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飲食店のGoogle広告、月3万円で何ができるか具体的な数字で公開

飲食店のGoogle広告、月3万円で何ができるか具体的な数字で公開

「Google広告って、大手企業がやるものでしょ?」

そう思っている飲食店オーナーさん、実は中小の飲食店でGoogle広告を活用しているのはまだ全体の15〜20%程度と言われています。逆に言えば、今始めるだけで地域内の競合に対してかなりの優位性が取れるということなんですね。

「でも広告費って、いくら必要なの?」というのが正直な疑問だと思います。月30万円?いやいや、私がよくオーナーさんに伝えるのは「まず月3万円から始めましょう」という話です。

今日は、実際に月3万円のGoogle広告から始めて、6ヶ月で月商350万円→620万円まで伸ばした居酒屋さんの事例を軸に、「具体的に何がどう動くか」を数字で公開します。ぜひ自分のお店と重ね合わせながら読んでみてください。

こんな方におすすめ

  • ✅ Google広告に興味はあるけど、費用対効果が見えなくて踏み出せない飲食店オーナーの方
  • ✅ 月3万円という小さな予算でどこまでできるか知りたい方
  • ✅ チラシやポータルサイトだけでは集客に限界を感じている方
  • ✅ 広告を「コスト」だと思っていて、なんとなく怖い方
  • ✅ 実際の数字やプロセスをもとに、自店への応用を考えたい方
飲食店のGoogle広告、月3万円で何ができるか具体的な数字で公開 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

月3万円のGoogle広告、数字の内訳を正直に見せます

まず「月3万円で何クリック取れるの?」という話から始めましょう。

飲食店向けのGoogle広告(検索広告)でよく使われるキーワードの平均クリック単価は、地方都市で50〜120円前後が目安です。「○○駅 居酒屋」「○○市 ランチ おすすめ」といったキーワードですね。

月3万円 ÷ クリック単価100円(中間値)= 月300クリック前後が見込めます。

では300クリックで何人来店するか。広告のランディングページ(飛び先のGoogleマップや公式サイト)の構成にもよりますが、来店転換率が5〜8%と仮定すると、月15〜24人の新規来店が期待できます。

「15人って少なくない?」と感じる方もいるかもしれません。でもここが大事なんですが、客単価を掛けてみてください。

例えば客単価3,500円の居酒屋さんで、新規客15人が来店したとします。

3,500円 × 15人 = 52,500円の売上です。

広告費3万円に対してすでに5万円超の売上が発生している。これを「コスト」と見るか「投資」と見るか、という話ですよね。しかも新規で来てくれたお客さんが2回3回とリピートしてくれれば、その3万円が生む売上はどんどん膨らんでいく。

ま、要はそういう「時間軸で見る投資感覚」を持てるかどうかが、広告を使いこなせるオーナーとそうでないオーナーの分岐点なんです。

実例:月商350万円→620万円に変わった居酒屋さんの軌跡

実際にあったお話をご紹介しますね。愛知県内で経営歴8年の和食居酒屋さんです(本人の許可を得た匿名の事例です)。

【初期の課題】
月商は350万円前後で3年以上ピタッと止まっていました。料理には自信がある。常連さんの評判もいい。でも新規のお客さんが来ない。食べログに載せてはいるけど、月商は増えない。そんな状態です。

「広告に使うお金がもったいない」という意識もあって、集客への投資はゼロでした。

【実施した施策】
最初に取り組んだのはGoogleマップの最適化(無料でできる)と、月3万円から始めるGoogle検索広告の2つです。広告のターゲットキーワードは「○○駅 居酒屋 個室」「○○市 飲み会 おすすめ」などに絞り込み、まず1ヶ月間データを取ることを最優先にしました。

同時に、チラシ(A4両面)を折込で3,000枚配布。チラシにはGoogle広告と連動したクーポンQRを載せ、どこから来た客かを追えるようにしました。

【結果(数字の変化)】
1ヶ月目:広告費3万円+チラシ代2万円の計5万円投資で、新規来店が前月比+22組。月商370万円。
3ヶ月目:広告費を5万円に増額。新規客が安定してきて月商430万円。
6ヶ月目:月商620万円。客単価も1,400円アップ(店内POPと合わせた取り組みで)。

半年間の広告投資総額は約25万円。そこで生まれた売上増は累計で270万円超。これが「投資」として広告を見る、ということです。

【再現性のあるポイント】
この事例で重要だったのは3つです。

  1. 最初から「効果測定できる仕組み」を作って始めたこと
  2. 広告とチラシを「連動」させて接触頻度を上げたこと(ザイアンス効果)
  3. 月商が上がるにつれて広告費も増やす「再投資のサイクル」を回せたこと

「正直、最初は広告費を出すのが怖くて。でも月3万円から始めて結果が出てからは、むしろもっと早く始めていれば良かったと思っています。数字を見ながら動けるのが全然違いました」

居酒屋オーナー(40代・男性)/ 月商350万円→620万円(6ヶ月)

✓ ここまでのポイント

  • 月3万円のGoogle広告でも、月15〜24人の新規来店は十分狙える
  • 広告は「コスト」ではなく「投資」。数字で成果を追う仕組みを最初に作ることが大切
  • 広告単体ではなく、チラシ・Googleマップ・店内POPと連動させると効果が倍増する

なぜ多くの飲食店オーナーがGoogle広告を「怖い」と感じるのか

正直に言うと、Google広告で失敗する飲食店に共通するパターンがあります。

それは「広告文を作ってとりあえず出した」「キーワードをたくさん設定してみた」「でも1ヶ月やってみて反応がなかったのでやめた」という流れです。

あの、これって広告が悪いんじゃなくて「設計」が悪いんですよ。

たとえば「居酒屋」「ランチ」みたいな広すぎるキーワードで出稿すると、全国のユーザーに表示されてクリック代だけ消えます。地域を絞り、意図(今夜の飲み会を探している、個室を探している)が明確なキーワードに集中することが、月3万円という予算を最大化するコツです。

また、広告をクリックした先(GoogleマップやLP)が貧弱だと、来店に繋がりません。「写真が暗い」「営業時間が書いていない」「口コミが3件しかない」──これでは広告費がいくらあっても埋まりません。だから私は広告の前に必ずGoogleマップの整備から始めてもらいます。これは無料でできますし、その段階で集客が改善するケースすらあります。

「広告は投資」「でも投資には正しい設計が必要」ということですね。

月3万円を最大化するための3ステップ

では具体的にどう動けばいいか、シンプルな3ステップでお伝えします。

ステップ①:Googleマップを整備する(無料・1週間)
写真を10枚以上アップ、営業時間・メニュー・電話番号を正確に記載、クチコミへの返信を丁寧に行う。これだけで「広告なしでも」問い合わせが増えることがあります。

ステップ②:キーワードを3〜5個に絞って出稿(月3万円)
「○○駅 居酒屋 個室」「○○市 ランチ 駐車場あり」など、来店意図が明確なキーワードに集中する。最初の1ヶ月はデータ収集と割り切ること。

ステップ③:成果を数字で確認し、次月の予算を決める
クリック数・来店数・売上変化を月次で確認。投資対効果がプラスなら広告費を増額、マイナスなら設計を見直す。感覚ではなく数字で判断することが大切です。

このサイクルを回せるようになると、「広告は使えば使うほど怖くなくなる」という感覚になってきます。実際にそうなった会員さんをたくさん見てきました。

「最初はGoogle広告って難しそうで敬遠していたんですが、キーワードを絞ることを教えてもらってから一気に変わりました。今は広告費を上げるのが楽しみになっています」

飲食店オーナー(50代・男性)/ チラシ+Google広告で新規客約2倍達成

まとめ:月3万円は「怖い出費」ではなく「試せる投資額」

改めて整理すると、月3万円のGoogle広告で飲食店が期待できることはこういうことです。

  • 月300クリック前後の流入(クリック単価100円の場合)
  • 来店転換率5〜8%で、月15〜24人の新規来店
  • 客単価3,500円なら、広告費の1.5〜2倍の売上が初月から狙える
  • リピーターになれば、その1件が生涯にわたって売上を生む

大事なのは「怖い」という感覚のまま止まらないことです。月3万円というのは、そのために設定した「試せる投資額」です。データが取れれば判断できる。判断できれば動ける。

「料理に自信はある。でも集客方法がわからない」というオーナーさんの話を、私はこの21年間で本当にたくさん聞いてきました。そういう方ほど、正しい順序で集客の仕組みを作るだけで、半年以内に大きく変わっていきます。

もし今、集客や広告のことで「もっと具体的に知りたい」と思ってくださった方は、まず無料の書籍やメルマガから読んでみてください。全国17,800人以上の経営者さんが読んでいる内容です。きっとヒントが見つかります。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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