3.儲かる販促と利益アップ

モバイルオーダー導入後に客単価が下がる意外な落とし穴

こんにちは
ハワードジョイマンです。

1月から茶道教室に通うので、茶器に興味を持ち、美術館に行くようにしています。

昨日は、静嘉堂文庫美術館で日本3大曜変天目茶碗のうち1つを観ました。そして、根津美術館へ行き、伊勢物語展を観ました。

曜変天目茶碗は、他にも藤田美術館、大徳寺龍光院にあるので、2026年の早々に見たいと思います。

ということで、12月も書き入れ時
あなたはいかがお過ごしですか?

今日は、導入店舗が圧倒的に増えてきたモバイルオーダーについてお話をしたいと思います。

モバイルオーダー導入後に客単価が下がる意外な落とし穴

モバイルオーダーを導入した飲食店から、こんな相談を受けることがあります。

「最初は客単価が上がったのに、いつの間にか元に戻ってしまった…」

実はこの現象、ある「見落としがちな原因」によって起きています。


客単価が戻った原因は「POPの撤去」だった

モバイルオーダーを導入すると、お客さんはスマホでメニューを見て注文します。そのため「もう紙のメニューもPOPも要らないよね」と考え、店内のPOPをすべて外してしまう店舗が少なくありません。

しかし、これが客単価低下の原因でした。

モバイルオーダーは確かに便利ですが、お客さんは「自分が知っているメニュー」しか注文しません。画面をスクロールして隅々まで見る人は、実はほとんどいないのです。

一方、POPは「目に飛び込んでくる」メディアです。お客さんが意識していなくても、自然と目に入り、「これも頼んでみようかな」という追加注文のきっかけを作ってくれます。


POPを復活させたら客単価300円以上アップ

この問題に気づいた会員さんに、私はこうアドバイスしました。

「モバイルオーダーを導入したからといって、POPは外さないでください。むしろ今まで以上にPOPを貼って、店内をにぎやかにしてください」

すると、どうなったか?

  • 客単価が 300円以上アップ
  • POPをきっかけに お客さんとの会話が生まれる ようになった
  • 会話が増えたことで 常連客も増加
  • 結果として 売上が伸びた

POPは単なる「メニュー案内」ではありません。お店の雰囲気を作り、お客さんとの接点を生み、追加注文を促す「販促ツール」なのです。


モバイルオーダー時代だからこそPOPが効く

デジタル化が進む今だからこそ、アナログなPOPの価値が際立ちます。

スマホ画面の中では埋もれてしまうメニューも、手書きのPOPなら一瞬で目に留まります。「なんだこれ?」という興味を引き、注文につながるのです。

モバイルオーダーを導入している店舗こそ、POPを活用してください。デジタルとアナログの組み合わせが、客単価アップの鍵になります。


あなたもPOPで客数・客単価を伸ばしませんか?

POPをはじめとした店内販促は、今いるお客さんからの利益を最大化する「最優先で取り組むべき施策」です。

新規集客にお金をかける前に、まずは店内販促を徹底する。この順番を守るだけで、利益の残り方が大きく変わります。

あなたもPOPを始めとした販促に徹底的に取り組んで、客数・客単価を上げませんか?

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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