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客数を2倍にしなくても儲かるお店の秘密とは?

from:清水の自宅から
ハワードジョイマン

「店舗経営で一番大事なことは、
 売上を伸ばすことではなく、
 利益を増やすことです」

私からのシンプルなメッセージ。
私は、「この利益を増やす」ということに
自分自身も集中しています。

例えば、2つのお店があったとします。
分かりやすいようにラーメン店で考えてみましょう。

A店
1日の来店客数200人 一人当たり利用額650円
売上13万円

B店
1日の来店客数100人 一人当たり利用額850円
売上8万5千円

多くの方は、売上でお店の経営を図る方が多いです。
A店はB店の客数2倍。

傍から見ていても
A店はひっきりなしにお客さんが来て、
朝から晩まで繁盛しているように見えます。

だから、お客さんがたくさん入っているAを見て、

「やっぱり、値段を安くしないと
 お客さんが来ないんだ~」と錯覚します。

確かに、売上はAの方が上です。
でも、抜け落ちているのは、「利益発想」

両方のお店とも原価が400円かかっているとします。
最近、素材にこだわってスープと麺を作っているお店って多いですからね。

そして、スタッフの人件費。
1人あたり5000円

これらの費用を計算すると、
お店に残る利益はこのように変わります。

A店
1日の来店客数200人 一人当たり利益額250円
A店のスタッフ2人分の人件費1万円

手元に残る利益4万円

B店
1日の来店客数100人 一人当たり利用額450円
B店のスタッフ1人分の人件費5000円

手元に残る利益4万5千円

こうやって考えてみると
A店の方が、お客さんが来ているのに
実際はB店の方が儲かっているという訳です。

ちなみに、少ない人数で利益をとれるということは、

・朝から晩まで鬼のように疲れることもないし、
・お客さんからクレームを受ける回数も減るし、
・余計なお客さんを相手にしなくても済みます。

数をこなして売上を取るというのが、
いかに大変か、分かると思います。

それに、薄利多売で客数を増やして利益をとろうとすると
傍からみたら、沢山お客さんがいて儲かっているように思えるので、
取組をすぐに真似されて、あまり良い事はありません。

ちゃんと利益をとって、
人知れず稼ぐ。

傍からみても、そんなに目立っていない。
でも、きっちり利益はとっている。

その方が、中長期的に稼ぎ続けるためにも
賢い方法と言えます。

でもそうしたことを知らずに
売上さえあげれば、良いんだという発想のお店は、
世の中のお店ではたくさんあります。

「貧乏暇なし」とは、
こういうことなのです。

私たちは、どんなに朝から晩まで働いても
利益が残らなかったら、意味がありません。

なぜなら、利益こそが、
店舗経営をする上での、未来への投資に回せるからです。

では、どうやったらお店の利益を増やすことができるのか?
それを3つのステップで説明しますね。

第1段階
意味の無い割引をやめて、一人当たり利益を増やす取組をする。

【この取り組みをする理由】
どんなにお客さんが来ても、利益が取れてないと意味がないから

 ↓

第2段階
一度来店したお客さんが再来店してくれる仕組みを作る。

【この取り組みをする理由】
どんなに新規のお客さんがきても、2回目に来店してくれないと
ザルで水を掬うように、零れ落ちて、集客コストばかりかかって
利益がとれないから。

 ↓

第3段階
新しいお客さんが来店してくれる仕組みを作る。

あなたはいかがですか?

ちゃんと、第1段階の取組、第2段階の取組と
順番にやっていますか?

お店のどこに問題点があるのか?
ちゃんと把握して、取組をしてくださいね。

応援しています!
ハワードジョイマン

追伸

もし、あなたが3つの段階について勉強し、
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今日お話しした3つの段階をちゃんとやっているお店と
闇雲にやっているお店では、お店に残る利益額が
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