こんにちは
ハワードジョイマンです。
1月から茶道教室に通うので、茶器に興味を持ち、美術館に行くようにしています。
昨日は、静嘉堂文庫美術館で日本3大曜変天目茶碗のうち1つを観ました。そして、根津美術館へ行き、伊勢物語展を観ました。

曜変天目茶碗は、他にも藤田美術館、大徳寺龍光院にあるので、2026年の早々に見たいと思います。
ということで、12月も書き入れ時
あなたはいかがお過ごしですか?
今日は、導入店舗が圧倒的に増えてきたモバイルオーダーについてお話をしたいと思います。
モバイルオーダー導入後に客単価が下がる意外な落とし穴
モバイルオーダーを導入した飲食店から、こんな相談を受けることがあります。
「最初は客単価が上がったのに、いつの間にか元に戻ってしまった…」
実はこの現象、ある「見落としがちな原因」によって起きています。
客単価が戻った原因は「POPの撤去」だった
モバイルオーダーを導入すると、お客さんはスマホでメニューを見て注文します。そのため「もう紙のメニューもPOPも要らないよね」と考え、店内のPOPをすべて外してしまう店舗が少なくありません。
しかし、これが客単価低下の原因でした。
モバイルオーダーは確かに便利ですが、お客さんは「自分が知っているメニュー」しか注文しません。画面をスクロールして隅々まで見る人は、実はほとんどいないのです。
一方、POPは「目に飛び込んでくる」メディアです。お客さんが意識していなくても、自然と目に入り、「これも頼んでみようかな」という追加注文のきっかけを作ってくれます。
POPを復活させたら客単価300円以上アップ
この問題に気づいた会員さんに、私はこうアドバイスしました。
「モバイルオーダーを導入したからといって、POPは外さないでください。むしろ今まで以上にPOPを貼って、店内をにぎやかにしてください」
すると、どうなったか?
- 客単価が 300円以上アップ
- POPをきっかけに お客さんとの会話が生まれる ようになった
- 会話が増えたことで 常連客も増加
- 結果として 売上が伸びた
POPは単なる「メニュー案内」ではありません。お店の雰囲気を作り、お客さんとの接点を生み、追加注文を促す「販促ツール」なのです。
モバイルオーダー時代だからこそPOPが効く
デジタル化が進む今だからこそ、アナログなPOPの価値が際立ちます。
スマホ画面の中では埋もれてしまうメニューも、手書きのPOPなら一瞬で目に留まります。「なんだこれ?」という興味を引き、注文につながるのです。
モバイルオーダーを導入している店舗こそ、POPを活用してください。デジタルとアナログの組み合わせが、客単価アップの鍵になります。
あなたもPOPで客数・客単価を伸ばしませんか?
POPをはじめとした店内販促は、今いるお客さんからの利益を最大化する「最優先で取り組むべき施策」です。
新規集客にお金をかける前に、まずは店内販促を徹底する。この順番を守るだけで、利益の残り方が大きく変わります。
あなたもPOPを始めとした販促に徹底的に取り組んで、客数・客単価を上げませんか?