2.集客対策

「え~ 無茶しよるなー」

 
From : 神戸のそば屋
By : 鳥羽洋史

「大将!凄いです!五枚でもう一軒取れました!」

「鴨肉を取ってもらうことになりました」

「ありがとうございました、ホントにびっくりしました」

と、
ニコニコ顔で厨房に入って来た、
●●商事の●岡君です。

実は、食品卸業者の●岡君、
先日、うかない顔で、私に相談してきました。

「会社から新規のお客さんを取ってこい!って言われてるん
ですが、まったく取れなくて、ぜんぜん話も聞いてもらえません、
大将、どうしたらいいですか?誰か紹介して下さい」

そこで、
私、
「もう僕の知ってるとこは全部紹介したやんかー」

「もう、紹介するとこあれへんがな!」

「そんな、価格表を持って行ったって、何処もたいして
値段なんか変わらへんし、ちょっとくらい安かったって、それで
取ってくれた人はまたすぐ安いとこがあったら変わるやろうし、
意味無いで~」

「それに、忙しい時にそんなおまえみたいな営業のもんが来たら
手を止めてまでしゃべらなあかんし、かなわんでー」
と言い、
その時ちょうど持っていた店のチラシを見せて
こう言いました。

「君もこんなん作ったらいいねん!」

「チラシはいいぞー 自分で言われへん事を言ってくれるし、
同じ事を何人にでも言ってくれるし、しかも、ごみ箱に捨てられても
人みたいに傷つかんし、ショックも受けへんし、僕はこれがなかったら
商売にならへんでー」

●岡君、「えっ!僕が何を書けばいいですかー?」

すると、私はこう言いました。
   
「そうやなーまずは、自己紹介やな~
それと、どう言う思いで仕事をしてるのか、
自分から商品を買ったらどんな良いことがあるのか、
そしてどうして欲しいのかを書けばいいねん!」

「手書きでな~ 字が下手でも丁寧に書けばいいから」

「今はもう何処も同じような会社や、同じような商品ばかり
価格も同じようなもんやし、もう何を買うか?ではなく
誰から買うかってことやから、もっと自分を分かってもらった方が
いいのと違うかー 商品説明なんかその後や~」

それから2~3日して、
●岡君が、お客様に渡すチラシならぬ手紙を持ってきました。

それには、
名前や年齢、小学校の娘と幼稚園の息子が居ること

趣味は、競馬で週に一回、2千円だけやること

最近、腰の調子が悪くて、整形外科に通っていること

食品のことやどんなことでも
遠慮せずに相談して下さいと書いてありました。

あとは、携帯電話の番号です。

それを見て、「あとは、顔写真を貼ってお客様に出してみ~」
と言ってから2~3日後のことです。

そして冒頭のセリフです。
「大将!凄いです!五枚でもう一軒取れました!」
でした。

あなたは、この話を聞いてどう思いますか?

わたしも、自分でやってみろと言ったものの
あまりの反応が出る速さに正直びっくりしました。

何カ月も会社のパンフレットと価格表をもって営業に回っていても
一件の新規のお客様も取れなかった●岡君が
紙にあれだけのことを書いて渡しただけで取れたのですから。

わたしは、あらためて販促物の凄さを感じました。

●岡君の行動力も凄かった!

わたしもこの事が嬉しくてこれからもっともっと
チラシやはがきDMなどを実践して行こうと心から
思いました。

それでは、今日も張り切っていきましょう!

後で、聞いたのですが、
最初のあの5枚は、いい顔写真がなかったので、
プリクラの写真を貼って渡したそうです。

「え~ 無茶しよるなー」(笑)

鳥羽 洋史

追伸

そんな無茶をせえへんでも
売上を伸ばす方法が学べます。

私も参加している会員制サポート
増益繁盛クラブはこちらから
www.haward-joyman.com/zhc

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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