地中深く、縦に横に、無数の根が張り巡らされている。
その根が互いに絡み合い、栄養を運び合うことで、
初めて大樹は大樹になれる。
地上に立派な幹が見えるとき、地中では、見えない根が何年もかけて育っている。
一つの販促がうまくいって、売上が伸びることがあります。
しかしそれは、打ち上げ花火です。
夜空を明るく照らして、消える。
打ち上げ花火を上げるたびに疲弊している経営者を、私は何人も見てきました。
原因は明快です。
根が、一本しかないからです。
- リピート施策という根
- 客単価という根
- 口コミという根
- 商品力という根
- 接客という根
それぞれの根が地中で絡み合い、一本が揺れても、他の根が支える。
私がお伝えするコンテンツは、一つだけ学べば完成する「商品」ではありません。
根を一本ずつ、丁寧に育てていくものです。
正直に言えば、どんどん、わかってくれる人しかついて来てもらえない状況になっています。でも、根の話をしているのですから、仕方がありません。
こんな声を、ある経営者からいただいたことがあります。
今回の文章は「それを自分で言っちゃった」わけですが、大事なことなので書きました。
一本の根で、打ち上げ花火を上げることはできます。でも、大樹になるためには、全部の根が必要です。
いいとこ取りで繁盛店になれるほど、店舗経営は甘くありません。それは、木を見れば明らかです。根を一本だけ選んで大樹になった木は、この世に存在しないのですから。
気づいた時には、あなたの店の地中に、
誰にも見えない、しかし誰にも揺るがせない根が
張り巡らされているはずです。
それが、繁盛の正体です。