あれこれ

「目の前を通る人」を取り込めない飲食店が損している、年間420万円の話

「集客がうまくいかない」「広告を出してもなかなか新規客が増えない」……飲食店を経営していると、こういう悩みって尽きないですよね。

でも、ちょっと待ってください。

広告の前に、まず「店の目の前を毎日通っている人」にちゃんと気づいてもらえていますか?

のぼりは1本だけ。看板には店名しか書いていない。夜の照明はなんとなく薄暗い。……こういう状態の飲食店って、実は本当に多いんです。

こんにちは。繁盛店研究所スタッフの渥美昌代です。私は日ごろ、増益繁盛クラブの会員サポートやコンテンツ運営を担当しているんですが、会員さんからの相談を聞いていると、「集客の悩み」と思っていたことが、実は「外観の問題」だった、というケースに本当によく出会います。

今日はそのあたりを、数字も交えてお伝えしたいと思います。

こんな方におすすめ

  • ✅ 広告を出す前に、まず今すぐできる集客改善を知りたい飲食店オーナー
  • ✅ 「立地はそこそこいいはずなのに、通行人が素通りする」と感じている方
  • ✅ のぼり・看板・照明などの外観改善で売上が変わるのか知りたい方
  • ✅ 少ない投資で効果を出す集客の順序を知りたい経営者の方
  • ✅ 「5年営業しているのに最近できたんですか?と言われる」経験がある方
「目の前を通る人」を取り込めない飲食店が損している、年間420万円の話 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「気づいてもらう」だけで売上は変わる

私がいつも会員さんにお伝えしていることがあります。

お客様はまず「存在に気づく」ことが出発点です。どんなに美味しい料理を出していても、どんなにリピーター想いのサービスをしていても、そもそも「あ、こんなお店があるんだ」と気づいてもらえなければ、入ってきてくれません。

ジョイマン(代表のハワードジョイマン)がよく言っているんですが、「店の前を通る人の入店率を10%改善するだけで、年間420万円以上の売上増加につながることがある」という話、聞いてびっくりしませんでしたか?

私も最初に聞いたとき、「えっ、外観だけで?」と思いました。でも計算してみると、これは全然大げさじゃないんです。

たとえば1日100人が店の前を通るとして、入店率が1%から2%に上がれば、1日に1人多く来てくれることになります。客単価3,500円として、365日で計算すると……127万円以上。これが入店率5%改善なら600万円超、10%改善なら1,000万円規模になっていく。

「のぼりを増やす」「看板に商品名を書く」「照明を明るくする」──こういう話、地味に聞こえますよね。私もコンテンツを整理するまでは「そんなことで?」と思っていた部分がありました。でも、実際に会員さんの相談に乗って、改善後の声を聞いていると、本当に変わるんですよ、これが。

「のぼりは1本じゃダメ」という話

会員さんから相談を受けていると、「のぼりを立てています」とおっしゃる方が多い。でも話を聞くと、1本だけ、しかも入口の脇にひっそりと……というパターンが多いんですね。

ジョイマンが外観改善集客法の中でお伝えしているのは、「のぼりは最低でも9本」という話です。

これ、笑えるくらい「そんなに?」ってなりますよね(笑)。でも理由があって、人は「同じものを繰り返し目にすること」で初めて「意識」するようになるんです。1本だと目に入らなくても、9本並んでいれば「なんかここ、にぎやかだな」と立ち止まってくれる可能性が格段に上がる。

それから、看板に「店名」しか書いていないお店。これももったいないです。通行人は基本的に「○○食堂」という屋号には興味がありません(失礼ながら!)。「国産牛の炭火焼き」「地元産野菜のランチ」など、何が食べられるかが瞬時に伝わる商品名こそ看板の主役に据えるべきなんです。

私自身、畑仕事が好きで野菜を育てているんですが、野菜の看板を出している八百屋さんって、何が売っているかわかるじゃないですか。「今日のおすすめ:採れたてトマト」って書いてあるだけで足が止まるんですよね。飲食店も同じで、「何が食べられるか」が外から伝わるかどうかで、全然違います。

夜の照明で「売上が変わる」という現実

もうひとつ、見落とされがちなのが夜間の照明です。

夕方から夜にかけて、外が暗くなると「明るい場所」に人は自然と引き寄せられます。これ、心理的なものでもありますし、単純に「開いているかどうかわからない」と思われてしまうリスクもあります。

「うちは看板に電気を入れているよ」という方もいるんですが、ポイントは「他の店より明らかに明るいかどうか」です。周りと同じ明るさだと目立ちません。外から見て「ここだけ光っている」くらいのインパクトがあってはじめて、通行人の目を引けるんです。

ある居酒屋オーナーさんが、看板照明を変えてのぼりを複数本立てたら、それだけで週末の客数が明らかに増えた、とおっしゃっていました。広告費ゼロです。投資はのぼりと照明代だけ。

✓ ここまでのポイント

  • 通行人の入店率を10%改善するだけで、年間420万円以上の売上増加につながるケースがある
  • のぼりは1本ではなく複数本(目安9本)立てることで「存在感」が格段に変わる
  • 看板は「店名」より「何が食べられるか」を大きく見せることが重要

「5年やってるのに最近できたんですか?と言われた」問題の正体

会員さんの相談で、すごく印象的だったエピソードがあります。

5年以上営業している飲食店のオーナーさんが、初めて来たお客様から「最近オープンされたんですか?」と言われた、というんです。5年ですよ、5年。

「なんでだろう……」と話を聞いていくと、外観がほとんど変わっていなかった。のぼりも古くてくたびれている。看板の電球が1個切れかけている。夜は入口が少し暗い。……ひとつひとつは小さなことなんですが、積み重なると「存在感ゼロ」の店になってしまう。

これって、商品の品質とは別次元の話なんですよね。どんなに美味しい料理を作っていても、外観が「気づかれない状態」になっていたら、まずそのスタートラインにすら立てない。

私がよく思うのは、お店の外観って「毎日見ているから慣れてしまう」んですよね。オーナーさん自身は気になっていない部分でも、初めて通る人には「古びた感じ」「暗い感じ」として伝わってしまっている。だからこそ、第三者の目線でチェックすることが大事なんです。

「のぼりを増やして看板の表記を変えただけで、翌月から週末の新規のお問い合わせが増えました。こんなに違うとは思っていなかったです」

飲食店オーナー(居酒屋)/月商350万円→620万円(6ヶ月)達成

「外観を整えてから、Googleマップの口コミに『外から見てわかりやすい』というコメントをいただくようになりました。お客さんが来てくれる前から、信頼感を作れていたんだなと実感しています」

小売店オーナー(アパレル)/月商1,100万円達成

「外観」は集客の中でも最もコスパが高い投資のひとつ

私がコンテンツ運営をしていて感じるのは、「集客」と聞くとSNSや広告に目が向きがちですが、実は「外観改善」は最もコスパが高い集客施策のひとつだということです。

SNS運用は継続的な時間と工夫が必要ですし、広告はお金がかかります。でも、のぼりを増やして、看板に商品名を書いて、夜の照明を明るくする——これ、一度やってしまえば、あとは毎日ずっと働き続けてくれます。24時間365日、あなたの代わりに通行人に声をかけ続けてくれる「無言の営業マン」です。

増益繁盛クラブでは「外観改善集客法」として、具体的な改善ポイントを全2部・約2時間15分の動画でお伝えしています。会員さんから「見た瞬間に、今すぐやることが明確になった」とよく言っていただける内容です。

ジョイマンがよく言っているんですが、「集客の正しい順序」というのがあって、まず店内販促・外観改善から始めて、それからSNS・LINE、そして広告投資へと段階を踏んでいく。外観改善はその「最初のステップ」として、すごく大切な位置づけにあります。

まとめ:「目の前を通る人」はもうすでにいる

広告費を使う前に、まず確認してほしいのは、「今すでに目の前を通っている人に気づいてもらえているか」です。

年間420万円という数字は、決して大げさではありません。入店率が少し変わるだけで、積み重なると大きな売上差になる。そしてその改善は、のぼり・看板・照明という、すぐに動けることから始められます。

私・渥美が担当している会員サポートの中でも、「外観を変えたら変わった」という声は本当に多いです。猫が好きなのでよく「猫は日向の場所を知っている」なんて思うんですが(笑)、お店も「人が集まりやすい状態をつくること」が先ですよね。いい料理・いい技術はもちろん大前提。そこに「気づいてもらう仕掛け」が加わって、はじめてお客様が動いてくれます。

まず「今日から1本のぼりを増やす」「看板に商品名を足す」という小さな一歩から始めてみてください。

「100の知識より1つの実践」——これが私たち増益繁盛クラブの根っこにある考え方です。

もっと具体的に、繁盛店が実践していることを知りたい方は、ぜひ下記からどうぞ。お気軽にのぞいてみてください。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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