SNS時代のバズる言葉。

SNSで「映える」言葉とは?写真がなくてもバズる表現のつくり方

こんにちは、ハワードジョイマンです。

本日は、今の時代に欠かせない「SNS映えする言葉」についてお話しします。

なぜ、見た目だけでは「バズらない」のか?

SNSで反応が取れている投稿には、必ず共通点があります。

それは「写真が魅力的」だけでなく、「言葉に力がある」ということです。

特にInstagramやTikTokでは、
投稿に添えるひと言(キャプション・タイトル)が、
閲覧・拡散・保存の決め手になります。

SNS映えする言葉の3つの特徴

SNSで「反応が取れる投稿」には、以下の3つの共通点があります。

  1. 視覚的に魅力が伝わる表現
    読んだだけで「おいしそう!」とイメージできる表現。
    例:「湯気の向こうから香る、焦がしバターの香り」
  2. 感情を揺さぶる表現
    「食べたい」「たまらない」など共感・欲求を呼び起こす言葉。
    例:「一口で恋に落ちるとは、このこと」「幸せすぎて黙ってしまう味」
  3. 行動を誘導する一文
    「シェアしたい」「保存したい」と思わせる余韻。
    例:「これは友達に教えたくなる」「次回も絶対これにする」

この3つが揃うと、SNS上での反応率が飛躍的に上がります。
もちろん、メニューやPOPでも同様の効果を発揮します。

よく使われる“映える言葉”の例

  • 断面が美しすぎる
  • チーズがとろけ出す瞬間がたまらない
  • 食べる前から美味しい
  • フォークを入れた瞬間の幸せ
  • 今すぐ誰かに教えたくなる味
  • 目でも楽しめるスイーツ
  • ひと口で恋に落ちた

これらの言葉は、視覚的イメージと感情を同時に刺激し、
「コメントしたくなる」「保存したくなる」心理を生み出します。

写真なしでも“映える”文章をつくるには?

例文を見てみましょう。

× チーズバーガー
→ あふれ出すチーズが、肉汁と混ざって止まらない。断面映え確定のごちそうバーガー。

× パフェ
→ 層になったフルーツと生クリームのハーモニー。見た目も味も記憶に残る、贅沢パフェ。

読者やフォロワーの五感に働きかける表現ができると、反応率はぐんと上がります。

今日のワーク

あなたの人気メニューの中から「映える」料理を1つ選び、
以下の3要素を入れた投稿文(30〜50文字)を作ってみましょう。

  • 【1】視覚的特徴(断面、色、湯気など)
  • 【2】感情表現(たまらない、感動した、虜になったなど)
  • 【3】行動の誘導(食べたい、保存したい、シェアしたい)

例)プリンアラモード
→ プリンのぷるぷる感とカラメルの香ばしさが絶妙。
思わず動画に収めたくなる映えスイーツです。

まとめ

「映える言葉」は、写真がなくても使えます。

言葉だけでお客様の食欲や好奇心を動かすことができれば、
SNSでもメニューでも、大きな効果を発揮します。

次回のテーマは、「クセになる味の言葉化テクニック」

リピーターを自然と増やす「また食べたくなる表現力」を身につける内容をお届けします。

お客様の記憶に残る言葉の設計を、一緒に学んでいきましょう。
それでは、明日のメールもお楽しみに!

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。