2.集客対策

2012.08.22

東京に向かう新幹線の中から
by ハワードジョイマン

「あちゃー、やっちゃってました!」

一昨日の名古屋セミナーでのある方の一言。

実は、この方、
お客さんに自社のサービスを
利用する契約をした際に、

『今、3万円のAサービスを
利用してもらったばっかりだから、

2万円のBサービスを利用してもらうのは
申し訳ないな~』

と考えて、
その他のサービスを
一切案内してなかったそうなんです。

実は、こういった話って
沢山あります。

あなたも、商品を買ってくれたお客さんや
サービスを利用してくれたお客さんに対して、

今、買ってもらったばっかりだから
他の商品を勧めるのは申し訳ないと思い、
止めてしまったことはありませんか?

あるいは、外見などを見て、
どうもこの方はお金がなさそうだからとか、
買いそうもないから
お勧めするのをやめようと、
勝手に判断したことはありませんか?

こういった感情をいれた判断が、
売上だけでなく、
お客さんから喜ばれる機会も
失っているのです。

これから話すのは、
ある火災報知機のセールスマンの話です。

 

ある時、ピンポーンとチャイムを押した家

玄関の扉が開くと、
そこには何年も着続けて
かなりよれた服の女性が立っていました。

家の奥に目をやると
掃除も行き届いてなく、
旦那さんも昼間から家にいて、
仕事をしているようなふうでもない。

このセールスマンは、
この家は、火災報知機を設置するつもりもないだろうし、
そもそも火災報知機など設置する余裕もないだろう、
話をするだけ無駄だと早々に話を切り上げ、
その場を立ち去ろうとしたのです。

すると、奥から旦那さんが
小走りででてきてこういうのです。

「なんだ!お前は、
うちが貧乏そうだからって、
売ろうともしないのか!」

「買うかどうかは俺が決めることだぞ」

と良い、火災報知機の設置を決めたそうです。

そのセールスマンは、
「お金も持ってなさそうな人に、
無理に売りつけてしまったのではないか?」
とその帰り途、気分が晴れなかったのです。

しかし、それから3週間後、
この家の主人から連絡があったのです。

最初は文句の電話かと思い

「やっぱりきた!売るんじゃなかった」と
ビクビクしながら、受話器を耳にあてたのです、、、、

しかし、
受話器の先から聞こえてきたのは、、、

激怒した主人の声ではなく

感謝の気持ちを述べたい一心の
主人の声だったのです、、、

実は、近所で火事があり、
全焼してしまった家があったそうです。

その火事を見に行った際に、
奥さんがうっかりコンロの火を消し忘れてしまい、
自分の家まで火事になってしまうところだった、、、

しかし、火災報知機があったお陰で、
火事にまでいたらずに済んだそうです。

もし、このセールスマンが、

相手の見てくれで
売ったら申し訳ないと
勝手に考え判断し、
火災報知機を売るのを完全にやめてしまっていたら、、、、

この家の家族は、
家を失っていたでしょう。

しかも、
「なぜ、あの時、
売ってくれなかったんだ!」
と逆に怒られたことでしょう。

しかし、火災報知機を売ることで、
この家は、家だけでなく、
家族の幸せも守ったのです。

商品やサービスを提案して
それを買うかどうかは
お客さんに判断してもらえばいい訳なのです。

しかしながら、
それ以前に、
売る側の人間が、
勝手な推測や憶測、感情をいれることで、
判断してしまっているのです。

もし、このメールマガジンを読んでいて

今までに、

自分自身の感情が入り込み
推測や憶測で判断し

商品を案内するのを
止めてしまったことが
あったとしたら、
今一度、考えてみてください。

あなたは良い商品、サービスを
扱っているんです。

それをご紹介しないのは、
逆に、お客さんのよりよい生活を
奪ってしまっているのです。

判断はあなたがするのではなく
お客さんがするだけのことです。

ですから、
良い商品なんですから、
自分自身の感情を挟まずに、
どんどん案内してあげましょう。

それがお客さんにとっても
嬉しいことなのです。

応援しています!

増益繁盛クラブ ハワードジョイマン

追伸

この話は、アメリカでの
有名な話です。

ちなみに、
セールスマンは、

その後、
自分の勝手な
判断をやめて、

誰に対しても
販売することに
躊躇しなくなりました。

そしたら、
自分の売上も
どんどん伸びましたが、

それ以上に、
お客さんからも
喜ばれるようになったそうです。

 

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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