木下 仁(Hitoshi Kinoshita)
アトリエ クロエ 代表スタイリスト | キャリア20年以上

頭頂部がぺたんこになるのはなぜ?
原因と、美容師がすすめる本当の解決策

こんにちは。芦屋の美容室・アトリエ クロエの木下です。

先週、久しぶりに大阪へ出かけてきました。友人に誘われて梅田の居酒屋へ。そこで出てきた純米吟醸がもう絶品で——ほのかな甘みとキレのいい後味が、ちょうど春先の夜風にぴったりで、気づいたらするする飲んでいました(笑)。普段はお客様の髪のことを考えている頭が、あのときだけはするっと空っぽになって。ああいう時間って大事だなあとしみじみ感じました。

「大将、もう一合もらえますか」と言いながら、心のどこかでは翌日のお客様の髪のことを考えていた気がします。職業病ですね。

さて。大阪から帰ってきた翌朝、ふと鏡を見ていて思ったんです。春って、なんとなく気分を一新したくなる季節ですよね。髪型を変えたくなる方も多いこの時期に、ひとつ大切なことをお伝えしたくて、今日はこのブログを書いています。

テーマは、「頭頂部がぺたんこになる」こと。

「最近、トップがぺたっとしてきた気がして…」「以前と同じシャンプーを使っているのに、なぜか髪がふんわりしなくなった」——そんなお悩みを、40代以降のお客様から本当によく聞きます。実はこれ、ただのくせ毛や髪質の問題ではなく、年齢とともに起きる複数の変化が重なった結果なんです。今日はその原因と、私たちが取り組んでいる解決策をできるだけ詳しくお伝えします。

①毛根が傾く ― 加齢で頭皮のコラーゲンが失われる

髪の毛は、頭皮の中にある「毛包(もうほう)」というポケットの中から生えています。若い頃は毛包が頭皮にしっかり垂直に支えられているため、髪は根元からピンと立ち上がります。ところが40代を過ぎると、頭皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、毛包を固定する力が弱まってきます。

結果として毛包が徐々に傾き、髪が根元から寝てしまう——これが「ぺたんこ」の根本原因のひとつです。

毛包の傾きは、ケアだけでは元に戻せません。傾いた毛包の角度に合わせて、根元から自然なボリューム方向に立ち上がる「形状」を作ってあげる必要があります。これが、後でご紹介するドクターパーマの考え方の核心です。

②髪質の変化 ― 「うねり」と「細さ」が同時に進む

加齢とともに、髪そのものの構造も変わってきます。主な変化は大きく二つ。

髪が細くなる(軟毛化)

毛髪の主成分はケラチンというタンパク質です。年齢とともにケラチンの生成量が落ち、髪が細く、コシのない「軟毛」に変化していきます。細い髪は自分の重さで寝てしまいやすく、ボリュームが出にくくなります。

うねりが出てくる

髪の毛は断面が真円に近いほどまっすぐで、楕円形に近いほどうねります。加齢でケラチンの分布が不均一になると、断面形状が乱れ、うねりや広がりが出てきます。くせが強くなってまとまらないのに、ボリュームは出ない——という厄介な状態になるのはこのためです。

軟毛のうねりは、むやみにボリュームを出そうとするとかえって広がってしまいます。大切なのは「根元の立ち上がり」をコントロールしながら、毛先はまとまりを出すこと。扱いやすさと自然なふわっと感を両立させる設計が必要です。

③頭皮環境の悪化 ― 血流不足と皮脂バランスの乱れ

健康な髪は、健康な頭皮からしか生まれません。ところが加齢やストレス、女性ホルモンの変化によって、頭皮の血流が落ちたり、皮脂分泌のバランスが崩れたりすることがあります。

  • 血流が悪くなると毛根への栄養供給が落ちる → 細く弱い髪しか育たなくなる
  • 皮脂バランスが崩れると毛穴が詰まりやすくなる → 毛根が正常な角度を保てなくなる
  • 頭皮が固くなる(緊張)と、毛包が動きにくくなる → 根元が立ち上がらない
  • 更年期以降は女性ホルモン(エストロゲン)の急減が重なる → 毛周期が乱れ、抜け毛が増えやすくなる

「シャンプーを変えたのに改善しない」という声をよく聞くのですが、ホームケアだけで頭皮環境を根本から変えるには限界があります。これはサロンでのプロの施術と組み合わせることで、はじめて大きく変わってきます。

では、どうすればいいのか ―「ドクターパーマ」という選択肢

ここまで読んでいただいて、「原因はわかった。でも結局、どうしたらいいの?」と思われた方も多いかと思います。

私がこの問題に長年向き合ってきて出した答えのひとつが、アトリエ クロエ独自のメニュー「ドクターパーマ」です。

「パーマって、ウェーブをつけるものじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。でも、ドクターパーマはウェーブのデザインより先に、根元の立ち上がりを作ることを目的にしています。だから仕上がりは「パーマっぽさ」より「自然なボリューム感」。「今日は何かしたの?」ではなく「なんか最近、髪がいいね」と言われるような変化を目指しています。

こんな方に特にご相談いただきたいです

  • トップがぺたんこになって、なんだか老けた印象に見える気がする
  • 毎朝ドライヤーで根元を起こすのが大変になってきた
  • 以前パーマをかけたとき、傷んで後悔した経験がある
  • 髪が細くなってきて、カラーやトリートメントのもちが悪くなった
  • うねりと薄さが混在していて、どうスタイリングすればいいか分からない

ドクターパーマは、かけた直後よりも、2〜3回繰り返すうちに「髪が育つ方向」を正してあげることで、より大きな変化を感じていただけます。「一度かけて終わり」ではなく、通うたびに頭頂部が変わっていく——それを体感してもらえるのが、私が一番やりがいを感じる瞬間です。

春は、髪を変えるベストシーズン

3月に入り、芦屋でもだいぶ日差しが柔らかくなってきました。桜の開花予報も出てきて、なんとなく外に出たくなる季節ですね。春は新しい自分を試したくなる時期でもあります。

実は、春先はパーマをかけるのに非常に向いている季節でもあります。夏の紫外線ダメージや冬の乾燥が少なく、比較的髪の状態が整っていること。そして気温が上がるにつれて、ふわっとした軽い仕上がりがとても映えること。

梅田で飲みながら、来てくれているお客様たちのことを考えていました。毎月通ってくださる方の髪が、半年・一年かけて少しずつ変わっていくのを見ていると、本当に嬉しくなります。「最近、別の人みたいに明るく見えるね」と言ってもらえた、そんなエピソードを聞かせてもらうたびに、この仕事をやっていてよかったと思います。

もし今、ぺたんこが気になっているなら、ぜひ一度ご相談ください。

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木下 仁(Hitoshi Kinoshita)
アトリエ クロエ 代表スタイリスト

大型サロンのマネージャーを10年経験後、英国に1年留学。2017年に芦屋市にてアトリエ クロエを開業。40代以降の大人女性の髪の悩み(白髪・ボリューム減・頭皮ケア)に特化し、「通うたびに髪が元気になる」施術を追求している。好きなものは日本酒と、お客様の「変わったね」という笑顔。

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。