12月の繁忙期に備える!飲食店・美容室が今すぐできる対策

こんにちは、
ハワードジョイマンです。

今日も午前中はキックボクシングジムに行き
サンドバックでキックを中心に練習しました。

さて、
9月も終わり10月が始まりますので、
年末年始の繁忙期まで、
1ヶ月あと少し。

あなたのお店の準備は万全ですか?

毎年12月になると、飲食店では忘年会やクリスマスディナーの予約が殺到し、美容室では年越し前のカットやカラー、そして成人式の準備で予約が埋まります。この時期の対策が、売上と顧客満足度を大きく左右することは言うまでもありません。

本記事では、飲食店美容室それぞれの業態に特化した、12月の繁忙期を乗り切るための実践的な対策をご紹介します。今すぐ取り組めるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

目次

飲食店編:忘年会・クリスマス・新年会の波を乗り切る

1. 予約管理システムの見直しと強化

繁忙期の成功は、予約管理から始まります。

逆に言えば、予約を取りこぼして売上を逃している方が多いので
こういった所の改善がめっちゃ大事です。

今すぐできること:

  • ネット予約と電話予約を一元管理できるシステムの導入・確認
  • 予約の取りこぼしを防ぐための複数チャネルでの受付体制構築
  • 席数を最大化するための時間制・コース制の明確化

特に忘年会シーズンでは、幹事の方が「確実に予約を取りたい」というニーズが高まります。予約の取りやすさは、そのまま集客力に直結すると考えましょう。

2. 戦略的なコースメニュー設計

幹事に選ばれるコース作りが重要です。

効果的な施策:

  • 飲み放題付きの定額コースを複数価格帯で用意
  • 「早期予約特典」の設定(例:11月中の予約でデザートサービス、飲み放題30分延長)
  • 人数や予算に応じた柔軟なプラン提案

早期予約特典は、需要の分散効果もあり、12月の集中を緩和できる有効な手段です。

3. スタッフ体制の戦略的強化

繁忙期の品質維持には、人的リソースの充実が不可欠です。

準備すべきポイント:

  • アルバイトスタッフのシフト早期確定
  • 繁忙期特有の対応を想定した研修・ロールプレイの実施
  • 厨房の仕込み時間調整とメニューの効率化
  • スタッフ間の連携体制の再確認

特に、普段より多忙になる状況でも、サービス品質を維持できる体制作りが重要です。

4. 効果的な集客・PR戦略

SNSとオウンドメディアを活用した積極的な発信

  • 「忘年会受付中」「クリスマス限定ディナー」などの時期特化型コンテンツ
  • 店内の雰囲気が伝わる写真・動画の投稿
  • 幹事が安心して選べる詳細情報の提供
  • 過去の忘年会の様子やお客様の声の紹介

幹事の立場に立った情報発信を心がけることで、選ばれる確率が格段に上がります。

美容室編:年末カット・カラー・成人式ラッシュへの備え

1. 予約枠の戦略的最適化

12月後半の混雑は避けられません。重要なのは需要の分散です。

実践すべき対策:

  • 11月末までの早期予約特典設定による来店時期の分散
  • メニュー別時間配分の見直しによる予約枠の最大活用
  • ネット予約での「×」表示を減らす工夫
  • キャンセル待ちシステムの効果的な運用

特に成人式を控えるお客様には、リハーサルを含めた計画的な予約提案が効果的です。

2. 単価アップを狙った付加価値提案

繁忙期は単価向上のチャンスでもあります。

おすすめの施策:

  • 「年末限定トリートメントセット」の提案
  • 「クリスマス前のカラー+ヘッドスパ」など複合メニューの打ち出し
  • 成人式向け「リハーサル+当日施術」パッケージの提供
  • 年末年始の特別ケアメニューの開発

お客様にとって特別な時期だからこそ、通常以上の価値提供を意識しましょう。

3. スタッフの健康管理と稼働最適化

繁忙期の落とし穴は、スタッフの疲労による品質低下です。

持続可能な体制作り:

  • 無理のないシフト組みと適切なインターバルの確保
  • 体力的・精神的負担を考慮した勤務計画
  • パート・アシスタントスタッフへの事前教育投資
  • 繁忙期後の休息期間の設定

長期的な視点で、スタッフが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが重要です。

4. 効果的な情報発信とブランディング

オウンドメディアを活用した戦略的PR

  • 「12月は予約が埋まりやすいので早めのご予約を」という注意喚起
  • ビフォーアフター写真による技術力のアピール
  • スタイリスト個人のおすすめスタイル紹介
  • 指名予約を促進するコンテンツ作り

お客様との信頼関係を深めながら、指名率向上につなげる発信を心がけましょう。

まとめ:繁忙期成功の鍵は「準備の質」

飲食店も美容室も、12月の繁忙期における成功は「どれだけ質の高い準備ができるか」にかかっています。

飲食店の3つの柱:

  1. 予約管理システムの整備
  2. 戦略的コースメニュー設計
  3. スタッフ体制の強化

美容室の3つの柱:

  1. 予約枠の最適化と需要分散
  2. 単価アップ施策の実施
  3. 効果的な情報発信の強化

これらの対策を早めに実行することで、顧客満足度と売上の両立が実現できます。繁忙期を「忙しくて大変な時期」から「売上向上と顧客満足を同時に達成する機会」に変えていきましょう。

準備は今から。まずは一つずつ、できることから始めてみてください。

この記事が参考になりましたら、ぜひお店で取り入れてください。同じように繁忙期対策に取り組む仲間たちにも、お役立ていただけるはずです。

ハワードジョイマン

追伸

昨日の美容室向けのノウハウはいかがでしたか?見逃した方がぜひ、こちらからご覧くださいね!

美容室の繁盛店づくりのポイント

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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