「先月まで3位だったのに、今月見たら12位に落ちてる……」
朝スマホを開いて食べログを確認した瞬間、背筋がゾッとした——そんな経験、ありませんか?
実は私(ジョイマン)のところには、こういう相談が本当に多く届きます。「食べログの順位が下がったんですが、どうすればいいですか?」ってやつですね。
で、話を聞いていると、多くの飲食店オーナーさんが順位が下がった瞬間に「ある判断」をしてしまっていることに気づくんですよ。その判断が、実は問題をさらに悪化させていたり、お金を無駄に溶かしていたりする。
今日はそのあたりを、私自身がコンサルティングの現場で見てきたリアルな話を交えながら書いていきます。静岡で20年間、飲食店や美容室を中心に1,000店舗以上の経営支援をやってきた経験から、正直にお伝えしますね。
こんな方におすすめ
- ✅ 食べログの順位が下がって焦っている飲食店・レストランのオーナーさん
- ✅ ポータルサイトの集客に依存していることに薄々不安を感じている方
- ✅ 食べログへの広告費用対効果が見えなくなっている方
- ✅ 順位が落ちたタイミングで「何をすべきか」を正しく知りたい方
- ✅ 口コミや集客導線を自前で持つ経営に移行したいと考えている方

まず「なぜ順位が下がったのか」を冷静に見極める
食べログの順位は、ある日突然ガクッと落ちることがあります。長年安定していた順位が動くので、オーナーさんにとっては「一大事」に感じるのは当然です。
でも、ここで一番やってはいけないのは、「とにかく何かしなければ」と焦って行動することです。
食べログの順位が下がる原因は大きく分けると、こんなことが考えられます。
- 近隣に新規出店した競合店が口コミを積み上げた
- 自店の口コミが最近ついていない(更新が止まっている)
- 食べログ側のアルゴリズム変更
- 有料プランの影響(広告掲載の有無が順位に影響する場合も)
これ、どれが原因かによって対処法がまったく変わってくるんですよね。なのに「とにかく広告費を上げれば上がるだろう」とか「口コミを急いで集めよう」といった判断を、原因を確認しないまましてしまうケースが非常に多いんです。
絶対やってはいけない判断①「広告費をとにかく上げる」
順位が落ちたとき、最初にやりがちなのが「食べログの有料プランをアップグレードする」か「広告費を増やす」という対応です。
気持ちはわかります。「お金を払えばなんとかなるだろう」という感覚、経営者なら誰でも一度は思うはずです。
ただ、これが本当に怖い判断なんですよ。
なぜかというと、食べログの有料プランに払うお金は「固定コスト」です。売上に関わらず毎月出ていく。対して、そのお金で増える集客が「費用に見合っているか」を検証している飲食店は、正直ほとんどないんですよね。
私がコンサルで関わってきたある居酒屋さんのケース。月に3万円以上を食べログの広告費に払い続けていたんですが、「その費用でどれだけの新規客が来ているか」を把握していなかった。試しに一度「食べログ経由です」というお客さんの数を1ヶ月カウントしてみたら、広告費を正当化できるほどの人数じゃなかった、という話がありました。
広告は「コスト」ではなく「投資」——これは私がいつも言っていることなんですが、投資である以上、リターンを計測しないといけない。食べログの広告費を増やす前に、まず「今の広告費でどれだけ回収できているか」を数値で確認することが先決です。
絶対やってはいけない判断②「口コミを人為的に集めようとする」
これも本当に多いんですよ。「口コミが少ないから順位が落ちたんだ、だから口コミを増やそう」という発想自体は悪くないんですが、その方法が問題になるケースがあります。
たとえば「知人・友人に頼んで口コミを書いてもらう」「口コミを書いてくれたらドリンク1杯サービスします、とお客さんに伝える」といったやり方ですね。
食べログは口コミの信頼性を機械的に判断する仕組みを持っています。不自然な口コミが集中すると、むしろ評価が下がったり、アカウントへの影響が出たりすることも報告されています。
それに、仮にうまくいったとしても、それは「砂の上の城」なんですよ。食べログ側のアルゴリズムが変わった瞬間、また崩れる。
正しいのは、来店してくださったお客さんに「自然に口コミを書いてもらえる体験」を作ることです。料理のクオリティはもちろん、写真映えする一皿、スタッフとの会話、店内の雰囲気——こういった「語りたくなる体験」が積み重なることで、自然と口コミが増えていきます。これは時間がかかりますが、崩れない土台になる。
✓ ここまでのポイント
- 食べログの順位が下がっても、原因を特定しないまま「広告費アップ」に動くのは危険。まず費用対効果を数値で確認すること。
- 口コミを人工的に集めようとするのは短期的にも長期的にもリスクが高い。自然に語りたくなる来店体験の設計が正解。
絶対やってはいけない判断③「食べログだけを見て経営判断する」
これが、3つの中でいちばん根本的な問題です。
食べログの順位が下がった、という事実は確かにあります。でもそれは「現象」であって「原因」ではない。
多くの飲食店オーナーさんが陥りがちなのは、食べログの数字が経営の全体像を示しているかのように感じてしまうことなんですよ。でも現実には、食べログは「集客チャネルの一つ」でしかありません。
本当に確認すべきは——
- 今月の来客数は先月と比べてどうか
- 客単価は維持されているか
- リピーターの比率はどうか
- Googleマップの検索表示回数はどうか
- Instagram経由で来てくれたお客さんはいるか
こういった数字です。食べログの順位が下がっても、Googleマップ経由の予約が増えていれば、トータルの集客は落ちていないかもしれない。逆に食べログの順位が高くても、客単価が下がり続けているなら問題は別にある。
ある会員さんから「食べログの順位が落ちて、売上も一緒に落ちた」という相談を受けたことがあります。話をよく聞いてみると、食べログの順位が落ちたのと同じ時期に、近くに大型チェーンが出店していたんですよ。原因は食べログじゃなくて、競合環境の変化だった。そこに気づかず食べログの対策だけに集中しても、問題は解決しなかったはずです。
「チラシとGoogle広告に切り替えたら、新規客が約2倍になりました。食べログの順位を気にしていた頃より、今の方がはるかに手ごたえがある。月商も350万円から620万円まで伸びました」
居酒屋オーナー(40代・男性)/6ヶ月で達成・客単価1,400円アップ
そうなんです。食べログの順位を追いかけることに必死になっている間に、実は他の集客チャネルを整備した方がよっぽど効果的だった——という事例は、決して珍しくないんですよ。
じゃあ、順位が下がった時に本当にやるべきことは?
順位が下がった時の正しいアクションは、シンプルに言うと「自前の集客導線を整える」ことです。
食べログに頼りきっている状態は、「他人の土地に畑を作っている」ようなものなんですよ。アルゴリズムが変わったり、掲載ルールが変わったりしたら、その瞬間に収穫がゼロになる。
具体的には、こういう順序で整えていくのがおすすめです。
ステップ① Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を整備する
無料で使えて、検索エンジンへの露出に直結します。写真の更新、営業時間・メニューの最新化、Googleへの口コミ対応——これだけで集客力が変わります。
ステップ② LINE公式アカウントで既存客をつなぎとめる
新規集客も大事ですが、一度来てくれたお客さんが戻ってくる仕組みを作る方が、実は費用対効果が高い。LINEでのクーポン配信や新メニュー案内が、再来店のきっかけになります。
ステップ③ Instagramを「認知」の窓口として設計する
SNSは「いいね」を集める場所じゃなくて、「来店したい」という気持ちを育てる場所です。料理の写真、スタッフの顔、店の雰囲気——こういったコンテンツが積み重なることで、食べログを経由しなくてもお客さんが来てくれるようになります。
ポータルサイト一強から抜け出した飲食店は、上の3つを軸にして、食べログはあくまでも「補助的なチャネル」として位置づけています。依存じゃなくて、活用する関係に変えるわけですね。
「LINEのリピーター集客を仕組み化してから、リピート率が38%から71%になりました。食べログに振り回されていた頃とは全然違います。年間で月商が1.6倍になりましたよ」
美容室オーナー(2店舗経営・50代・女性)
まとめ:食べログの順位に振り回されない経営の土台を作ろう
食べログの順位が下がる、というのは確かに焦る出来事です。でもその焦りの中でやってしまいがちな「広告費を根拠なく上げる」「口コミを人工的に集めようとする」「食べログだけを見て経営判断する」——この3つは、状況を悪化させるか、お金を無駄にするかのどちらかに繋がってしまうことが多い。
本当に必要なのは、一つのポータルサイトに依存しない「自前の集客導線」を持つことです。Googleマップ・LINE・Instagramを組み合わせれば、食べログの順位に一喜一憂しない経営の土台が作れる。
私が静岡・清水を拠点に20年間やってきて、1,000店舗以上を見てきた経験からはっきり言えるのは——繁盛している飲食店は、ポータルサイトを「使いこなしている」んです。依存じゃなくてね。
こういった集客の仕組みを一緒に考えていきたい方は、ぜひ下のリンクをご覧ください。まずは無料のコンテンツから、気軽に読んでみてもらえると嬉しいです。
食べログの順位に振り回されることなく、自分の力で集客できる経営を一緒に作っていきましょう。お待ちしております。