『プロデュース大作戦』
by ハワード・ジョイマン
昨日のメールマガジンでは、
仕入れた商品をただ並べるのではなく、
既にある商品を自分達で
1.販売するお客さんを絞り込んだり
2.使用する用途を絞り込むことで
「儲かる商品に変えることこそが重要」です
とお話させていただきました。
私達は、今まで世の中に無かった商品や、
画期的な商品など作ろうと思ってはいけません。
そんな世に無いような商品を作ってしまったが最後、
それを知ってもらうための宣伝広告費に莫大な費用が掛かり、
多くの場合、失敗に終わるのです。
私達は、既に世の中にある商品を、
自分達の視点と切り口で商品をプロデュースすることで、
小規模でも高収益の体制を作れのです。
人口が減少しているのに、
ライバル店が増えている今の日本では、
客数を大幅に伸ばそうと思っても
限界はきます。
だからこそ、利益のとれない安売りをするのではなく、
商品を自分達でプロデュースすることで、
適正利益を確保していくことが大事です。
そして、このプロデュース能力を身につけると、
あなたのお店が、更に利益を増やしていくことができるのです。
ちなみに、、、
昨日のメルマガを読んでなかった方は、
まずは、昨日のメルマガをご覧ください。
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www.haward-joyman.com/bn/20120807.html
この商品のプロデュースというのは、
商品の長所ばかりでなく、短所もむしろ
商品の特徴としてしまうところがポイントです。
昨日、お話した
肝試し専用ライトも、
あまり先まで照らせないという懐中電灯のいわば欠陥とも思えるものを
逆に、光らないことで嬉しい場面で使うようにすることで、
「世の男性の待ってました!」を引き出すわけです。
実は、世の中にあるヒット商品には、
こうした弱点を逆にメリットにすることで、
利益を得ている商品があります。
「ぱっ!」と思い浮かびますか?
例えば、ポストイット、付箋ですね。
開発者は当初、粘着力が強いものを作りたかったのです。
しかし、開発してみたら、弱くてまったく役に立たないものが
できてしまった訳ですね。
でも、災い転じて福となすのように、
付箋にしたらベリーグッドな粘着力になった訳です。
これも文房具という用途に絞り込み、
「はがれやすい」という短所を長所の商品に変えたわけです。
この肝試し専用ライトも、
周りをあまり照らさないという特徴を他にも
活用できるか考えれば、
就寝用のトイレライトにするのも1つです。
夫婦で寝ているときに、
「トイレに行きたくなった!」
でも、部屋の電気をつけたら、
奥さんやだんなさんを起こしてしまいます。
そんな時に、足元だけ照らせるライトは
ベリーグッとですよね。
このように
1.販売するお客さんを絞り込む
2.用途を絞り込むこと
この2つをあながた意識するだけで、
粗利7割の儲かる商品を作ることができるのです。
しかも、こうした商品は、
他にないし、説明もしやすいので、
マスコミにも取り上げてもらいやすい訳です。
つまり、マスコミに取り上げられやすくて
利益も取りやすいからこそ、
あなたの会社が更なる飛躍を遂げる大きな武器になるのです。
折角良い商品なのに
あなたの会社で眠っている商品を
今こそ、呼び覚まし、飛躍の武器にしましょう!
応援しています♪
ハワードジョイマン
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