おはようございます
ハワードジョイマンです。
昨日から、弊社のクライアントの一人で美容室経営者の
佐藤さんから高収益美容室を作るためのお話ししていただております。
というのも、世の中の美容室を見ると、
「価格競争に巻き込まれ、利益がとれない美容室が増えている」
「美容室関係の材料メーカーさんや卸の方の営業トークに惑わされ
売上に直結しない技術講習ばかりに参加し、時間を無駄にしている
経営者の方が多い」
「正しいやり方を知らないので、労働時間は多いが
月末になるとお金が残っていない」
こういう悩みを持つ美容室経営者の方が多いからです。
そしてなぜ、佐藤さんに白羽の矢を立てたのか?
それには理由があります。
1.弊社で儲かる仕組み作りの重要性を学んで、
販促を実践し、成果を出していること。
2.他社に真似できない、独自の縮毛技術を持っていること
→平均客単価24000円です。
しかも、原宿、青山といった大都会での単価ではなく、
静岡県は三島といういわゆる地方の田舎町での数字です。
3.これまでに突然スタッフが大量にやめるという事態を
何度となく遭遇し、スタッフとの関係づくり、
コミュニケーション法、スタッフに仕事をいかに任せるか?
こういった対人問題を経験し、
多くの問題を抱え、悩み、それをクリアし、
今では求人で困ることのない、良好な職場環境を構築していること。
多くの美容室が悩んでしまう
1.集客の問題
2.価格競争に陥り、独自の確固たる技術が無いという問題
3.スタッフの悩み、組織作りの問題
こうした3つの問題を経験し、解決しているからです。
今日からこれらの3つの問題について
佐藤さんから解決策を教えてもらい、
あなたの美容室経営に役立ててもらおうと思っています。
まさに、夏休み特別企画
「高収益美容室を作る3つのポイント」です。
そして、第1回目の昨日の記事はこちらです。
⇒ haward-joyman.com/?p=5205
興味のある方だけご確認ください。
それでは佐藤さんどうぞ!
(ここから)
おはようございます。
佐藤ゆうじです。
昨日は、
成長著しい時期に
突然6人のスタッフが退職し、
月商900万円が400万円に一気に下がり
預貯金が毎月100万円以上減っていき、、、、
半年後には全財産がなくなる、、、、
そんな大ピンチに陥ってしまったという話をしました。
詳しくは、⇒ http://haward-joyman.com/?p=5205
こちらの記事を読んでいただきたいのですが、
今日は、こうした大ピンチの時に
私が出会った独自技術のお話をします。
私は、この独自技術に出会い
10年以上経った今でも24000円の平均客単価を維持しています。
しかし、当時、その技術が、
私のお店を救ってくれることになるとは
思ってもみませんでした、、、、、
そう、それは
私が地元三島で1000人のお客さんを集客し大成功した
カットショーイベントで関わった方からの一本の電話が始まりでした、、、、
「ボス、、、、」
「ボス!」
「ボス!!!!電話です!!!」
6人の退職により
お店の経営がままならなくなってしまった私は
なす術も分からなく、毎日答えの見えない悶々とした
日々を送っていました。
電話が鳴っていても
自分一人の悩みの世界に入り込み
聞こえないのです。
そんな時、掛かってきた電話の主は、
イベントで関係のあった方からです。
「佐藤さん 元気?
実はさ~、面白い縮毛矯正があるんだけど、見てみない?」
この言葉に、
私は思わず、こう答えてしまったのです。
「それ、儲かるの?」
これまでの私は、
最初に「儲かるかどうか?」なんて
聞くことはありませんでした。
なぜなら、今ままでは技術さえあれば、
お客さんは来る・お店は儲かると思い、
そのことしかしてこなかったからです。
それを知っていたので、
「いきなりそれ儲かるの?」
と聞き返した私に、
電話を掛けてきた相手もびっくりしたようでした。
「その矯正で
かなり売上をだしているらしいよ。
実はね、、、」
そして、彼は、
その縮毛矯正の特殊性と、
それを取り入れるとなぜ儲かるのか?
その儲かる仕組みについて話してくれました。
「よし!これならいける!
これでお店はなんとかなる!」
私は直感的に思いました。
しかし、すんなりと事は運びませんでした。
それは、お店に残ってくれたスタッフが、難色を示したことです。
これまでのお店でやっていた
スタイルやカット技術とは
全く違うジャンルのメニューです。
そして、正直な話
矯正そのものはカッコよくないですし
人気のあるメニューでもありません。
なにより、私自身がカットコンテストに出て優勝したり、
ヘアーショーをやったりしていた訳ですし、
私自身がスタッフに対し、
いつもそう言っていたのも原因がありました。
反対するのも無理はありません。
しかし、私は、この他の美容室とは
全く異なる発想から生まれた独自の縮毛矯正メニューは
絶対にうちの起爆剤になると思いました。
だからこそ、導入したい!
でも、今までのように
「俺が決めたんだから、お前らはそれに従え!」的な
発想だと、遅かれ早かれまた同じ離職を生み出してしまうのではないか?
さすがの私でもそれくらいは分かりました。
そこで、私は、スタッフとの接し方、教育に対する考え方w
変える必要があると感じ、変えていったのです。
私は、15年くらい間違ったスタッフとの接し方をしていました。
私は自分の育った環境やしてきたことから、
スタッフは教育するものだ!と思いこんでいました。
その教育方法というのは
とにかく気合!と根性!
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ザ・昭和です。
「やる気がないならいつ辞めてもいい」
「できるまで勉強しろ」
まるでどこぞの国のような厳しいものだったと思います
結果として得たものは
「やっとの思いで1年かけて育てたスタッフ」や
「やっとの思いで少しアップした店舗売上」が
スタッフの退職という形で全てがパーになることの繰り返しでした
そして大きな売上ダウンを経験した時に気づいたのです。
教育しようなんてうぬぼれもいいところだと・・・・
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そして、私はスタッフに対する接し方を変えたところ、
私のお店ではここ10年求人に困ったことがありません。
ですから求人広告も出したことがありません。
離職率が下がった秘密はなんだったのでしょう?
こうすることで、
スタッフからの理解も得られ
独自の縮毛矯正を始めることができたのですが、
それには3つの秘密があります。
今日は、その3つの秘密について
お話ししたいと思います。
それは、スタッフに対し
1.スタッフの教育をやめた
2.スタッフの話を聞いた(聞く耳を持った)
3.スタッフへの説得をやめた
この3つだけです。
もちろん、他にも挙げようと思えばありますが、
この3つに取り組んで、スタッフは変わっていきました。
具体的に説明しますね。
<1.教育をやめた>
きっとあなたは
「何言ってんの?教育しなければ技術だって覚えないじゃない」
なんて考えていますでしょ。
でも本当なんです!
教育というのは、言葉からしても
上から目線です。
なんか偉そうです。
そして、私なりの教育の考え方は
大量の離職をするという望まない結果を生み出していたのだから
ダメだったんでしょう。
そこで、スタッフを教育するのではなく
スタッフの成長を「支援する」という考えに変わりました。
教育から支援に!
結局、教育というのは、
大半のものが、良かれ悪かれ自分の都合のいいように型にハメるという感じです。
私自身も、俺の背中を見ろ!的な発想は
まさしく、自分の型に押し付けているだけなんです。
そうではなく、
自分やお店都合を押し付けないで、
スタッフのメリットを伝えるようにしただけです。
たとえば
・この技術を覚えることであなたはこんなふうになりますよ
・これをする理由はこんなためですよ
という感じです。
これを分かってもらうと、
自分のためになると思ってくれるようになります。
結果としてやる気を見せてくれるようになります。
<2.話を聞いた。聞く耳を持った>
それまでの私は、
スタッフの思うことを聞くことはほとんどしませんでした。
子供が言うようなわがままなど聞いていても
仕方がないと思っていたからです。
しかし、もしスタッフから
何か質問や相談が来た時はチャンスです。
例え、
「考えがおかしい!」
「甘い!間違っている!」と思っても、
今の私は決して口を挟みません。
そして、否定もしません。
あなたは
「え~そんなのでいいの?」と
思うかもしれません。
でも今対処の仕方で、
ある時は、退職の相談のはずが
「もう少し頑張ってみます」と
何人のスタッフが態度を変えたことか・・・・
昔だったら、
そんな甘ったれたことを言ったら
そんなやつは要らないと言って
また、売り上げが急降下する事態を招いていたことでしょう。
でも、考えを変えてからは
お店のために耳を貸すようになったのではなく
心底スタッフのことを思って
話を聞ける、耳を貸すようになりました。
まだ信じられないあなたに私が質問します。
生きていればいろんなことで人は悩みますよね。
最も辛いことで誰もが経験しているだろう
失恋しかけている時のことをイメージしてください。
胸が苦しく、夜は眠れず、食事も喉を通らない・・・・
こんな時。友人や先輩に相談した経験はあるでしょう。
その時あなたが話した事はなんでしたか?
きっと、
「こんなに愛している!」
「こんなこともした!」
などと自分の胸の内を
ありったけ話したのではないでしょうか?
そしてあなたは話すことで
楽になったのではないでしょうか?
でも、
「この人に話すのではなかった!」
という人もいたでしょう。
その人が「あなたにしたこと」は何でしたか?
それが今回のポイントです。
<3.説得をやめた>
人はロボットではないので、
必ず自分の考えを持っています。
幼稚園に通う幼子だって持っています。
その考えを否定することは
決して快く思いません。
ですから全て受け入れています。
「その考え面白いね」
「そう思う人もいるんだね」
「お~、いいじゃん。やってみなよ」
とね。
2で話した
話を聞く、耳を貸すということととかぶりますが、
人は話を聞いてくれる人のことを信用します。
信用されると説得しなくても
そのように動こうと反応します。
誰しも嫌われたくないですからね。
「ただしですよ」
私は神様ではないので
全ての言うことを叶えてあげる!
言いなりになる!
ことはしませんよ。
そう言う意味ではありません。
私の意志や考えは伝えます。
スタッフの事で悩む経営者のほとんどは、
自分の主義主張ばかり話しています。
まずは相手の考えを理解する。
例えどんなに納得できない考えだったとしてもです。
でも意外と簡単ですよ、
「あなたが先か?」「スタッフが先か?」
話す順番を変えるだけですから。
「言って言うことをきかせよう!」が可能なのは
恐怖を与えるしか方法がないのではないでしょうか?
だから怒鳴ったり、
大きな声でスタッフに威圧的に出ている・・・・
この反動として下克上が起きるわけです。
ぜひ1度この3だけでも試してください。
驚く程スタッフの顔つきが変わってきます。
私はこうして
スタッフが育つ土壌を作ることができるようになりました。
そして、スタッフは、
私がやりたいと考えた
独自の縮毛矯正技術の導入に
賛成してくれるようになったのです。
高収益の美容室を作るためには
1.良いお客さんが集まる集客の仕組み
2.適正利益をとるための他に真似できない独自技術
3.運営の軸となるスタッフの成長と良い組織づくり
この3つが欠かせません。
今日のお話は、3番に関することでした。
明日は、2番
適正利益をとるための他店に真似できない独自技術の
お話をしたいと思います。
また、明日お会いしましょう。
佐藤ゆうじ
(ここまで)
いかがでしたか?
明日の佐藤さんのお話し
「適正利益を得るための独自技術のお話し」
楽しみですね。
私も明日の配信が楽しみです♪
ハワードジョイマン
コメント
薬師さん
佐藤さんの講座ですが、既に来週3回目を迎えます。
皆さんから、第2期を開催してほしいと要望が多いのですが、
佐藤さんも予定がビッチリで、、、
来年、もし、第2期を開催できたらまた、
メールマガジンでお知らせさせていただきますね。
ジョイマン
佐藤さんの縮毛矯正のお話、とても興味深いです。
是非、アイロンをしない縮毛矯正を教えて頂きたいです。
8月20日のブログには、コメント欄がなかったので、こちらにコメントさせて頂きます。