再来店を生み出す魔法の一言

リピート率を高める“魔法のひと言”とは?

こんにちは、ハワードジョイマンです。

さて、今日はお客さんの
「リピート率を高める魔法の“ひと言”」についてお話しします。

「うちの料理は美味しいと言われるのに、
なぜか一度きりで終わってしまう…」
そんな経験はありませんか?

もちろん、料理の味やコスパも大事です。
でも、実はリピートの鍵を握っているのは──

「食後のたったひと言」だったりします。

“ひと言”が持つ力を、あなたは知っていますか?

先日ご紹介した「コミュニケーションPOP」で常連さんを増やす方法は、
人口減少時代において非常に有効です。

そのコミュニケーションPOPと相乗効果を発揮するのが、
今回ご紹介する「食後のひと言」なのです。

たった“ひと言”で再来店を生む魔法のフレーズ

たとえば、食後や会計時にこんな声かけをしてみてください。

  • 「◯◯さん、いつもありがとうございます!」
    → 名前で呼ばれることで、特別感が生まれます。
  • 「前回おすすめした△△、お口に合いましたか?」
    → 自分のことを覚えてくれていた感動が残ります。
  • 「来週から●●(メニュー)が始まるんですけど、
    ●●さんは苦手な食べ物ってあるんですか?」

    → 個人の好みに寄り添うとともに、
    期間限定メニューの告知をさりげなく伝えられます。

こうした“たったひと言”が、お客様の心に「記憶」として残り、
再来店のきっかけになるのです。

なぜ“ひと言”が効くのか?

人は、記憶に残る体験をしたお店を「また行きたい」と感じます。

それは味や価格の記憶ではなく、
「私のことを覚えてくれていた」という心遣いなのです。

あなたのお店で過ごした時間が、
「ただの食事」から「心地よい時間と思い出」に変わる。

その入口が、
たったひと言の「仕掛け」だったりするのです。

▼ 今日の実践ヒント ▼

  • 常連さんのお名前を、まずは3人だけ覚えてみましょう
  • 「またお待ちしています」ではなく、
    「今日は寒い中、ありがとうございます」など
    “今この瞬間”に寄り添う言葉をかけてみましょう
  • スタッフ同士で
    「今日、お客様にどんな声をかけたか?」
    を共有する習慣をつくってみましょう

次回予告:「紹介」が自然に生まれる仕掛けとは?

明日のメールでは、広告に頼らずに紹介が生まれるお店がやっている、
「会話から始まる仕掛け」をお伝えします。

コミュニケーションPOPや、
お客様が声をかけたくなる工夫を知りたい方は、ぜひご期待ください。

最後に

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの“ひと言”が、
お客様の“また来たい”に変わる日
は、すぐそこにあります。

それでは、また明日お会いしましょう。

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。