あなたの店舗の業績が一気に向上するきっかけ

2013年7月17日
from:新宿のホテルから
by :ハワードジョイマン

「あのお店、最近、一気に客数増えているよね」
「あのお店、この2年くらいで、一気に店舗数増やしたよね」

あなたも自分の地元などで、
一気に業績を伸ばしていった店舗や店舗数を増やした店舗を
見たことがあるかもしれません。

こういうお店を見て、
「いいな~、うちの店もこう、ぐーんと伸びたら良いのにな~」と
思ったことがあるのではないでしょうか。

それは、経営者として
自然なことで、やっぱり業績を伸ばしたいと言う気持ちは大事です。

へんに
「私は、そういうのは興味ない」というよりも
店舗業績を伸ばす資質が備わっていますよ。

でも、業績を伸ばしたい気持ちがある一方で、
一気に変わることへの不安感が
気持ちの奥底で持たれている方がいるのも
事実です。

変わりたいけど、変わることへの不安。

誰でも持ち合わせている心理的な要素です。

私は、クライアントさんの考え方や
どのような方向性を考えているのかによって
アドバイスする内容も変わるのですが、
今日は、経営者なら常に考えておいてほしい
考え方をお話したいと思います。

あなたは、経営革新とかブレイクスルーという
言葉は聞いたことがありますか?

一気に業績を伸ばすきっかけになったり、
店舗展開が加速していった会社などは、
ブレイクスルーが起こって、
それがきっかけとなり、
業績や店舗数の拡大に結び付いたと言う話は
よくあることです。

でも、革新とかブレイクスルーっていうのは、
何やら他社からみたら、漠然として
自分の会社だったら、何をすれば
革新が起こるのか?
ブレイクスルーが起こるのか?
なんて、分からないことが多いようです。

そこで今日は、
自分の商売に革新やブレイクスルーを起こす方法を
お話したいと思います。

今日話すことは、
革新やブレイクスルーを起こす方法のうちの
1つです。

もちろん、色々な方法やきっかけがあるので、
これが全てだということはありませんが、
経営者として心の片隅において、
この考えを自分自身に投げかけていると、
将来、役に立つ時がきます。

「革新、ブレイクスルーのきっかけは、
 矛盾の統合から始まる」

大事なことなので、
もう一度、言いますね。

「革新、ブレイクスルーのきっかけは、
 矛盾の統合から始まる」

矛盾と言うのは、
あなたもご存じのとおり
相反することです。

この相反することを統合した時に、
あなたの会社に革新、ブレイクスルーが起こるのです。

実は、あなたの身近な所にも
こうした事例はあるのです。

でも、気付いてない方が多いです。

例えば、黒い色をした黒綿棒。

これは販売した際に
爆発的ヒットを飛ばした商品です。

普通綿棒は白いですよね。
白という色には衛生的という
イメージがあります。

だから、白衣も綿棒も
もちろん白が当たり前。

むしろ、黒と言うのは
その正反対に位置する色です。

でも、黒い綿棒が登場した。

でも、黒い綿棒には
役立つ点もありました。

それは黒の綿棒により耳垢が見えやすくなったと言う点です。

白が当たり前の世界に
黒い綿棒が登場した訳です。

まさに、革新ですよね。

他にもありますが、
もう1つの例としては、

フランチャイズシステムも
矛盾の統合から生まれたビジネスシステムです。

例えば、飲食店のフランチャイズを考えてみてください。

分かりやすい例が良いので、
お寿司屋さんのフランチャイズ何かを考えてみましょう。

いわゆる回転ずしですね。

寿司と言えば、10年くらいは修行して
ようやく寿司を握らせてもらえるのが
業界の常識でしたよね。

ある意味、職人の世界では、
こうした仕組みでバランスを保ってきました。

でも、これは複数店舗できない
理由でもありました。

そこで、職人が必要な世界に
職人がいらない状況を作り出すにはどうしたらいいのか?

という相反する矛盾を統合した訳です。
それがフランチャイズシステムです。

誰でも
同じ品質の商品やサービスを
どこの場所でも同じように提供できる。

このように、
相反する矛盾を統合すると
今までの常識では考えられない
新しいものが生み出されるのです。

それは商品かもしれないし、
ビジネスアイデアかもしれません。

もちろん、ぱっとすぐに思いつくものでもありません。
しかし、今の思考の延長線上では
ビジネスが立ち行かない場合もあります。

そんな時に、
相反する矛盾を統合することで
今までは考えられなかった革新、
ブレイクスルーを起こすことができるのです。

もちろん、
マスコミからも取り上げられるでしょう。

異端児とは
業界における非常識な人間を指すことが多いですが、
それはむしろ違います。

異端児ほど
冷静客観的にビジネスをとらえ、
よりよいモノを提供している人はいません。

経営者は、
今すぐの売上を上げたいと言う切実な思いを持つことは
当たり前です。

しかし、商売は長距離マラソンです。

だからこそ、商売そのもの、全体の枠組みに関しても
常に疑問を持ち、改善する、変革するということも
忘れてはなりません。

そこで今日のテーマ

「矛盾の統合」

を、ぜひ、心の片隅に留めておいてください。

あなたの商売が、
更なる発展をとげるきっかけになることでしょう。

応援しています!

ハワードジョイマン

追伸

真の実力ある経営者の育成をするために
私は会員制サービスを運営しています。

経営者は絶えず勉強をする必要があります。
あなたも継続的に学び、
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