最悪破産!間違って認識されている経営上の3つの常識

こんにちは、
ハワードジョイマンです。

今日は、グループコンサルティングを
東京で開催するため、今、新幹線に乗って
東京に向かっています。

今日、開催する第2期のグループは5回目の開催、
来週開催する第3期のグループは、第2回目の開催で、
全部で6か月間という期間で開催します。

こうして6か月間の期間にすることで、
広告宣伝活動が
上手くいく月もあれば、
想定外の月もある。

そんな中で、経営者が、
「何を考え、どう対処すればいいか?」

否応なく自分で考え、
答えを見出し、対策をしなくてはいけない。

本当の意味で実力がつきます。

こうした試行錯誤を通じて
真の実力をつけてもらいたいので、
6か月という期間で行っています。

そして、6か月間という複数月にまたがることで、
成長する過程で、経営者本人が気づいていない
問題点が浮き彫りになりやすいです。

私が毎日発行している
このメールマガジンを読んでいる経営者の方たちのお店の規模は、
1店舗から3店舗くらい店舗を経営している方たちが多いです。

その中でも、1店舗経営で、
家族とスタッフを合わせて3人~7人くらいで店舗経営している
飲食店の方や美容室の方、治療院や小売店の方が大半です。

きっと、あなたもこうした方たちと
同じではないでしょうか?

そこで今日は、
「成長過程で95%以上の方がつまずくきっかけになる
 経営上の3つの間違った認識。経営の問題点」について
お話ししたいと思います。

経営者がつまずくきっかけになる
3つの間違った常識を事前に知っておくことで、
適切な経営方針や対策が導けるので、
知っておいたほうがいいです。

【経営者がつまずくきっかけになる
 (本人も気づいていない)3つの間違った常識。
 経営上の問題点】

まず1つ目は、「客数さえ増えれば、お店は良くなる」という常識です。

このメールマガジンを読んでいる経営者の方たちは、
1店舗から3店舗くらい店舗を経営している方たちが多いです。

その中でも、1店舗経営で、
家族とスタッフを合わせて3人~7人くらいで店舗経営している
飲食店の方や美容室の方が大半です。

治療家の場合は、ほぼ1人経営の方が99%でしょう。

きっと、あなたもそうではないでしょうか?

実は、こうした状況の中で
私たちは店舗経営する中で、
問題点を抱えています。

それが、経営者本人が、
メインプレーヤーで、
経営者本人がいないと
商売が成り立たないという危うい事業構造になっていることです。

客数を増やすことで、
お店の売上は確かに上がり、
全ての問題が解決されるように思えます。

しかし、むやみやたらに客数を増やせば、
今度は、お客さんの中に「問題児」が紛れ込みます。

するとその問題児は、
自分の身勝手な常識や考えを経営者に押し付け、
対応を迫ります。

解決できることならばいいですが、
こうした方たちが言う文句というのは、
例えば、

待合スペースが狭いだとか
椅子が気に食わないだとか、
スープが薄いとか

お店のコンセプトがあるにもかかわらず
自分の身勝手な主張を繰り返す
方たちです。

この問題児というがやっかいで、
経営者本人がこの問題児の対応に忙殺され、
本来、相手にすべきお客さんに対応できなくなってしまうのです。

そして、本来対応すべきお客さんが離れてしまい、
お店が軌道に乗ったと思いきや、
衰退の道をたどるパターンが多いです。

そして、真面目で誠実な経営者ほど、
この問題児の罠にはまります。

2つ目が、「売上さえ伸びれば、お店は良くなるという常識」です。

チラシやPOP、葉書DMやニュースレターなど
いろいろな客数増加策を実践しだして
お店の売上が伸びてくる方が多いです。

しかし、その一方で問題が発生します。

それが、売上は伸びているのに、
いざ、月末になってみると、
利益が全く残ってないという問題です。

その問題が起きる原因は、
売上を伸ばそうと、薄利多売の考えで
お客さんを集めだすために、、

適正利益が取れない状況で、
客数が増えるので、
見た目の売上は上がっていますが、

それ以上に、経費も上がり、
利益が残ってないパターンです。

本来、一人当たり200円の利益を得ていたものが
100円しか利益がとれないとすると
せっかく、チラシで集めても
逃してしまう利益というのは問題です。

例えば、ランチで考えてみましょう。

昼時に30人くらい来店しているお店が
販売価格を下げた割引販売により
一人当たり100円の利益を逃していたら、、、

1日で3000円ですが、
1年間200営業日で計算すると、
60万円です。

3000円×200営業日=60万円

売上とは違い、
まるまるお店に残るはずのお金
60万円を自ら逃していることになります。

かといって、、、、

「割引しないとお客さんが来ないのではないか?」
という不安に駆られ、値段が安いままに、
拡大路線に走ろうとします。

「1店舗で得られる利益が少なくても
 多店舗になれば、全体で利益は高くなるやん!」

そのため、売上が伸びてくると、
利益が取れなくて本当は、良くないにもかかわらず
多くの方が2号店、3号店の出店を考えるようになります。

しかし、ここでも問題が発生するのです。。。。。

それが、3つ目の問題点である「店舗展開で発生する問題」です。

店舗展開をしようと、2店舗目、3店舗目を出そうと
頑張ると、実は経営地獄の始まりだったりします。

店舗展開するために、
借り入れをします。

そして、毎月払う家賃等の固定費が増えます。
人も増えるので人件費もバカになりません。

正直、借り入れを返済するために働く毎日になります。

そして、スタッフ採用に多額の広告費をかけても
人口減少の時代に、スタッフが容易に見つかるわけもありません。

アルバイト情報誌や求人ネットなどに
広告をだしても、反応がない月もあります。

そして、ようやく従業員数が増えたと思ったら、
「私、やめます」と言って、自由気ままにやめていくスタッフ。

職場内のスタッフ同士の人間関係で
経営者はヤキモキします。

そして、店舗が増えると、
経営者の仕事は、
マネジメントに移ってきます。

1店舗の時は、
それでも大好きな料理もできた、
お客さんの髪も切れた。

でもそれが3店舗、4店舗と増えていくと
超苦手なマネジメントが経営者の仕事の領域になります。

しかも、1店舗経営で
思うような利益を上げられなかった状況ですから、
2店舗3店舗と数が増えても、

利益の取れないお店が増えていくだけです。
こうした事実に気づかず店舗拡大を続け、
資金繰り難に陥り、破産になる方もいます。

昔は何店舗もやるのが
理想の成功像だったのに、

いざ、店舗展開すると、
すっかり元気をなくす経営者がいるのも事実です。

「あの人、昔のほうが生き生きしていたね~。
 なんか最近、お店が増えてから覇気がなくなったね~」

こんな会話、、、あなたも身に覚えがないですか?

そうです。店舗展開というのは、
一見華やかで、経営者の成功像(理想の姿)としては
分かりやすいです。

しかし、店舗が増えるということは、
金銭出費も増え、それがストレスの原因になり、
スタッフの問題による人間的なストレスも増えます。

都内で16店舗を展開し、
一見、成功しているように見える経営者の月収が、、、
わずか50万円
しかも、借り入れ1億円とかいったら
夢はありますか?

実は、店舗展開というのは、
これから人口がさらに減る時代の中で、
大きなリスクの1つなんです。

店舗展開した会社はその規模を、
毎月の固定費を賄うために、
低価格販売に走り、、、
低価格販売は利益がとれないから
本当に自転車操業になりえます。

でも、こうした実態にも気づかず
多くの方が多店舗展開を目指そうとするかというと

売上至上主義の経営者や
店舗拡大主義の経営者の方が、

見た目も華やかなので、

経営者セミナーに講師として招かれ
こうした経営者の方々の話を聞く機会が多いからです。

こうした経営者の話に触発されて

「よし!5億やるぞ!10億やるぞ!」
「10店、20店だ!」

なんて思いに至り、
肝心な利益発想が抜けていると、
気づいたときには、会社が「死に体」になっている場合が多いのです。

さて、実は、店舗経営をこの先10年、20年としていくにあたり、
今日、お話しした

(1)客数を闇雲に増やすことの問題や
(2)格安販売による売上規模拡大のの問題、
(3)店舗展開による問題

こういった問題を常に抱えていることを
知っておいてください。

今日の話というのは、
改めて聞くと、、、、

「確かにそうだよな~」と思う方が多いです。

しかし、こういう形で
改めて言われないと、
経営者本人も気づかないことが多いです。

そして、いざ実際に初めてその場面になって
気づいて後悔することが多いです。

お客さんの問題でどうしようもなくなってから、、、、
後悔しても遅いですし、

売上が伸びているのに赤字状態を繰り返してから、、、、
後悔しても遅いですし、、、

では、それらの問題をどのように対処していけば、
私たちは、他のお店よりも利益が高くて
安定した経営をしていくことができるのか?

まさに、
店舗経営者が目指すべき利益を重視した経営スタイル

次世代の「利益倍増型の店舗経営モデル」について
明日から、お話をしたいと思います。

もちろん
この「利益倍増型の店舗経営モデル」は、
今日話した3つの問題点を解決し、
あなたの会社の利益、そして、社長の個人年収を
一気に押し上げる画期的なビジネスモデルです。

ぜひ、明日のメールを楽しみにしていてください。

応援しています!

ハワードジョイマン

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