飲食店オーナーがChatGPTで最初にやるべき、メニュー考案の指示文
「ChatGPTって話題だけど、自分の店でどう使えばいいかピンとこない」
「とりあえず触ってみたけど、なんか面白くない答えしか返ってこない」
「メニュー開発に使えるって聞いたけど、何を入力すればいいの?」
……こういう声、最近ほんとうに多いんですよ。
こんにちは、静岡市清水区を拠点に飲食店・美容室・小売店の利益最大化を支援している、ハワードジョイマンです。中小企業診断士として21年、全国1,000店舗以上の経営者さんと向き合ってきました。
今回は少し趣向を変えて、先日会員さんとZOOMでやり取りした内容を再現しながら、「飲食店オーナーがChatGPTで最初にやるべきメニュー考案の指示文」についてお話しします。インタビュー形式でお届けするので、実際の対話の雰囲気をそのまま感じてもらえると思います。
こんな方におすすめ
- ✅ ChatGPTを試してみたが、使い方がよくわからず止まってしまっている飲食店オーナー
- ✅ 新メニューのアイデアが出なくて困っている方
- ✅ 季節メニューや名物メニューを効率よく考案したい方
- ✅ AIを活用して販促・業務を効率化したいと思っている経営者の方
- ✅ 「AIは便利そうだけど自分には難しい」と感じている方

「ただ質問しても面白くない」——最初の壁はここにある
これは実際に会員さん(大阪で居酒屋を経営されている40代の男性オーナー・Kさん)がZOOMで言っていた言葉なんですが——
「ジョイマンさん、ChatGPTに『新メニューを考えて』って打ったら、どこにでもあるメニューが出てきただけで…。正直、Googleで検索するのと変わらない気がして」
これ、すごくよくわかります。ま、要はですね、ChatGPTも「情報が少ないと、平均的な答え」しか返せないんですよ。人間と一緒です。初めて会った人に「何かいい料理教えて」って聞いても、無難なことしか言えないじゃないですか。
でも「うちは清水港近くの漁師町の居酒屋で、地元の50代男性サラリーマンがメインで、駿河湾の地魚を売りにしてるんだけど、最近刺身以外の変わった使い方を探してる」と言ったら——全然違う提案が返ってきますよね。
これが、最初にやるべき「指示文の設計」なんです。
最初にやるべきプロンプト——「店のプロフィールを読ませる」
Kさんとのやり取りの中で実際にやってもらったのがこれです。
まず最初に、ChatGPTに「あなたは私の店専属のメニュー開発アドバイザーです」と役割を与える。そして店の情報を一気に読ませる。具体的にはこういう形でですね——
【店舗情報】 ・店名:○○居酒屋 ・場所:○○駅から徒歩3分、住宅街と繁華街の間 ・客層:30〜50代の地元サラリーマン男性が中心、女性グループも増えている ・売りにしているもの:地元産の鮮魚、地酒、手作りの一品料理 ・現在の悩み:刺身盛り合わせの売上が7割を占めていて、単価が上がらない ・目指したいこと:一品料理の客単価を1,000円上げたい ・季節:これから秋冬に向けて新メニューを出したい 上記を踏まえて、私の店の強みを活かした秋冬の新メニューを5つ提案してください。それぞれ「メニュー名」「使用食材」「ウリのポイント(お客様へのPOP文3行)」をセットで教えてください。
このくらい情報を入れると、ChatGPTの返答がガラッと変わります。Kさんも「全然違う!これ使えます!」と声が上がりました。
ポイントは「どんな店か」「誰に向けてか」「今困っていることは何か」「何を実現したいか」——この4つを最初に伝えること。これを私は「店のプロフィールを読ませる」と呼んでいます。
✓ ここまでのポイント
- ChatGPTに「新メニューを考えて」だけでは平凡な答えしか返ってこない。店の背景・客層・悩み・目標を先に渡すことで回答の質が劇的に変わる。
- 最初のプロンプトに「役割設定(専属アドバイザーとして)」+「店舗プロフィール」+「具体的な依頼」の3点セットを入れると効果的。
「名物メニューはAIで作れる」——組み合わせの発想が鍵
Kさんとの対話で、もう一つ試してもらったのが「既存メニューの組み合わせで名物を作る」というアプローチです。
「麻婆豆腐と唐揚げを組み合わせたら麻婆チキンになるし、カツとカレーを合わせたらカツカレーになる。新食材を仕入れなくていい、今あるもので作れる、っていうのが名物メニューの本質なんですよ」と話したら、Kさんに「そういう視点で考えたことなかった!」と言ってもらえて。
ChatGPTへの指示文はこうなります——
私の店には以下のメニューがあります。 【既存メニュー一覧】 ・刺身盛り合わせ、焼き鳥、だし巻き卵、冷奴、鮭のちゃんちゃん焼き、豚の角煮… (ここに今あるメニューを列挙する) これらを組み合わせたり、アレンジしたりすることで生まれる「ありそうでなかった」新メニューを3つ提案してください。 条件: ・地元産の食材の良さが引き立つもの ・SNSで映えるビジュアルになるもの ・ネーミングも一緒に考えてください(インパクトある名前で)
この指示文を入れると、ChatGPTはかなり面白い組み合わせを提案してきます。全部そのまま採用しなくていい。3つのうち1つでも「これいいな」と思えるアイデアが出れば御の字です。
あとはそのメニューにPOP文をつけて、試作してSNSに投稿する——という流れにつながっていきます。
「月商60万円で赤字続きでしたが、名物メニューを作り直して集客の切り口を変えたら、今では月商470万円・利益200万円になりました。ChatGPTで名前を考えたメニューが地元の人気メニューになっています」
イタリアンレストラン経営者(40代・男性)
「プロンプト1個で販促文まで完成する」——時間短縮の実感
Kさんとのやり取りで印象的だったのが、「メニューを考えるだけじゃなくて、POPやSNS投稿文まで一緒に作れる」と気づいた瞬間の反応でした。
「え、これ全部一個の指示文でできるんですか?」って。
そうなんですよ。ChatGPTは会話が続く限り、文脈を保持してくれます。だから最初に店のプロフィールを読ませてしまえば、あとは「このメニューのPOPを書いて」「Instagramの投稿文も作って」「LINEの告知文も」と続けていくだけ。
以前なら1時間かかっていた作業が15〜20分で終わる。これが販促文作成速度10倍という感覚につながっていきます。
小売店のアパレルオーナーさんが「AIで販促文の作成速度が10倍になった」とおっしゃっていましたが、飲食店でも全く同じことが起きます。
「POPとSNS訴求をAIで統一したら、客単価が1.8倍になって月商1,100万円を達成できました。最初は自分にできるか半信半疑でしたが、指示文の書き方を覚えたら止まらなくなりました」
小売店(アパレル)経営者(50代・女性)
【まとめ】最初の一歩は「店のプロフィールを書くこと」から
ChatGPTでメニューを考えるとき、最初にやるべきことはたった一つです。
「自分の店のプロフィールを、ChatGPTに読ませること」。
客層・立地・売り・悩み・目標——この5つを整理して入力するだけで、返ってくる答えのレベルが別物になります。しかもその作業自体が、自分のお店のセンターピン(経営の核)を言語化するトレーニングにもなる。
「100の知識より1つの実践」という言葉を私はよく使うんですが、まずは今日、紙に自店のプロフィールを書き出してみてください。それをChatGPTに貼り付けてメニューを聞いてみる。それだけで十分です。
AIを使いこなすのに特別なスキルは要りません。必要なのは「自分の店のことを言語化する力」と「やってみる勇気」だけです。
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