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タイから帰国して感じた「物価の真実」と、これからの商売に必要な視点

こんにちは

ハワードジョイマンです。

昨夜0時10分発(日本時間2時10分)のフライトでタイを出て、無事に成田空港に到着し、今は新幹線で静岡へ帰っているところです。今回の訪タイは、昨年6月の「増益繁盛クラブセミナー in タイ」以来で、実に1年5ヶ月ぶりでした。

久しぶりに訪れたタイで強く感じたのは、物価の上昇スピードです。日本円の価値が下がっていることもあり、街は発展し、昨年以上に観光客で賑わい、価格が軒並み上がっていました。

歴史が示す「物価は上がるもの」

物価が上がり続けているのは、歴史を振り返っても明らかです。

朝ドラ「バケバケ」の舞台である明治初期。小泉八雲の家で女中を務め、後に奥さんとなる方の月給は40円で、当時としては破格の高給でした。

当時の物価を見てみると以下の通りです。

・小学校教師の月給:8〜10円

・大工の日当:0.2〜0.4円

・米1俵(60kg):約3円

この40円という額は、

・小学校教師の4〜5ヶ月分

・労働者100日以上の賃金

現在の価値にすると1500倍ほどになります。

歴史から分かることはただひとつ。

モノの価格は上がる。

価格を変えないお店は生き残れない

この事実を前提に考えると、商売で重要なのは「価格を柔軟に変えること」です。物価が上がり続けるのに、販売価格を据え置けば、お店の利益はどんどん削られていきます。

しかし多くのお店は、商品の実態だけを基準に価格をつけてしまっています。

美容室ならカット・パーマ・カラーという作業。

飲食店ならラーメン・唐揚げといった商品。

もちろん原価や作業時間は大切ですが、そこだけに価格を置くと、お店の本当の価値を見落としてしまいます。

お店の価値は「無形の付加価値」で決まる

お店の価値とは、商品の中身だけではありません。

お店の雰囲気

スタッフとの会話

心地よい空気感

丁寧な接客

こうした商品以外の要素が「無形の付加価値」です。

この付加価値を理解し、価格に反映できているお店が生き残っていきます。

「願望を叶えるメニュー」は高単価で売れる

洋食屋さんを例にすると分かりやすいです。

・ハンバーグ定食:1300〜1500円(ご飯込みで1700円ほど)

・ハンバーグ&エビフライ&グラタンのトリプルコンボ:2800円でも売れる

これは単なる商品組み合わせの話ではありません。

「全部食べたい!」

「こういうのが欲しかった!」

という願望の実現に対して、人はお金を支払います。

美容室でも同じです。

カットという作業ではなく、「オシャレになって自信が出る」という無形の価値に、お客さんはお金を払っています。

これからの商売で重要なのは、

形のない価値をどれだけ価格に乗せられるか。

AI活用MEO対策セミナーは受付終了しました

AIを活用したMEO対策セミナーは受付終了しました。

参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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最後にご案内です。

11月25日からスタートする

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【内容】

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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