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食べログ依存から脱却した飲食店が、その後の半年で起きた変化を全部書く

食べログ依存から脱却した飲食店が、その後の半年で起きた変化を全部書く

「食べログの掲載をやめたら、新規のお客さんがゼロになるんじゃないか……」

そんな恐怖、感じたことありませんか?

実はこれ、私がコンサルティングをしている飲食店オーナーさんに、ものすごく多い悩みなんです。毎月の掲載料を払い続けて、クーポン目当てのお客さんが来て、でもリピートはしない。かといってやめる勇気もない。そのループから抜け出せずに疲弊してしまっている方が本当に多い。

今回は、実際に食べログ依存から脱却した飲食店の事例をもとに、「脱却後の半年間で何が起きたか」をできるだけ具体的に書いていこうと思います。「自分には難しそう」と思っている方ほど、ぜひ最後まで読んでみてください。

こんな方におすすめ

  • ✅ 食べログやホットペッパーに毎月掲載料を払い続けているが、効果に疑問を感じている飲食店オーナー
  • ✅ クーポン客はよく来るのに、リピーターが全然増えないと悩んでいる方
  • ✅ 自前の集客導線を作りたいが、何から始めればいいかわからない方
  • ✅ Google・LINE・SNSを活用した集客に興味はあるが、パソコンやスマホが少し苦手な方
  • ✅ 掲載をやめた後に売上が落ちるのが怖くて、踏み出せずにいる方
食べログ依存から脱却した飲食店が、その後の半年で起きた変化を全部書く | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

なぜ「食べログ依存」は危険なのか、まず整理しておく

食べログを否定したいわけじゃないんです。あれはあれで、使い方次第では有効なツールです。問題は「依存」してしまうことにあります。

食べログに掲載しているお客さんが来てくれる仕組みは、ざっくりいうと「プラットフォームが集めたお客さんを、一時的に借りている」状態なんですよね。そのプラットフォームがルールを変えたり、掲載料が上がったり、競合店が同じ媒体で目立ち始めたりしたとき、一気に集客が崩れる。

しかも、クーポン目当てで来たお客さんは「クーポンがあるから来た」わけで、そのお店のファンになったわけじゃない。再来店してもらうためのつながりがゼロのまま、毎月また新規集客にお金をかけ続ける。これが続くと、広告費だけが積み上がって、利益が残らなくなっていきます。

私が一番問題だと思っているのは、「自前の集客導線」が育っていないまま時間が過ぎていくことです。ここに早く気づいた店が、次のステージに進めます。

脱却の第一歩は「3つの導線」を自分で持つこと

じゃあ具体的に何をすればいいか、というところですね。難しく考えなくて大丈夫です。まず、自前の集客導線として作るべきものは3つだけです。

①Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)
お客さんが「〇〇 ランチ」「近くのイタリアン」と検索したときに、あなたのお店が出てくる仕組みです。無料で始められて、写真・営業時間・メニューを載せることができます。口コミが増えると検索結果での表示順位が上がるので、まずここを整備することが第一歩になります。

②LINE公式アカウント
お客さんが一度来てくれたとき、LINEでつながっておく仕組みです。「次回使えるクーポン」「新メニューのお知らせ」「季節限定メニューの案内」などを送ることで、再来店を促せます。食べログのクーポンと違うのは、「一度来てくれた人と直接つながれる」点です。あなたのお店のファンに育てていくための関係構築ツールと考えてください。

③Instagram(または自店SNS)
料理の写真や店の雰囲気を発信する場所です。ただし、Instagramだけで完結しようとするのは効果が出にくい。SNSは「認知を広げる」ための場所で、そこからLINEに誘導して関係を深め、Googleマップで信頼を積み上げる、という流れで使うのがポイントです。

この3つが連動して動き始めると、食べログなしでも新規客が入り、しかもリピートが増えるという状態が作れます。

✓ ここまでのポイント

  • 食べログ依存の問題は「プラットフォームに集客を借りている」構造にある。自前の導線がないまま時間が過ぎると、利益が残らない経営になりやすい。
  • 自前の集客導線として作るべきは「Googleマップ」「LINE公式アカウント」「SNS」の3つ。この3つを連動させることが脱却の基本形。

実際に脱却した飲食店、半年間で何が変わったか

ここからが本題です。実際に増益繁盛クラブの会員さんで、食べログ依存から抜け出した飲食店のケースをもとに書いていきます。

最初の1ヶ月は、とにかくGoogleビジネスプロフィールを整えることから始めました。写真を30枚以上追加して、メニューと価格を入力して、営業時間を正確に登録する。これだけです。大げさな費用もかからない。

2ヶ月目からは、来店したお客さんにLINE公式アカウントの登録を促す取り組みを開始。レジ横にQRコードを置いて、「LINE登録で次回ドリンク1杯プレゼント」という案内をしただけです。難しい設定は最初はほとんど不要で、とにかく登録者を増やすことを最初のゴールにしました。

3ヶ月目には、LINEの登録者が200人を超えたあたりから、週1回の配信を始めました。「今週のおすすめ」「仕込みの裏話」「スタッフ紹介」など、食べログのクーポンとは全然違う、お店の「人となり」が伝わるような内容です。

4〜5ヶ月目は、Instagramの投稿をLINEと連動させる形に変えました。「詳細はLINEで」という導線を作ったことで、SNSをただ眺めるだけだったフォロワーが、LINE友だちになってくれるケースが増え始めた。

6ヶ月が経過した時点での変化は、こんな感じです。

  • 食べログの掲載費:月3〜4万円 → 0円
  • Googleマップ経由の新規問い合わせ:月平均で以前の約1.7倍
  • LINEからの再来店率:体感で以前の2倍以上(クーポン客に振り回されなくなった)
  • 月商:じわじわと上向きに転換

派手な数字じゃないかもしれませんが、「掲載をやめたら死ぬ」と思っていた恐怖がなくなったことが、一番大きな変化だったとオーナーさんは言っていました。

「チラシとGoogle広告の組み合わせで、新規客が約2倍になりました。客単価も1,400円上がって、6ヶ月で月商が350万円から620万円になりました。ここまで変わるとは正直思っていなかったです」

居酒屋オーナー(40代・男性)

「LINE集客とフォローアップの自動化を導入してから、リピート率が38%から71%になりました。月商は年間で1.6倍になって、以前みたいにクーポン客に振り回される感覚がなくなりました」

美容室オーナー(2店舗運営・30代・女性)

「やってみたいけど、自分には難しそう」と感じたら読んでほしいこと

ここまで読んで、「なんとなく分かったけど、自分には無理かも」と思った方、正直に言いますよ。

最初から完璧にやろうとしなくていいです。Googleビジネスプロフィールに写真を10枚追加するだけでいい。LINE公式アカウントを作ってQRコードをレジ横に置くだけでいい。最初の一歩は本当に小さくていいんです。

私(ハワードジョイマン)自身も、市役所を辞めて独立した直後は仕事ゼロ、全財産が底をつくという経験をしています。そのときに実感したのは、「100の知識より1つの実践」だということ。考えすぎて動けない状態が一番もったいない。

中小企業診断士として21年間、1,000店舗以上の飲食店・美容室・小売店の経営を見てきた中で言えることがあるとすれば、食べログ依存から抜け出した店のほとんどは、特別なスキルや大きな予算があったわけじゃないんです。ただ「正しい順序で、一つひとつやった」だけです。

パソコンが苦手でも、SNSをほとんど使ったことがなくても、大丈夫です。まずGoogleマップを整えて、LINE公式を作って、そこから始める。それだけです。

まとめ:脱却は「恐怖を感じながら踏み出した日」から始まる

食べログ依存から脱却した飲食店の半年間の変化、全部書きました。

大事なポイントをまとめると、

  • 依存の問題は「自前の集客導線がない」こと
  • 作るべきは「Googleマップ」「LINE公式」「SNS」の3つ、この連動が鍵
  • 最初の1ヶ月はGoogleマップの整備だけでいい
  • 半年続けると、掲載費がなくても新規客とリピーターが両立する状態が作れる

怖いのは当然です。でも、そのまま毎月掲載費を払い続けて、クーポン客に振り回され続ける未来と、半年間小さく動き続けてプラットフォームから自立する未来、どちらを選ぶかは今日決められます。

「うちの場合はどこから始めればいいか、具体的に知りたい」という方は、まず無料で読める情報から始めてみてください。繁盛店が実践していることの秘密を書籍でまとめて公開しています。先着順なので、気になる方はお早めに。

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また、食べログ依存から脱却して自前の集客導線を作りたい方、売上の天井を突破したい方は、増益繁盛クラブでご一緒しましょう。初月980円から始められるので、試しに入ってみて「合わなければやめる」でも全然かまいません。

あなたのお店を増益繁盛店にするなら

静岡・清水から全国の飲食店オーナーさんを応援しています。一緒に次のステージへ進みましょう。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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