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スタッフ教育のいろは

From 増山 務
東京の事務所より

先週の出来事でした。

私の師匠であるハワードジョイマンさんの開催する
マスターマインドミーティングに参加したその日は、
私が大の苦手とするPC関連の話が、特に多い勉強会でした。

決して、スゴく難しい内容の話ではないようでしたが、
筋金入りの「アナログ怪獣 マスヤマ」にとっては、つらく長い1日でした。

そんな疲れきった状態で、夜9時過ぎに帰宅した時のことでした。

部屋に入ると、
私宛のダイレクトメールが開封された状態で、
テーブルの上に置かれていました。

「んっ? ◯◯◯インタースクール・・・、何だコレ?」

不思議そうにDMを見ている私に妻が寄って来て、

「ねぇ、これどう思う?私的には行かせてみたいんだけど。」

今日に限って、またもや私の大嫌いなものが目の前に現れました。
「英会話」のスクール案内でした。

妻は前々から、
子供たちには将来の為に英語を習わせたい、と言っていました。

全く英語を話せない私ですから、もちろん興味などなく、
その話が出るたびに
完全スルーしていましたが、、、

(ついに、この時がきたか・・・)

そんな最悪な気分でした。

私「ちょっと、値段、高過ぎじゃないか?」

なんとか阻止したい私は言いました。

妻「大丈夫。そのかわりに、プールを辞めさせるから。
  それよりも今日、実際に行って見学して来たんだけど、
  すっごく、良かったの。子供たちも行きたがってたし。
  それにね、今、2人とも習わせると、少し安くなるんだって!
  申込用紙も貰ってきたの。」

私「えっ、2人とも行かせる気なんだ。」

妻「当たり前だよ!
  やっぱり、今から初めてもギリギリらしいよ。
  だから、スグにでも申込みしたいんだよね。」

妻は完全に行かせる気満々、、、
子供の教育方針と、将来のビジョンをハッキリ持っていました。

田舎の高校でさえギリギリで卒業した私。
海外旅行に行っても、ハローとサンキューぐらいしか話せない私。
日本語で教わっているのに、パソコン音痴の私。

(そんな私のDNAを受け継がせてしまった
 可哀想な愛娘たち、ごめんな・・・頑張れよ。
 俺は月謝を払えるように頑張るからな・・・。)

これからの時代を考えると
英語を話せるように教育することは、
当たり前のことらしい・・です。

でも確かに仕事でも、お店でも、
これから先、従業員にどうなって行って欲しいかを考えた時、
どんな教育をするべきか、想像できます。

プロの料理人としての教育をすれば、
プロの料理人に育ちますし、

お店を任せる店長としての教育すれば、
任せられる店長が育つでしょう。

会社のナンバー2として教育すれば、
ナンバー2も育ちますし、

会社の後継者としての教育をすれば、
りっぱな跡継ぎ社長が育つでしょう。

教育環境さえあれば、必ずしも、誰もが
立派に育つとはいえませんが、

どんな教育をされてきたのかによって、
その後の人生に、大きく影響します。

従業員に対して、

今だけやって欲しいことや、
何かの作業だけを教えるより、

なぜ、それをやるのか? の意味を教え、
そして、それによって
あなたに今後どうなってもらいたいのかを伝える。

それが教育のいろはです。

私は昔、
昼間、学校の先生から教わる勉強よりも、
ネオン街の先輩たちから、
おとなの勉強を教わってきたから、

きっと、東京の夜が詳しいのでしょう・・・(笑)

追伸

来月、札幌でジョイマンさんが合宿をするそうです。

お客さんが集まる仕組みを作り、
その場で販促物も完成して帰ってもらうそうです。

「なぜ、仕組みを作るのか?」
「チラシやPOP、店前看板、HPなどの販促物が、
 なぜ、必要で、どのような役割があるのか?」
そういったことを1から学び、3日間で完成させる。

参加者の方は、きっと転機になることと思います。
www.haward-joyman.com/kitaoka/

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