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あちゃ~

from:清水のカフェより
ハワードジョイマン

1つの情報が人から人に伝わるごとに
その情報の30%が伝わって無いそうです。

つまり、1人目から2人目に情報が伝わる際に
その30%が伝わって無い。

つまり、2人目から3人目に情報が伝わる際にも
その30%が伝わって無い。

3人目から4人目に情報が伝わる際にも
その30%が伝わって無いということです。

つまり、もう3人目、4人目になると
話の本質がずれてしまっていたりします。

ちょっと上記の言葉の意味が分からなかった方も
いらっしゃるので実例でお話ししますね。

例えば、あなたがこのメルマガで読んで、
「お!こりゃいい話だ!スタッフにも話そう」と
スタッフに説明しようとします。

しかし、読んでいる分にはすごく理解できて、
「そうだ!そうだ!」と納得できたとしても、
いざそれを、スタッフに説明するとなると
なんて説明したらいいか分からなくなり、

結局、スタッフに説明して完成した
チラシやPOPを見ると
「あれ?説明したはずなのに、全く別物やん、、、(トホホ)」
「なんや、やっぱり自分でやるしか、あらへんのかいな~」って経験ありませんか?

情報というのは
発信する側と受け取る側と2人が介する者なので、
発信する側の意図と受け取る側の意図というのは
得てして異なって解釈がされることが多いです。

だから、スタッフにちゃんと説明したのに
なんで、説明したとおりにやらへんのやろ~ということが起こる訳です。

ちなみに私は、現在、
6か月間業績アップ徹底特訓コースという
対面型の直接コンサルティングを行っています。

参考:www.haward-joyman.com/groupconsul/

会場に10人ほどの店舗経営者が集まり
1人1人に現在の販促物の取り組み状況とそれに伴う相談、
次回までにやることを決めてもらい、6か月間対面形式でサポートするサービスです。

1か月に1回、皆で会うので、
よしやってやろうという気になるのと
自分だけやってないのは恥ずかしい面もあり、
皆さん、行動をするので、成果が出ている方が多いのですが、

この6か月コースでは、
スタッフも同席可能にしています。

なぜ、この話をしたのかというと、
「スタッフも同席可能にしてある」所がポイントなのですが、

先ほども話した通り、
よくあるのが、社長は理解したけど、
情報というのは人を介すごとに30%伝わらないという前提があるからです。

その場で、私が社長に改善アドバイスをしても、
それがスタッフに上手に伝わらないからです。

それだったら、スタッフも同席してもらうことで、
人が間に介在することで
情報が伝わらないことを未然に防ぐ。

そして、社長と同席させることで、
社長が考えていることをスタッフにも理解してもらう。

こういった色々なメリットがある訳ですが、
スタッフが同席することで、スタッフ自身も販促に対する理解と実力が急速に伸びます。

つまり、伝える際は、
1.情報は伝わらないものだと理解する。
この前提のもとで、
2.だらだら伝えず、結論先出。要点を絞って、端的に伝える。
これがポイントです。

つい昨日も、プレスリリースに取り組んでいる会員さんに
「プレスリリースの配信先のリストをメールで送ってください。
 ちゃんとした配信先に送れているか、チェックしますので」
とメールしておいたら、

早速、配信先のリストが届いたんですね。

そして、届いた配信先リストをみると、
やっぱり最初に説明したとおりにはなってないわけですね。

配信先が、どうも違う訳です。
で、先ほど、確認してもらったら配信先が違っていたようです。

プレスリリースのポイントは、
1.配信する内容
2.配信するタイミング
3.配信先となるマスコミ
です。

今回は、3番の配信先が違っていたわけです。

担当者であるAさんに連絡せずに
担当外のCさんに連絡しても対応してもらえませんよね。

プレスリリースの場合、
Cさんは、送信者である店舗経営者に対して、
あなたの住む地域なら、担当はAさんですよなんて、
わざわざ連絡して来てくれません。

単にポイッとゴミ箱に捨てられるだけです。

しかし、配信先が違っていたにも関わらず、
それが違うということが分からなければ、

肝心な改善ポイントには気づかないままでした。

「やっぱり、配信する内容が悪かったのか?」と
プレスリリースの内容の改善に意識が向きます。

つまり、これは間違った改善です。
しかし、問題の本質が分かっていないと
このまま間違った改善をし続けることになります。

つまり、実際は3番が違っていた場合、
1番の内容の改善を考えても、
そもそも送り先が違っているんですから、
取材依頼は得られません。

こういうミスマッチというのは、
色々な場面で生じます。

例えば、単に、チラシで多くの人に告知してないから
来店客数が少ないだけなのに、
※本当はチラシを出して、お客さんを集めればその値段でも売れるのに、、、

やはり他に安いお店があるから
うちの店にはお客さんが来てくれないのだろうと、
勝手に値下げして、新規客は増えず、既存の売上だけ減って、
利益を圧迫するという悪循環に陥るのもこの手のパターンと構造的には一緒です。

チラシの配布エリアが間違っているだけなのに、
それには気づかず、キャッチコピーが悪いんじゃないかと
キャッチコピーの勉強ばかりする経営者。

問題点は、こまかく分解して考えないと
適切な改善点にはたどり着けません。

さて、冒頭の情報伝達というのは、
人を介するごとに30%が伝わらないということですが、
だからこそ、有効なのが、
チラシやPOPなどの販促物です。

情報が人を介すごとに伝わらなくなるということは、
人によって説明が異なるということでもあります。

しかも、スタッフがお客さん1人1人に毎回毎回説明するのも大変です。

だからこそ、メニューブックがあったり、店内POPがある訳です。

1万人の人に同じように説明するために
チラシをまくわけです。

伝えるというのは、
とっても大事です。

お店や商品の魅力が伝われば、
お客さんの数も増えるし、
売れる商品の数も増える。

あなたも
あちゃーっていう結果にならないよう
日々の適切な改善を続けていきましょうね。

応援しています。

ハワードジョイマン

追伸

10月1日から札幌で
お客さんが集まる仕組み作りと宣伝販促物作りの強化合宿を行います。

北岡秀紀さんと一緒に開催します。

あと1人だけ受け付けます。
少人数で3日間作りこみを行うので、
普段、考える時間が無い方や作りこみができない方は、
ぜひどうぞ。

スタッフの同席も無料です。

集まる仕組み構築合宿

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