楽しさを共有する
From : 神戸のそば屋
By : 鳥羽洋史
「おとうさん~ マンゴーたべよう~」
「えっ!なに?」
時計はもう12時50分
私がそろそろ寝ようとトイレに立った時
ガタンッっと玄関のドアが開き
うちの下の娘が満面の笑みで、
「おとうさん、マンゴーたべよう~」
少しアルコールが入っているようだ!
誰に貰ったのか?
何処で買ってきたのか?
分からないけど、手には袋に入ったマンゴー
この4月に就職した次女は週末には
会社の懇親会や飲み会が多く
最近、この時間に帰ってくることが
たびたびあるのです。
「えっ!おなかいっぱいやしー」
「こんくらい食べれるやんか!」
「皮とかむくの邪魔くさいし」
「わたしが切ってあげるやんかー」
となかなか強引な娘
「冷えてる方が美味しいから、明日食べよう」
「わかった!」
なんとかマンゴーを食わずに部屋に帰ったわたしは、
こんな事を思い出していました。
父がよくお酒を飲んで帰ってきて寝ている私を
無理やりおこしてケーキやお菓子などを食べろって
言って食べさされたことです
寝ぼけ半分で食べてる私を見て父はニコニコと
満足そうにしてたこと、
私も半分眠くて、迷惑だけどなんか嬉しかった
ことを覚えています。
これって何なんでしょうね。
嬉しさをわかちあいたい!
楽しさを共有したい!
ということだと思います。
わたしの店にもおじいさん、おばあさんが
娘や息子夫婦、お孫さん達をつれて
たくさんのお客様がいらっしゃいます。
これも、息子や孫たちと
単に空腹を満たすだけではなく
蕎麦のおいしさや蕎麦を食べる楽しさなど
共有したくて来ていただいてるんだなーと
感じます。
私たち、そば屋が出来ること
それは、
美味しいおそばを提供することにとどまらず
楽しさを感じてもらうお手伝いをすること
楽しさや喜びを共有できる何かを提供すること
あなたは、お客様にそば以外で何を提供しますか?
繁盛しているお店というのは、
お店とお客様たちが共に同じ価値観を共有して
喜びと笑顔で繋がっています。
経営者が独自の価値観を情報発信し
ひとりでも多くの人に共感してもらい
喜んでもらうことに努力しているのです。
あなたも繁盛店を作りましょう!
鳥羽 洋史
追伸
昨夜のマンゴーなんですが、朝の食卓に並んでました。
私、妻、長女、次女の
家族4人で「めっちゃ、甘い~」「美味しすぎー」
と言って食べました。
追伸2
私が、累計1億の借金を抱えながら、
その状況を打破し、
5期連続売上記録を更新するようになった
シンプルだけど着実に成果のでる方法を
お話します。
詳しくはこちら→haward-joyman.com/nudle-magic.html