看板メニューがない飲食店オーナーへ、明日から作れる開発フロー
飲食店の廃業理由を調べた調査によると、「料理の質」が原因で閉店したというケースは実は全体の数%しかありません。つまり、美味しい料理を作っているのに繁盛しない店が、圧倒的多数なんです。
こんにちは、ハワードジョイマンです。静岡県清水区を拠点に、飲食店・美容室・小売店の店舗利益最大化をサポートしてもう21年になります。
今日はですね、「うちには看板メニューがない」という悩みを抱える飲食店オーナーさんへ、明日からすぐに動き出せる名物メニューの開発フローをお伝えしたいと思います。
先日、私がよく足を運ぶ清水の中華料理店「百一番」のことを考えていたんです。あの店は清水で長年愛されていますが、なぜお客さんが通い続けるのか。それは「あの店に行けばあれが食べられる」という明確なイメージが、地域の人の頭の中に刷り込まれているからなんですよね。この「刷り込み」こそが、看板メニューの正体です。
こんな方におすすめ
- ✅ 「うちの店には特徴がない」と感じている飲食店オーナーさん
- ✅ メニュー数は多いのに口コミが広がらないと悩んでいる方
- ✅ 新メニュー開発に何度も失敗して自信をなくしている方
- ✅ AIを使って効率よく名物メニューを作りたい方
- ✅ プレスリリースやSNSで話題になるメニューを持ちたい方

「名物メニューは天才シェフが作るもの」という大きな誤解
ちょっと聞いてほしいんですけど、「カツカレー」ってどうやって生まれたと思いますか?
カツがあって、カレーがあって、「じゃあ乗せてみよう」という発想ですよね。麻婆豆腐と唐揚げを組み合わせれば「麻婆チキン」になるし、牛丼の具材をすき焼き風に仕立てれば「すき焼き丼」になる。500円の牛丼が、2,000円のすき焼き丼に変わるわけです。
私が21年間、1,000店舗以上の飲食店を支援してきて確信していることがあります。それは「名物メニューは既存×既存の組み合わせで作れる」ということです。
才能が必要なんじゃない。発想の「型」を知っているかどうかの差なんですよね。
実際、月商60万円だった超赤字のイタリアンが月商470万円・利益200万円になった事例も、きっかけは「今あるメニューの再設計」でした。「何か新しいものを作らなきゃ」じゃなくて、「今あるものをどう見せるか」を変えただけ。そこがスタートだったんです。
清水の「あの店」に学ぶ、看板メニューの3つの条件
私は静岡市清水区の生まれで、今もここで仕事をしています。三保松原や日本平など、自然の素晴らしい場所が身近にある地域ですが、飲食店の競争も当然あります。そんな清水で長く愛されている店には、共通点があるんです。
看板メニューには、3つの条件があります。
①「説明しなくても伝わる」名前がある
メニュー名を聞いただけで「どんな料理か」がイメージできる。「当店特製スペシャルランチ」じゃなくて、「駿河湾の桜えび天丼」のほうが頭に残りますよね。地域の名産を絡めたネーミングは特に強い。
②「なんで?」と言いたくなる意外性がある
お客さんが「へえ、こんな組み合わせ?」と思う瞬間が、SNS投稿や口コミの起点になります。普通においしいだけじゃ話題にはなりません。「予想を少し外す」ことが重要です。
③店の「らしさ」が乗っている
どこのお店にもありそうなメニューは名物になれません。「この店だから、このメニューがある」という文脈が必要です。地域、素材、料理人の経歴、店の歴史……何でも「らしさ」の素材になります。
✓ ここまでのポイント
- 名物メニューは才能ではなく「既存×既存の組み合わせ」で作れる
- 看板メニューの条件は「伝わる名前」「意外性」「店らしさ」の3つ
- 今すでにある食材・メニューが開発の出発点になる
明日からできる!名物メニュー開発の5ステップ
では具体的なフローをお伝えします。私が会員さんに実際にお伝えしている流れです。
STEP1:今あるメニューを全部紙に書き出す
まず今提供しているメニューを全部リストアップする。ここで余計な判断はしない。「使えそう・使えなそう」ではなく、とにかく全部出す。
STEP2:「2つを掛け合わせる」組み合わせを20個作る
リストから2つのメニューを選んで組み合わせる。全部で20パターン作ってみてください。ここが一番楽しい工程で、「ありそうでなかった」組み合わせが必ず見つかります。この作業、実はChatGPTやClaudeに手伝ってもらうと圧倒的に速い。「このメニューリストを渡すので、組み合わせアイデアを50個出して」と指示するだけで、1分以内に候補が出てきます。
STEP3:「ネーミング」で価値を10倍にする
組み合わせが決まったら、名前を考える。ここが利益を左右します。「肉と野菜の炒め物」は500円が相場ですが、「清水港直送の地野菜と静岡牛の黒胡椒炒め」なら1,500円でも違和感はない。素材・地域・調理法・シーン……ネーミング要素をAIに叩き込んで、10案以上を一気に出してもらってください。
STEP4:店内POPで「物語」を伝える
新メニューが決まったら、ただメニュー表に載せるだけじゃもったいない。「このメニューが生まれた背景」をPOPで伝える。お客さんが「これ頼んでみよう」と思う瞬間を設計するのがPOPの役割です。
STEP5:プレスリリースで「話題のメニュー」に育てる
看板メニューができたら、テレビ・新聞・ラジオに知らせる。これもAIを使えば、プレスリリースの原稿を当日中に仕上げられます。実際に弊社の会員さんの中には、プレスリリースだけで累計100回以上メディアに掲載され、観光バスが止まる名物店になった方もいます。
「メニューが多すぎて、お客様に何が売りか伝わっていないと気づきました。既存メニューの組み合わせで名物を作り、POPとSNSで発信したところ、客単価が1.8倍になり月商1,100万円を達成しました。AIで販促文を作る速度も10倍になって、本当に助かっています。」
小売店(アパレル)オーナー
AIを使った名物メニュー開発の「今すぐできる」実践例
「AIって難しそう」という声をよく聞くんですが、正直ここまでシンプルに使えるツールは今まで存在しなかったと私は思っています。
たとえばChatGPTに、こう入力するだけで動き始められます。
「私は○○(業種・地域)の飲食店です。今あるメニューはこれです(リスト貼付)。駿河湾の海産物を活かして、地元客とインバウンド客の両方に刺さる、ありそうでなかったメニューのアイデアを20個出してください。各アイデアにはネーミング案も3つずつつけてください。」
これだけで、1分もかからず20個の候補が出てきます。全部使えるわけじゃないけど、「これは面白い」と感じるものが必ず2〜3個あるはずです。あとはそれを絞り込んで、ネーミングを磨いて、POPに落とし込む。この流れが「AI×名物メニュー開発」の基本型です。
私自身、お笑い芸人をやっていた頃から「人の心に刺さるネーミングと言葉選び」は意識してきました。漫才のボケは、「予想を少し外す」ことで笑いが生まれる。名物メニューも同じ構造なんですよね。「あ、なるほどそう来たか」という瞬間を、食べる前から演出するのがネーミングの仕事です。
「月商300万円で何年も足踏みしていたのに、名物メニューとプレスリリースを組み合わせたらメディアに取り上げられ、今では年商2億5,000万円規模になりました。最初は半信半疑でしたが、やってみるものですね。」
飲食店オーナー
まとめ:「明日の一歩」から看板メニューは生まれる
長くなりましたが、整理するとこういうことです。
看板メニューは、才能でも運でもなく、「今あるものを組み合わせ、正しく名前をつけ、正しく伝える」という再現性のある作業から生まれます。
難しい調理技術は一切不要です。むしろ必要なのは、「お客さんの頭の中にどんなイメージを植えるか」という設計力です。それはAIというツールを使えば、今日の夜からでも始められます。
清水で長年愛されてきた「百一番」のような、地域に根付いた名物店。そういう存在に近づく第一歩は、意外と小さいところから始まるものです。
「100の知識より1つの実践」という言葉を私はよく使うんですが、今日読んだ内容のうち1つだけでいいので、今夜試してみてください。メニューリストを書き出す、それだけでいい。動いた人だけが、半年後に結果を持っています。
もし「自分の店の場合はどうすればいいか」「AIの使い方がやっぱり分からない」という方は、まず無料でお読みいただける情報からどうぞ。繁盛店が実際に何をやっているかを、具体的な事例とともにお伝えしています。
そして、名物メニューの開発から集客の仕組み化、AI活用まで、体系的に学んで実践したい方はこちらからどうぞ。全国の飲食店・美容室・小売店オーナーさんと一緒に、売上と利益を伸ばす環境をご用意しています。