3.儲かる販促と利益アップ

お店が繁盛しない本当の理由(入門笑人流繁盛術 その2)

私は、増益繁盛クラブという会員制の経営コンサルティングサポートを行っております。そのため、主として地域で活動している小売店、飲食店、美容室、整体院の方から相談を受けます。

その中で、よくある相談が、「こだわりの商品やサービスを提供しているけど、結局、割引販売をしてしまい、お店の売り上げが伸び悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?」というものです。

あなたは大丈夫でしょうか?もし、あなたが同様の悩みを抱えているのであれば、ぜひ、耳を傾けてください。

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こだわりがある良い商品やサービスがあるのに
繁盛しないお店の悪循環パターンとは?
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「こだわりがある良い商品やサービスがあるのに、お客さんが来ない」

このように悩んでいるお店は、いつしか

「値段が高いからお客さんが来ないのではないか?」
「あの店も最近値下げしたから、お客さんが増えているみたいよ」

と、周りのお店が気になりだします。
そして、値段を下げて販売するようになります。

確かに値段を下げると、お客さんが来るようになります。

これは一見、良いように感じますね。

でも、それは一時的な話し。
割引期間が終わるとパタッとお客さんは来なくなります。

そうなんです。
すると前よりもひどい状況になるのです。

このような割引販売がきっかけで、
お店が閉店に追い込まれるお店が多いのです。

経済産業省傘下の中小企業庁が編纂している
中小企業白書という政府が発行している本があります。

そこでも、統計調査結果がでているのですが、お店が閉店した一番の理由は、「販売不振」となっております。

この販売不振のきっかけの根源にあるのは、利益がとれない割引販売なのです。

ようは、割引しないと売れない。
売っても利益が残らない。
そして、何もできなくなる・・・。

適正利益がとれない「安売り販売」は、いわば自らのお店の寿命を縮めている行為なのです。

というのも、値段を下げて販売するお店の実情というのは、

◆値段を下げた時しかお客さんが来なくなる
  →結局、いつも安売りしないといけなくなる。

◆割引販売によりお客さんは来るが、割引分だけ1商品当たりの利益が減る。→働いている割に、商品利益が減るためお店にお金が残らない。

◆しかし、来店者が増えるから在庫量や人件費は増える。
  →商品利益が減っているにも関わらず、費用が増える。
   仕入れ費用や人件費の上昇で、余計にお金が残らなくなる

◆仕入商品の中の一部売れ残りが廃棄処分となる。
  →通常時より廃棄ロスが増え、費用が余計に上昇する。

◆利益がでないから、広告チラシなどの販促費用を捻出できない。
設備が壊れても修理できない。改装できないからお店はどんどん老朽化する。

◆結果、来店者数が更に減り、他の安売り店にお客さんが流れていく。

こうして「販売不振」になるお店が多いのが現状なのです。

このような悪循環に陥り、閉店せざるを得ない状況に追い込まれるのです。

強烈な割引販売をしているお店は、一見客数がアップして、はた目からは繁盛しているように見えます。

でも実際は、今回説明したように、「割引しない時の方が良かった」という経営者も多いのです。

あなたは、この話を聞いて、「確かに割引してもお店は繁盛しない」、「割引しなくても繁盛する方法を知りたい」と感じたのではないでしょうか?

でも、その一方で、「そうは言っても、やはり今の時代、お店を経営するのは難しい」と感じているかもしれません。

でも大丈夫です。どのような時代でも繁盛するお店は沢山あります。

繁盛しないお店に、繁盛しない理由があるように、繁盛するお店は、繁盛するべくして繁盛するのです。

私はあなたに繁盛店になってもらいたいのです。

だからこそ、私はお店が着実に繁盛するために、お話させていただいております。

今の時代に繁盛するには、やるべきことが3つあるのです。

それは、
(1)他店と差別化をするのではなく、独自化をすること
(2)お店が儲かる仕組みを作ること
(3)価値を伝える表現力を身につけ、価値を共有すること
この3つなんです。

この3つの取り組みをすることで、

◆他店との競争からいっさい解放され、独自の繁盛路線を歩めます。

◆多くのお客さん(ファン)に囲まれ、客数減の悩みから解放されます。

◆割引しなくても商品が売れるようになり、お店に利益が残るようになります。

次のページでは、今日お話しした「笑人流繁盛術」の3つの基本的な考え方を1テーマずつお話します。

第2回目 他店と差別化をするのではなく、独自化をすること
第3回目 お店が儲かる仕組みを作ること
第4回目 価値を伝える表現力を身につけ、価値を共有すること

この3つを順番にお伝えしますね。

笑人 ハワードジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

これから笑人流繁盛術という
独自に体系化した繁盛手法を元に、
繁盛店作りのお話をします。

しかしながら、
もちろん繁盛する方法は、
1つだけではありません。

世の中に沢山あります。

だから、あなたが肌に合ったやり方を
見つけてくださいね。

もし、これからお話していく方法が、
あなたのお店の繁盛店作りに役立てば
嬉しいです。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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