ライバルや大手が安売りを始めたら、あなたはどうする?

いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。
ハワードジョイマン です。(^^)/

4月から、静岡で歴史ある調理師、パティシエの養成学校
鈴木学園で経営学の教授としての活動が始まったのですが、
そこで皆さんにもお伝えしたいことがあるので、
今日は、その話をしたいと思います。

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│ 「ねえ、サトテンの長所と短所は?」
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毎週、金曜日に鈴木学園で1時間20分の経営学の講義をしています。

これは、私の地域貢献活動の一環であり、
未来への投資です。

5年後10年後に私の授業を受けた生徒が、
活躍している姿をみるのは、人生の喜びと楽しみを増やしますからね。

はっきり言って、授業料金は安いです。
でも、それ以上にお金には替えられない、私の密かな楽しみの1つです。

多くの方が、目先の損得でしか物事を判断しないので、
人生の楽しみ方を30%くらい失っていると思います。

さて、生徒は43人で、
実に個性溢れる面々が揃っています。

で、先日、講義の中で生徒に質問をしたんです。
「ねえ、サトテンの長所と短所は?」

※サトテンというのは、生徒のニックネームです。
私は、全てニックネームをつけさせて、それで呼んでいます。

サトテンは、自分の短所を答えました。

次の生徒に、同じ質問をしました。
すると、次の生徒も自分の短所を答えました。

更に、次の生徒に同じ質問をしました。
3人目の生徒も、自分の短所を答えました。

残念なことに、3人とも自分の長所を答えずに、
自分の短所を答えたのです。

でも、気づいて欲しいのは、
この3人の生徒は、そんな短所よりも、
もっと素晴らしい長所を沢山持っていることなんです。

でも、何もこのクラスだけの話ではありません。

実は、経営者に同じ質問をすると、
自分の店の欠点ばかり嘆く方が多いのです。

自分の店に良いところが一杯あるのに、
それに気づかずに欠点ばかりを気にする経営者が、
どれだけ多いことか・・・・。

「あの大型店と比べるとうちの店は・・・・、」
「あのチェーン店と比べるとうちの店は・・・、」

他店との比較をする経営者と会うと気の毒になります。

実は、大型店やチェーン店と比べて良いところを一杯持っているのに、
それに気づかずに、他店と比較して足りないところを補おうとしているわけです。

これでは、そのお店の良さがどんどん消えて、
存在価値がなくなります。

「大手が安売りを始めたから、
うちも値下げをしないと・・・」

こんな考えの方がいたら要注意です。

増益繁盛クラブの会員の皆さんは、
むやみやたらな安売りはしません。

増益繁盛クラブの会員の浅井さんは、
2月にテレビ・新聞で取り上げられ、
更に、今月も伊豆新聞でとりあげられるなど、
一躍話題のお店になっています。

浅井さんの店の「川のりコロッケ」は
1個110円です。値下げなど一切しません。

それどころか、ちょっと安くしすぎたかな?
って言っています。

多くの店が不況で悩んでいる中でも、
他の店のコロッケより値段が高くても、
100km離れた場所から何度もリピートしてくれる
お客さんもいます。

今週末は、エコパスタジアムで開催される
富士山静岡空港開港イベントにも参加し、
活躍の場を広げています。

浅井さんのお店は、商品開発が得意です。
だから、その強みを徹底的に活かしています。

もし、大手の店と比べたら、短所も沢山あるかもしれません。
でも、それ以上に、自分達の良さを活かしています。

だから、輝いています。

にも、
良いところが一杯あります。
キラリと輝く良いところです。

そう!
いわば、「自分の一番星」です。

早く自分の一番星を見つけてくださいね。
そして、それをお店で活かす!

すると、お店が輝いてきますよ!

笑人 ハワード・ジョイマン

追伸
あなたもこれ↓よんでちゃんと売れるお店を作りませんか?
www.haward-joyman.com/zhc/

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