写真の効果を最大限に高める視覚を刺激する言葉の使い方

写真がなくても売れる!「視覚」を刺激する言葉の技術

こんにちは、ハワードジョイマンです。

今回のテーマは「視覚」です。

料理を「目で食べる」と言われるほど、見た目の印象は注文を左右する重要な要素です。

見た目の情報は、言葉で補える

もちろん料理写真があるに越したことはありません。

でも、すべてのメニューに高品質な写真を用意するのは、現実的ではありませんよね。

そんなときに有効なのが、「言葉でおいしそうなビジュアルを描く技術」です。

文章だけで料理の見た目が浮かぶようになると、
写真がなくても注文率を高めることができるのです。

視覚を刺激する言葉の例

  • 湯気が立ちのぼる、炊きたての白ごはん
  • 黄金色にカリッと揚がった衣
  • とろけるチーズがあふれ出す断面
  • ふわふわのパンケーキにたっぷりのメープルシロップ
  • サーモンの身がキラキラと輝く贅沢ちらし寿司

これらの言葉を読むだけで、料理の姿が目に浮かびませんか?

同じ料理でも、印象が変わる

× カツカレー
→ サクサクのとんかつに、スパイス香る濃厚ルーをたっぷりかけた、熱々カツカレー

× オムライス
→ ふわふわ卵がとろけるようにごはんを包む、濃厚デミグラスソース仕立てのオムライス

このように、視覚に訴える表現を加えるだけで、料理の魅力が数倍に伝わるようになります。

今日のワーク

あなたのメニューの中で、写真がない料理を3つ選んでください。

それぞれの料理に、見た目を想像させる言葉を加えてみましょう。

例)

  • 焼き魚定食
     → 皮目はパリッと、身はふっくらジューシーに焼き上げたサバの塩焼き
  • カレーうどん
     → トロリととろみのある出汁カレーがうどんにしっかり絡む
  • パフェ
     → 色とりどりのフルーツと生クリームが層になった、目にも楽しいデザート

まとめ

お客様は、メニューの名前を見た瞬間に「想像」しています。
その想像を助けるのが、視覚的な言葉の役割です。

視覚表現が豊かになると、写真がなくても「これはおいしそうだな」と思ってもらえるようになります。

次回は、「限定感」や「特別感」を言葉で演出し、
注文率を高める方法をお届けします。ぜひ楽しみにお待ちくださいね!

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント 中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345) 絵本作家(構想・シナリオ担当) ・有限会社繁盛店研究所 取締役 ・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役 ・株式会社日本中央投資会 代表取締役 ・繁盛店グループ総代表 1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区) 自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。 大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。 市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。 取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。 お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。 こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。 発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。 会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。 コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。 独自の株式投資経験から株式投資メソッドを確立し、株式投資コミュニティ「株研」も運営する。 どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。