4.成長戦略構築

茶の湯と経営|「動」と「静」の両面を嗜む50代からの10年

先日、東京にいる時に、最近、茶道のことを考えてるので、白金台にある荏原畠山美術館に行ってきました。

茶の湯は、織田信長、豊臣秀吉の時代に段々と発展していきましたが、明治大正昭和の時代においても、各分野で活躍した経済人が、茶の湯を嗜んでいたようで、当時の茶器や近代の茶器などいろいろみております。

来年は茶器を巡る美術館旅行へ

なので私は今、ビジョンボードに追加しているのは、こうした茶器が観れる美術館をリストアップしています。

静嘉堂文庫美術館、藤田美術館、三井記念美術館、古田織部美術館などなど、来年は美術館のために全国各地を旅行しようと考えています。

「動」と「静」の両面を嗜む

アグレッシブに活動する「動」の側面。

そして、茶道を学び「静」の側面。

両方を嗜みたいと思います。

鳥の鳴き声、虫の音色、風の音、水が流れる音。庭で佇んでいるだけで、凛とした空気に包まれて、心を癒す音に囲まれ、そしてお茶で内側からも満たされる。

50歳からの10年は日本の文化により触れながら、その時々の一瞬の素晴らしさに触れていきたいと思っています。

来年のテーマは「計画的に準備をして、先手先手で取組をする」

さて、増益繁盛クラブの会員さんには、忘年会対策だけではなく、早くも来年1月2月の閑散期対策についてもお話しして、準備して貰ってますが、来年のテーマは、「計画的に準備をして、先手先手で取組をする」です。

平日集客の課題と向き合う

物価高で消費者の外食回数は減っている現状で、週末は席が埋まるけど、平日はなかなか埋まらないと言うお店もあるのでは無いでしょうか?

そんな時、販促で平日も埋めることはできるか?と言うことですが、そもそも考えるべきは、消費者が置かれた今の現状です。

ターゲットの行動スタイルに合わせた営業を

誰をターゲットにするか?で、その人たちの行動スタイルに合わせてお店を営業する必要があります。

例えば、

  • 主婦のママ友ランチ
  • サラリーマンの仕事帰りの一杯
  • 家族の週末の外食

など、ターゲットに応じて、利用する時間帯が異なるわけです。

平日夜の来店客層を理解する

家族で平日夜に出かけるって少ないです。

平日夜は、(1)サラリーマンの仕事帰りか、(2)60歳を過ぎた夫婦か(3)若者の飲みか。

大抵、このどれかです。

そして、あなたご自身のお店のメインターゲットが、例えば、家族連れだったら、あるいは、友人同士での飲みだったら、週末は埋まるかもしれませんが、平日は難しいです。

解決策は「変則的二毛作」という発想

で、こんな時どうするか?

販促をやったところで、ターゲット自体がズレてるので、難しいと言うのが、自然な考えです。

例えば、変則的二毛作にして平日と週末の業態を替えて、それぞれ平日はサラリーマンの仕事終わり集客の業態、週末は家族連れ集客の業態にメニューなどを替えて営業するなどの根本的改善が必要になります。

平日集客できているお店をリサーチしよう

なぜなら、週末は忙しいけど、平日は暇すぎると思う一方で、平日でも集客できているお店はあるのです。

だから、平日集客できているお店は、どんな業態で誰を集客できているのか?をリサーチすることをお勧めします。

ということで、良い週末となることを願っています。

ハワードジョイマン

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

-4.成長戦略構築