第229号
ハワード・ジョイマンです。
徐々に寒くなってきましたね。
時々、
『ジョイマンは、
どんな本を読んだり、
CDを聞いたりしているの?』と
聞かれることがあります。
今、読んでいる本が、
川端康成の小説「雪国」で、
最近、車を運転して外に出るたびに聞いているのが、
落語家 立川志の輔さんの落語CDです。
「ハンドタオル」
「緑の窓口」
「死神」
「しじみ売り」
の4本を繰り返し、繰り返し、
何度も何度も聞いています。
そうそう、余談ですが、来年1年間
吉本興業が運営する吉本クリエイティブカレッジという
学校に通うことになりました。
そう、週に2回、夜間だけですが
新宿に通います。
今からメチャクチャ楽しみです。
そんな近況です(^^)/
ということで今日は、
売上がアップする「セット販売の方法」について
お話したいと思います。
増益繁盛クラブの会員さんから相談を受ける内容の1つに
『オプション販売とセット販売どちらが良いか?』
という相談があります。
まず、両者を簡単に説明すると、
オプション販売というのは、
基本となる商品に追加する形で、
関連商品を追加していく販売方法です。
例えば、分かりやすいように飲食店で説明すると、
『はなまるうどん』や『丸亀製麺』などのセルフ式うどん店などでは
お客さんが主体的に「うどん」という基本商品を買いますが、
同時に『ちくわ』や『生卵』など、うどんの上に載せる具材を
追加でトッピングしていきますよね。
うどんは200円とかでも、
追加の具材が1個当たり100円位するので、
合計で500円ぐらいになっていたりします。
お客さんが自由にトッピングを追加できるという販売ですね。
自動車の販売でも同様ですし、基本的に、
殆どの商売でこのオプション販売ってあります。
次にセット販売というのは、
予め複数の商品がセットで販売されている方法です。
例えば、「ちくわうどん」とか「全部のせうどん」などのように
予めトッピングがのっている商品として販売する形です。
では、どちらの販売方法が良いかというと、
『どちらの販売方法も良い』という答えになります。
ただ、このお便りをご覧の方には、
ここから一歩踏み込んでお話しします。
具体的にいうと、
初めて来店するお客さんには、「セット商品」が良くて、
何度も来ている方には、「セット商品」+「追加商品」を
お勧めするのが良いです。
これで、客単価がアップします。
基本的に店内では、
単品商品はアピールしません。
単品商品をアピールするのではなく、
セット商品をアピールするわけですね。
『なぜか?』というと、
初めてのお客さんにとっては、
似たような商品が色々あると、
悩んでしまって、結局、一番安い商品を買ってしまう
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確率が高くなるからなんですね。
だから、初めての方には
安心して選んでもらえるよう
『当店のうどんを初めて
食べる方にお勧めなのはコレ!』
という形で、特定のセット商品を提案してあげるのが
お客さんにも喜ばれて、客単価も上がる方法です。
そして、何度も来店している方には、
『このセット商品に
更にあなた好みのトッピングを追加して、
自分オリジナルの商品にしよう!』
このようなアピールの仕方で、
『セット商品』+『追加トッピング』を促します。
初めての方の場合、
オプション販売形式だと、
基本の単品商品だけ注文し、
他に何も追加しない方も多いのです。
だからこそ、初めての方には、
オプション提案よりもセット商品を案内してあげた方が良いのですね。
このようにして、
お客さんに応じた店内POPをやることで、
どのお客さんにも喜んでもらいながら、
単価がアップし、売上を伸ばすことができるんです。
ぜひ、今週、チャレンジしてみてください。
あなたのお店が圧倒的に楽しく繁盛するのを
応援しています(^^)/
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