最近、セミナーや会員さんとのやりとりの中で「POP、作りたいんだけどなかなか手が回らなくて……」という声をよく聞きます。
春から夏にかけて、メニューを季節替えするお店も増えてくる時期じゃないですか。新メニューを仕込んだのに、肝心のPOPが間に合わずにテーブルに何も置けないまま、なんてこともあるある話で。
そこで今回は、会員さんから実際にいただいた「やってみたら思ったより早かった!」という声をもとに、AIを使ったPOP作りの最短フローを整理してお伝えしようと思います。写真撮影から印刷まで、一連の流れを丸ごと解説しますね。
📋 この記事でわかること
- スマホ1台でできる「POP用写真撮影」のコツ
- AIを使ってPOPの文章を最短で仕上げる方法
- デザインから印刷まで、今日から実践できる具体的な手順
- POPで客単価が変わった実際の会員さんの事例
こんな方におすすめ
- ✅ POPを作りたいが時間と手間がかかりそうで後回しにしている飲食店オーナーさん
- ✅ AIを使ってみたいけれど、自分の店でどう活かせばいいかピンときていない方
- ✅ 新メニューの魅力をうまく伝えられず、注文数が伸びないと感じている方
- ✅ パソコンが苦手でもできるシンプルな販促手順を知りたい方
- ✅ 客単価を上げたいが、値上げには抵抗がある方

「POPを作る時間がない」は、フローを知らないだけだった
飲食店を経営している方って、本当に忙しいですよね。仕込みがあって、仕入れがあって、スタッフのシフト調整があって……という中で「POPを作る」というのが後回しになるのは、ある意味で当然です。
でも実は、POP作りが「大変」に感じる最大の理由は、フローが整理されていないからなんですね。何から始めればいいかわからないから、手が止まってしまう。
会員さんからこんな声をいただいたことがあります。
「POPって、デザインが得意な人がやるものだと思っていたんです。でもジョイマンさんに手順を教えてもらって、スマホとAIだけで1時間以内に仕上がったときは本当に驚きました。」
居酒屋オーナー(40代・男性)
そうなんですよ。POPは特別なスキルがなくても作れる。ただ「どんな順番で何をやるか」が明確になっていないと、途中で止まってしまうんです。
では、実際のフローを一緒に見ていきましょう。
STEP①:スマホで「売れるPOP写真」を撮る
POPの出来を大きく左右するのが、写真です。プロのカメラマンに頼む必要はありません。スマホで十分です。ただ、ちょっとしたコツがある。
POP写真撮影 STEP 1
料理を「少し前から」撮る
真上からではなく、斜め上45度くらいのアングルが料理をおいしそうに見せる黄金角度です。スマホを料理の真正面に持ってきて、少し上から覗き込むような感じ。これだけで雰囲気がグッと変わります。
⚠️ よくある失敗:蛍光灯の真下で撮ると白く飛んで食欲をそそらない写真になりがちです。窓際の自然光か、スマホのライトを横から当てるとぐっとおいしそうに仕上がります。
POP写真撮影 STEP 2
「背景」と「器」を整える
白い皿は背景を暗めにすると映える。黒い器は白や木目のボードを敷くと映える。100円ショップで売っているリメイクシートやクラフト紙を1枚用意するだけで、写真の質が変わります。
⚠️ よくある失敗:テーブルの上に他の食器や調味料が写り込んでいるまま撮ってしまうケースが多いです。撮影前に必ず一度「画面に映っているもの」を確認する習慣をつけましょう。
STEP②:AIで「売れるPOPコピー」を最短で仕上げる
写真が撮れたら、次は文章です。ここがPOP作りで一番詰まるポイントじゃないですか。「何を書けばいいかわからない」「センスがない気がする」という声はとても多い。
ここにAIを使うんです。
AIコピー作成 STEP 1
ChatGPTやClaudeにこのまま投げかける
「私の店の新メニュー『○○(料理名)』のPOP文を書いてください。ターゲットは30〜50代の女性で、健康志向です。価格は○○円。食材のこだわりは△△です。A4サイズのPOPに入るよう、キャッチコピー1行とボディコピー3〜4行で仕上げてください。」
これだけで、素材と構成が整ったPOPコピーがすぐに出てきます。
⚠️ よくある失敗:「○○のPOPを書いて」とだけ伝えて出てきた文章をそのまま使ってしまうケース。ターゲット・価格・こだわりの3つを入れると格段に精度が上がります。
AIコピー作成 STEP 2
出てきた文章を「自分の言葉」に整える
AIが出した文章は完成品ではなく、「叩き台」です。お店のキャラクターに合わせて、ちょっと語尾を変えたり、自分だけが知っているこだわりエピソードを1文足したりする。それだけで「機械っぽさ」が消えて、手書き感覚のぬくもりが出ます。
⚠️ よくある失敗:AIが生成した丁寧すぎる文体をそのままにしてしまい、お店の雰囲気と合わない仕上がりになるケースがあります。
✓ ここまでのポイント
- 写真はスマホで十分。角度と背景を整えるだけで見違える
- AIへの指示は「ターゲット・価格・こだわり」の3点セットで伝える
- AIの文章はあくまで叩き台。最後は自分の言葉で仕上げる
STEP③:デザインはCanvaで、印刷はコンビニで完結する
文章と写真が揃ったら、あとはデザインと印刷です。ここも「難しそう」と思われがちですが、今の時代はほぼ無料のツールで完結します。
おすすめはCanva(キャンバ)です。無料で使えて、飲食店向けのPOPテンプレートが山ほど用意されています。スマホのアプリからも操作できるので、パソコンが苦手な方でも取り組みやすい。
手順としてはこうです。
Canvaを開く → 「POP」や「チラシ」でテンプレートを検索 → 気に入ったデザインを選ぶ → 写真とAIで作ったコピーを貼り付ける → 保存してPDF化 → コンビニのマルチコピー機で印刷
コンビニ印刷はA4カラーで1枚50〜60円程度。ラミネートフィルムを100円ショップで買えば、テーブルPOPとして長く使えます。
「広告費ゼロで始められるのがPOPのいいところです。1枚50円のコンビニ印刷が、月に何十万円もの売上の差を生む。これが『お賽銭箱を増やす』という発想なんですね。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
POPを置いたら、次は「何を書くか」の設計をする
フローが分かったら、もう一段レベルを上げる話をしますね。
POPで一番大切なのは「何を書くか」です。価格や料理名を書いただけのPOPと、「なぜこの料理を食べると幸せになれるか」を書いたPOPでは、注文率が全然違う。
ま、要は「商品を売るな、悩みを解決せよ」ということなんですね。
たとえばこういう比較です。
❌ よくあるPOP(商品説明型)
- 「本日の特選!地鶏の唐揚げ 680円」
- → 他のメニューと並ぶだけで埋もれてしまう
✅ 売れるPOP(価値訴求型)
- 「肉汁がじゅわっとあふれる、地元・静岡産の地鶏をその場で揚げたて。常連さんに『今日もこれ頼んだ』と言っていただける一品。 680円」
- → 読んだ瞬間に「食べたい」が生まれる構造
この「書き方の設計」こそがPOPの本質で、AIを使えばこのレベルの文章も5分とかからず作れるようになります。
「チラシ+Google広告との組み合わせで、新規客が約2倍になりました。客単価も1,400円上がって、6ヶ月で月商が350万円から620万円になったのには自分でも驚きました。POPが起点になって、お客さんが『もう一品』を頼んでくれるようになったのが大きかったです。」
居酒屋オーナー(男性)
まとめ:POPはAIで「今日から」作れる時代になった
飲食店のPOP作りは、以前は「デザインが得意な人の仕事」でした。でも今は違う。
スマホで写真を撮って、AIに文章を作らせて、Canvaでデザインして、コンビニで印刷する。この流れが整えば、最短1〜2時間でPOPが完成する時代になっています。
「100の知識より1つの実践」という話をよくするんですけど、POPはまさにそれで。難しく考えずに、まず1枚作ってみることが全てのスタートです。
もしPOPだけじゃなくて「客単価を上げる仕組み全体」を整えていきたいという方は、ぜひ一度のぞいてみてください。増益繁盛クラブでは、POPコピーのテンプレートはもちろん、AIプロンプト105種類、チラシ・SNS・LINE集客まで一気通貫で学べる環境をご用意しています。
初月はわずか980円からお試しいただけますので、「本当に使えるの?」という方もまずは気軽に確かめてみてほしいです。
また、繁盛店が共通して持っている「お客様を動かす仕組み」を書籍で先着無料公開しています。POPの考え方の根っこにある「価値の伝え方」も詳しく解説していますので、ぜひ受け取ってみてください。