよっぽど効果が出ます」

SNSに時間をかけすぎているオーナーさんは本当に多い。毎日更新しているのに来店につながらない、という状況が続くと「やっても意味がない」という気持ちになって、結局やめてしまう。もったいないですよね。

SNSは「毎日更新すること」が目的じゃない。「来店につながる認知を作ること」が目的です。この目的を忘れて更新そのものが目的化してしまうと、体力とお金と時間をどんどん消耗してしまう。

ここをしっかり切り替えるだけで、SNSにかける時間は半分以下になるのに、効果は2倍以上になる。これはAさんが身をもって証明してくれました。

まとめ:SNSの問題は「やり方」ではなく「使い方」にある

今日お伝えしたことを整理するとですね、こういうことです。

  • SNS単体で来店まで持っていこうとするのが最大の間違い
  • SNS→LINE→来店→再来店という導線を設計することが先決
  • SNSは「認知」、LINEは「関係構築」、店内POPは「単価向上」という役割分担を明確にする
  • 毎日更新するより、投稿の中に「次のアクション」を仕込む方が効果が出る

飲食店の集客って、実はシンプルなんですよ。お客さんに「知ってもらう→来てもらう→また来てもらう」この3段階を、それぞれのツールで担当させるだけ。ただ、これを「正しい順序」で実装することが大事で、ここをすっ飛ばしてSNSだけで何とかしようとすると、いつまでも「いいね止まり」になる。

「うちのSNSって本当に効いているのかな」と感じている方、ぜひ一度、自分のお店の導線を見直してみてください。

具体的にどこから手をつければいいかわからない、という方は、まず下のリンクから情報を受け取ってみてください。繁盛店が何をやっているか、その仕組みをまとめた内容をお伝えしています。お気軽にどうぞ。

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静岡・清水を拠点に、北海道から沖縄、海外の方まで一緒に取り組んでいます。「うちのお店のケースで考えたい」という方も、お気軽にどうぞ。お待ちしています。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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