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■客数倍増ノウハウ

2012.08.07

『良い商品なのに売れない?それなら、、、』
by ハワード・ジョイマン

3日前のこと、、、
増益繁盛クラブの会員さんからこんなメールが届きました。

「コショウせんべいをオリンピック観戦(ビールに合う)と
お知らせしたら、意外と売れました。

普段、何もないときに紹介をしても、
こんなに売れないだろうなぁと思うほど
興味を持ってくれて、面白かったです。」

商品は全く変わってない。
でも、伝え方を変えたら売れた、、、

Sさん、さすがです。

実は、商品を沢山売る人には、
このような、ある共通した能力があります、、、

今日は、あなたが今まで以上に
商品やサービスが売れるようになる話をしますね、、、

 

同じ商品を扱っていても
売れているお店と
売れないお店があります。

それは紛れも無い事実です。

その原因の大きな要素は、
お客さん自身が、自分が欲しいものに気付いてないからです。

仕入れた商品や作った商品を
ただ、お店に並べていても全く売れません。

今回のSさんのように
こしょう煎餅を、こしょう煎餅として並べても中々売れません。

なぜなら、その商品を買う必要性が分からないから、、、

でも、オリンピック観戦セットとして
ビールとこしょう煎餅をアピールすれば、

イメージが沸くので
「食べてみようかな~」
って思う訳です。

このように、私達がすべき事は、
お客さん自身に「コレ欲しい」と必要性に気付いてもらうことなのです。

その為にあなた自身が身につける能力というのは、
商品プロデュース能力です。

世の中には、商品をプロデュースして、
必要性を感じさせる商品やサービスがあります。

同じ商品でも売れるのと売れないのは
やはりこのプロデュース力に掛かっているといっても
過言ではありません。

分かりやすい例で言えば、

恵方巻

なぜかここ数年、
節分になると皆食べますよね。

でもね、冷静に考えて
ただの手巻き寿司ですよ。

普段から手巻き寿司なんて
食べようとも思わないでしょ。

でも、手巻き寿司が恵方巻というプロデュースを受けて、
その時期に売れる商品に変貌を遂げている訳です。

ブライダルエステ

結婚前にやる女性って多いですよね。

エステがブライダルエステと名前が変わるだけで
単価が高くなるわけです。

私達の仕事とは、
商品をプロデュースすることなんです。

例えば、懐中電灯を仕入れたのは良いけど、
サイズも小さいし、あまり先まで光が届かない
そんな中途半端な懐中電灯を仕入れてしまったらどうしますか?

ただでさえ、懐中電灯なんて
今更、買おうとも思わないのに、、、、

「倉庫に眠らせる、、、?」

売れないお店というのは、

懐中電灯 380円

とか値札を貼るだけで、
売れないと、倉庫に行ってお蔵入りですよね。

私たちは、この商品の特徴をよく理解した上で、
これを欲しがる人って誰か考えるんです。

そして、この懐中電灯をプロデュースする訳なんです。

例えば、この懐中電灯は、

1 「小さい」 ので
2 「あまり先まで光らない」
という懐中電灯らしからぬ欠点があります。

でも、この小さいというのは逆に言えば、
コンパクトで持ちやすいというメリットもあります。

あまり先まで光らないというのは、
逆にどんな時に便利か考えて見ましょう。

例えば、この夏、何をしますか?

夏と言ったら、怪談、お化け屋敷ですよね。

この懐中電灯を「肝試しライト」と名付けて売る訳です。

「肝試しに最適な、1m以上先は真っ暗な懐中電灯。
あなたはこの恐怖に耐えられますか!?」

そして、美しい女性が怖がって男をギュッと抱きしめている
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
イラストを載せます。

世の若い男は、高確率で買いますよね。

『間違いなく、気に入っているあの人(女性)と
肝試しに行っている光景をイメージしながら、、、』

ただ、売場に並べているだけでは、
お客さんは、その商品の必要性に気付きません。

小さくて、先まで光らない懐中電灯を見て、
「これ肝試しに良いじゃん!」なんて誰も思わない訳です。

むしろ、ただ単に並べているだけでは、
「なんだよこの懐中電灯、全然光らないじゃん!使えねーなー」
と思われるのがオチです。

でも、

『肝試し専用ライト』

って、自分達で商品をプロデュースすれば、

お客さんは、その商品の必要性に気付き、
『うわ~!この懐中電灯欲しい!』って思う訳です。

さあ、あなたも自分のお店の商品を
観察してください。

そして、その中からまずは1つピックアップして
その商品、サービスをプロデュースしてあげましょう!

今まで良い商品なのに売れなかったものも、
プロデュースして、伝え方を変えるだけで、
高収益の儲かる商品、サービスに変わりますよ!

『儲かる商品を仕入れる、作るのではなく、
儲かる伝え方を身につければ、
一生役立つスキルとして、
あなたのお店の売上に大きな成果を発揮します。』

応援しています♪

ハワードジョイマン

 

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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