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2012.10.06

文殊菩薩も中学生には叶わない!

清水の事務所から
by ハワード・ジョイマン

修学旅行の始まりって、
明治時代の富国強兵のための
訓練がその起源だったって知ってました?

静岡の修学旅行って
小学校が東京。
中学校が京都。
高校は、学校によりバラバラ。
私は長崎、熊本でした。

京都といえばお寺巡りをしましたよね。

そして、お寺といえば
仏さまが奉られているので、

仏様に関する諺も覚えました。

・仏の顔も三度まで
・釈迦に説法
・三人寄らば文殊の知恵。

ちなみに、三人寄らば文殊の知恵というのは、

『3人集まれば、
一人では思いもつかなかった
良いアイデアが思い浮かぶよ』

という話ですが、

中学生が3人集まれば、

友人A『お前、誰が好きなんだよ~』

私    『奈々ちゃん』

友人B『こいつ奈々ちゃんがスキだって~』

私    『バカ!言うなよ~』

てな、恋愛話しか出ませんでした、、、(合掌)

しかし、商売においては、
3人寄らば文殊の知恵は生かされます。

経営者とスタッフだけでは中々
良いアイデアがでませんが、

経営者、スタッフ、コンサルタントの3人が集まると、
確かに良い知恵がでたりします。

なぜなら、経営者とスタッフは、
いつもお店にいすぎて、
見えなくなっていることが多いからです。

例えば、昨日の

「泡まで美味しいビールグラスの話」で考えましょう。

昨日の話を知らない方のためにダイジェストで話すと、

※「ビールグラス 500円」と書いたPOPでは
全く売れなかったけど、
「泡まで美味しいビールグラス 600円」と
書いたPOPにしたら、100円高いのに売れるようになった
というお話。

今の時代、粗悪品を販売しているお店なんて
殆ど無くて、

どのお店でも、
良い商品を扱っています。でも、、、、

お店の人は、
商品のことを知りすぎて、
逆に、その商品の魅力に気付いてない場合が多いのです。

経営者「なんで安いのに売れないのかな~」

スタッフ「缶ビールも、このグラスで飲めば美味しいのにな~」

私「なんで美味しいの?」

スタッフ「これはですね。
このビールグラスは、陶器でできているので、
陶器の凹凸により、きめ細かい泡が生まれやすいんですよ~」

私 「え~すごい!なんでそれを書かないの!?」

スタッフ「え?だって、こんなこと誰だって知っているでしょ!」

私 「知りませんよ。私、初めて知りましたよ」

スタッフ 「え~、当たり前のことだと思ってた~」

こんなことが現場では良くあります。

つまり、お店の人は、商品知識に精通しすぎていて、
お客さんも同じくらい知っていると勘違いしているんですね。

お客さんは、殆ど知りません。
だから、魅力を伝えてあげれば、
割引なんかしなくても、
商品の良さを理解してくれて、
買ってくれるわけです。

コンサルタントの良さというのは、
こうやって客観的な第3者の立場から
クライアントに質問して
経営者やスタッフが気付かなかったことに
気付かせることなんですね。

そう。

一歩離れて
客観的に物事を見ること

これが重要です。

店舗経営者は、お店に入り込みすぎて
自分達の魅力に気付いてない場合が
すごく多いんです。

だから、他のお店のチラシのことは
よく分かるけど、いざ、自分のチラシとなると
何を書いてよいか分からなくなる
という方がいるのです。

もし、あなたが店舗経営をしていて
客観的な視点を持つコンサルタントの
スキルやノウハウを学んだとしたら、、、

それを自分のお店にフィードバックするだけでも、
売上アップに役立つと思いませんか?

その為に、時々、お店に入らない日を作り、
外から自分のお店を眺めるようにしてみてくださいね。

応援しています!

ハワードジョイマン

 

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