モノの時代から精神の時代へ──映画ヒットや朝ドラに見る価値観の変化

日曜のお昼
あなたはいかがお過ごしですか?

私は、家の掃除、片付けと
夕方から始めるBBQの食材購入のため、
地元の魚市場に行ったら、施設立て直しでテナントが総入れ替えになっていて
生の魚介類系の店舗がほぼなくなっていて、

全く使えない市場になってしまい、
結局、スーパーに買いに行くという
なんとも悲しい結果となりました。

それでも、近くに、
元々魚市場に入っていたお店が、
移転して出店していたので、

サンマとさざえ4つは買いました。笑

さて、物価高で
10月も食品価格が値上がりするということで
この傾向は今後も継続的に続いていきます。

モノによる幸せから心の幸せの時代に変わると
以前より話していますが、

これからの時代に求められるのは、
「精進を通じた精神の成長」

モノの時代から
精神(心の豊かさ)の時代に
確実に変わっていきます。

映画国宝や映画鬼滅の刃からも
その時代に入ったことが分かります。

ということで、今日は、心の幸せの時代に突入したことから
あなたのお店で何をして、何をしないか?について
お話ししたいと思います。

目次

映画『国宝』に映し出された精神の覚悟

映画『国宝』は、歌舞伎の世界を舞台に「芸に人生を捧げる人間の生き様」を描いています。
主人公は、出自や境遇に翻弄されながらも、芸の道を究めることに心血を注ぎます。

ここに描かれているのは、単なる才能や成功ではありません。
「人生をどう生き抜くのか」「何を信じて歩むのか」という精神的な問いです。

観客が共感するのは華やかな舞台装置ではなく、苦悩や葛藤を超えて成長していく人間の姿。
つまり、心を震わせる物語こそが、現代人に強く響いているのです。


『鬼滅の刃』が示した心の時代

同じように、『鬼滅の刃』が社会現象的なヒットを記録した背景にも、精神の時代の流れが見えます。

家族を思う心、仲間を信じる絆、命を懸けた自己犠牲。
その根底には、「人は何のために生きるのか」という普遍的なテーマがあります。

観客は迫力ある戦闘シーン以上に、人を想う心の物語に涙し、勇気をもらいました。
この共鳴こそが、ヒットの最大の理由です。


朝ドラ『あんぱん』が投げかける精神性

さらに、NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』でも主人公が語った
「何のために生まれて、なんのために生きるのか?」
という言葉が、大きな共感を呼びました。

これはまさに、現代社会が求める精神性を象徴する問いです。
視聴者はこの一言に、自分自身の存在意義や生き方を重ね合わせたのです。


共通点は「心の共鳴消費」

『国宝』も『鬼滅の刃』も、そして『あんぱん』も、共通しているのは「心の共鳴」が評価の中心になっていることです。

  • 国宝 → 芸に捧げる覚悟と精神性
  • 鬼滅 → 家族や仲間を想う心の豊かさ
  • あんぱん → 人生の目的を問い直す精神的テーマ

これは、消費行動が「モノを所有すること」から「心を満たすこと」へと確実にシフトしている証拠です。


ビジネスや経営にどう活かすか

この価値観の変化は、映画やドラマに限らず、私たちのビジネスにも直結します。

  • 商品やサービスは「スペック」ではなく「ストーリー」で選ばれる
  • お客様は「安さ」ではなく「心が動く体験」にお金を払う
  • 経営は「効率」ではなく「共感とつながり」が軸になる

だからこそ、これからの時代に繁盛するお店は「心を揺さぶる仕組み」を持っているかどうかで決まります。


自動的に集客できる仕組みを作る

心を揺さぶるお店づくりをしていても、集客が安定しなければ経営は不安定になります。
これからは「頑張って集める」のではなく、自動的にお客さんが集まる仕組みを整えることが重要です。

そこで来月、Facebook広告やInstagram広告などのMeta広告による自動集客の仕組みづくりを学ぶ「Meta広告合宿」を開催します。

実は先月の募集締め切り後にも多くのお問い合わせをいただきました。
会場の都合であと3名だけ参加可能ですので、今回追加募集を行うことになりました。

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まとめ

映画『国宝』や『鬼滅の刃』、そして朝ドラ『あんぱん』に共通するのは、精神の時代に入ったことを示すメッセージです。
モノが溢れる今、求められるのは「心を満たす物語」や「精神的な共鳴」。

そして、その価値をお客様に届けるためには、お店に自動的に人が集まる仕組みが必要です。
「心を揺さぶる価値」と「自動集客の仕組み」を両輪で回すことで、これからのお店は確実に成長していきます。

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この記事を書いた人

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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