事業投資への新たな一歩
昨日は、東京に日帰りで行ってきました。
私はこれまでも投資家として活動してきましたが、今後は「事業投資」をさらに強化していこうと考えています。
とくに、会社を買い、業績を伸ばしていく──いわゆる「事業再生」や「事業成長」に力を入れていきます。
もし、あなたの周りに「事業承継」でお悩みの方がいたら、ぜひ教えてください。
私が学んだ知識と経験が、きっとその方の未来に役立てるはずです。
資本主義における会社の本質
今日は、会社の本来の姿について改めて考えてみたいと思います。
会社というのは、出資者(株主)が資金を出し、設立するものです。
そしてその出資者が「誰を社長にするか?」を決定します。
つまり、会社とは利益を生む装置であり、出資者としては「一番儲けさせてくれる人」に経営を任せるのが当然なのです。
たとえば、100万円の出資金で設立された会社において、任命された社長は、その資金を元手に、どれだけの利益を生み出せるかが問われます。
通信簿としての財務諸表
会社の成績表である財務諸表にも、それぞれ役割があります。
損益計算書(PL)は、その年の経営成績を見るための「一年ごとの通信簿」です。
貸借対照表(BS)は、創業からの積み上げとしての「通算通信簿」です。
このように、会社は「利益を出すこと」を目的に動いているという点が、資本主義社会における大前提なのです。
赤字でも社長が交代しない理由
本来であれば、赤字の会社では「社長失格」として、出資者から社長交代を求められるはずです。
しかし、個人事業や中小企業の場合は、出資者と社長が同一人物であるケースが大半です。
だからこそ、赤字が出ていても社長が交代せず、ズルズルと経営が続いてしまうのです。
あなたは「出資者」でもあり「社長」でもある
この構造を理解することが、経営の本質に近づく第一歩です。
あなたは「社長」である以前に、「出資者」なのです。
出資者として、自分の会社が最大の利益を上げられるように「誰を社長にするか?」を真剣に考える必要があります。
そして、もしもその社長があなた自身であるならば──
あなたは、「雇われ社長」として、出資者の期待に応えられる仕事をしなければなりません。
自分に問いかけてみてください
私は本当に、雇われ社長として最善を尽くしているか?
なあなあの経営になっていないか?
こうした問いかけが、次の成長への扉を開いてくれます。
やり方も大切ですが、在り方こそが未来を変えます。
今日も一緒に、より良い経営者を目指していきましょう。
── ハワードジョイマン