「AIで業務効率化を進めたいけれど、ChatGPTを契約しただけでは結局何も変わらなかった」
「Claude Code(クロードコード)というAIツールが、自社専用のシステムを作れるらしい、と聞いて触ってみたけれど、最初のインストールでつまずいて挫折した」
こういう経営者の方を、最近よく見かけるようになりました。AI技術の進歩は早く、毎月のように新しいツールが登場します。しかし、現場で実際に「業務が楽になった」と実感できている経営者は、まだ少数派です。
この記事は、そんな方に向けて、2026年6月16日〜17日に東京・神田で開催する「入門 Claude Code 実践合宿」をご案内するものです。
合宿の詳細は記事末尾のリンクからご確認いただけますが、その前に、なぜこの合宿を企画したのか、なぜ「最初の1個だけは教わる」価値があるのか、まずはご一読ください。
そもそも、Claude Codeとは何なのか
Claude Code(クロードコード)は、米国のAI企業 Anthropic(アンソロピック)が開発した、業務効率化ツールです。一言で説明するなら「AIに日本語で『こういうツールを作って』と頼むと、本当に作ってくれる道具」です。
たとえば、こんな指示ができます。
「POSレジから出力した日次売上のCSVファイルを読み込んで、商品カテゴリ別の売上ランキングと、前週比較のグラフを自動で作るツールを作って」
「お客様からの口コミに対する返信文を、5パターン提案するツールを作って。口コミの内容を入力したら、丁寧な返信案を作ってくれるようにして」
従来、こうしたツールを作ろうとすると、外部のシステム会社に依頼して数十万円〜数百万円、納期は数ヶ月かかるのが当たり前でした。Claude Codeは、この常識を根本から覆します。日本語で指示するだけで、AIがコードを書き、ファイルを保存し、動作確認まで進めてくれます。
つまり、プログラミングの知識がなくても、自社専用のツールを自分で作れる時代がついに到来したのです。
それでも、未経験者が独学で始めると挫折する3つの理由
「そんなにすごいなら、自分で始めればいいじゃないか」と思われるかもしれません。実際、Claude Codeのインストール手順は、公式サイトで無料で公開されています。
しかし、過去1年間で私がご相談を受けたケースを振り返ると、未経験者が独学で始めようとしてもほぼ100%の方が、以下の3つの壁のいずれかで挫折しています。
挫折ポイント1:環境構築の壁
Claude Codeを使うためには、Node.js(ノードジェイエス)、Git(ギット)、Visual Studio Code、そしてClaude Code本体という4つのソフトウェアをインストールする必要があります。それぞれ英語のサイトからダウンロードし、インストール画面でも英語の選択肢が並びます。
1つでも順番を間違えたり、設定を取り違えたりすると、最後の動作確認で動かなくなります。エラーメッセージは英語で、原因の特定は経験者でないと難しい状況です。多くの経営者は、この最初のインストールの段階で時間を取られすぎてしまい、「もういいや」と諦めてしまいます。
挫折ポイント2:「何を作ればいいか分からない」の壁
仮にインストールが成功したとしても、次にぶつかるのが「で、自分は何を作ればいいんだ?」という壁です。
Claude Codeは、何でも作れる強力な道具です。しかし「何でも作れる」がゆえに、自分の業務のどの部分を、どの粒度で自動化すべきかの判断は、利用者自身が行わなければなりません。
これは技術の問題ではなく、自分の業務を整理し、何が「自動化に向いている作業」なのかを見極める力の問題です。日々忙しい経営者にとって、これを一人で考え抜くのは、思いのほか高いハードルです。
挫折ポイント3:「課金事故」のリスク
これはあまり知られていない、しかし極めて深刻な問題です。Claude Codeには、料金の支払い方式が2種類あります。
1つは「月額定額」のサブスクリプション方式(月額100ドル)。もう1つは「使った分だけ請求」の従量課金方式です。
初心者が、ネットで見た古い情報を頼りに設定を進めると、後者の従量課金方式で動作してしまう設定になることがあります。気づかずに使い続けると、月に数万円〜数十万円の請求が来てしまうケースが、実際に発生しています。
実は、私自身もこの課金事故を経験しました。月額契約のサブスクリプションに加入しているつもりが、過去に設定していた「APIキー」というものが優先されてしまい、想定外の請求が発生したのです。
幸い、すぐに気づいて対処できたため大事には至りませんでしたが、これがClaude Codeを業務で使い始める方の前に立ちはだかる、見えにくい落とし穴です。
「最初の1個だけは教わる」価値
これら3つの挫折ポイントは、独学では避けて通れません。しかし、誰か経験者が横について、最初の1個のツールを完成させる経験さえできれば、その後の2個目、3個目は、自分の力でどんどん作れるようになります。
これは語学習得に似ています。英会話を始めたい人が、まず最初の数回はマンツーマンレッスンを受けて、基本的な発音と会話の型を身につける。そこから先は、独学やオンライン教材で続けられる。Claude Codeも同じ構造です。
そこで、未経験の経営者・個人事業主の方を対象に、1泊2日で「最初の1個」を完成させていただく合宿を企画しました。
「入門 Claude Code 実践合宿」のご案内
合宿は、2026年6月16日(火)の12時から、6月17日(水)の15時まで、東京・神田駅周辺の会議室で行います。定員はわずか5名です。
参加者の皆さまには、事前に「自分の事業で使いたいツール・システム」のアイデアを1つ持ってきていただきます。当日は、そのアイデアを実際にClaude Codeで実装し、合宿が終わる頃には、業務で使える完成品を1つ持ち帰っていただきます。
合宿で作れるツールの例(業種別)
飲食店経営者
- メニュー説明文の自動生成
- Google口コミへの返信文作成
- 季節メニュー企画書のドラフト
- シフト表の自動作成
美容室・サロン
- カウンセリングシート分析
- LINE配信用メッセージ生成
- 施術ビフォーアフター文章化
- SNS投稿の下書き自動生成
工務店・建築関連
- お客様向け工事説明文
- 現場報告書テンプレート
- 見積書ドラフトの自動作成
- 業者別発注書の自動生成
個人事業主・士業
- メルマガ下書きの自動生成
- 顧客対応メールの下書き
- 請求書の自動作成
- クライアント月次報告の整形
これらはあくまで例です。「自分の事業で、こういう作業を自動化したい」というアイデアを1つ持ってきていただければ、それを形にするお手伝いをします。
3つの挫折ポイントを、合宿でどう乗り越えるか
先ほど挙げた3つの挫折ポイントは、合宿のなかで体系的に解消するよう設計しています。
挫折ポイント1(環境構築)については、合宿2週間前にお送りする事前準備テキスト(80ページ超)で、Windows・Macそれぞれの手順を画面例とともに細かく説明しています。それでも当日まで進められなかった方は、合宿1日目の午前中に主催者と一緒にインストール作業を行います。
挫折ポイント2(何を作ればいいか)については、事前準備テキストに「作りたいツールを考えるための7つの問いかけ」と「業種別アイデアリスト」を収録し、当日までに各自で考えていただきます。当日も主催者と1対1で要件定義の壁打ちを行い、最適なテーマを一緒に絞り込みます。
挫折ポイント3(課金事故)については、私自身が経験した教訓を踏まえ、合宿は「Max plan」というサブスクリプション加入を前提とした設計にしています。事前準備テキストでも、加入手順を丁寧に解説しています。
合宿の詳細
※詳細はお申込み後にご案内
合宿後3カ月間は、参加者専用のBANDコミュニティで、個別のご質問・ご相談に主催者が直接お答えします。「合宿で作り始めたシステム1つを、3カ月以内に完成まで仕上げる」までを伴走するサポート期間です。
なぜ少人数(5名定員)なのか
5名定員にこだわっているのには理由があります。
未経験者の合宿では、「全員一斉に同じ操作を進める」という方式では、必ずどこかで誰かが詰まります。詰まった一人を待つあいだ、他の4人は手持ち無沙汰になる。これでは、せっかくの2日間が無駄になります。
5名であれば、主催者一人で全員を巡回しながら、それぞれのペースに合わせて個別にサポートできます。「自分のテーマで自分のペースで進める」を実現するための、品質を担保した定員設定です。
逆に言えば、5名を超える募集はできません。お申込みは早めにご検討いただけますと幸いです。
主催者について
有限会社繁盛店研究所 代表取締役。飲食店・美容室・工務店など、全国の中小企業オーナー・店舗経営者を対象とした経営支援を本業としています。会員制コミュニティ「増益繁盛クラブ」の主宰、20年以上のメルマガ配信、各種コンサルティングを通じて、現場の経営者と日々向き合ってきました。
プログラミング未経験の状態からClaude Codeの活用を独学で開始し、現在は自社事業向けに複数のシステム(SEO記事自動生成ツール、株式銘柄スクリーニングツール、Googleビジネスプロフィール最適化ツールなど)を実運用しています。本合宿では、エンジニアではなく同じ経営者の立場から、ビジネスに直結するツール開発の進め方をお伝えします。
最後に
Claude Codeのような業務効率化ツールは、これからの数年で、中小企業の経営にも本格的に浸透していきます。早く始めた経営者と、後から始めた経営者の間には、確実に差がついていきます。
とはいえ、独学で挫折を繰り返しているうちに、結局1年経っても何も変わらない、という状況は避けたいところです。
「最初の1個」さえ完成させる経験ができれば、あとは自走できます。本合宿が、そのきっかけになれば幸いです。
定員5名の少人数合宿です
詳細とお申込みは下記のページから
合宿の詳しい内容、タイムテーブル、よくあるご質問、お申込みフォームは、以下の専用ページでご確認いただけます。
▶ 合宿の詳細・お申込みはこちら本記事は、入門 Claude Code 実践合宿(2026年6月16日〜17日東京開催)のご案内記事です。
合宿に関するご質問は、お申込みページ末尾の問い合わせ先までお寄せください。