「映える言葉」で心をつかむ──反応率を上げる表現のつくり方
こんにちは、ハワードジョイマンです。
「もう終わりですか!? まだ読みたいです!」
そんな嬉しいお声にお応えして、今回は追加編・第11通目をお届けします。
テーマは、反応率を上げたいときに欠かせない「映える言葉」の具体的なつくり方です。
なぜ「映える言葉」が必要なのか?
SNSでもメニューでも、反応を引き出すには、ただ情報を並べるだけでは不十分です。
大切なのは、お客様に…
- 「思わず見入ってしまう」
- 「食べたくなる」
- 「誰かにシェアしたくなる」
と思わせること。
つまり、視覚・感情・行動のどれか、またはそれらを組み合わせた表現が必要です。
【視覚 × 感情】見た目+気持ちが動く表現
- とろけるチーズが溢れ出す瞬間、誰もが黙る
- 断面が美しすぎて、フォークを入れるのが惜しい
- 湯気の向こうから漂う、焦がしバターの香りが食欲を直撃
応用のポイント:
料理を“目で味わう”描写+感情の反応をセットで伝えることで、読んだだけで体験が想像できます。
【感情 × 行動】共感と動きを引き出す表現
- 食べる前から幸せな気持ちになるスイーツ
- この一口で、今日の疲れがふっと消える
- ひとくちで恋に落ちる、罪深いパフェ
応用のポイント:
「こう感じる料理ですよ」と感情に訴えつつ、
「食べる→癒される→満たされる」という動線を言葉で設計します。
【視覚 × 行動】見た瞬間に撮りたくなる表現
- 動画で撮りたくなる“のび~るチーズ”のインパクト
- 思わず保存したくなる、色とりどりのサンドイッチ断面
- シズル感が止まらない!焼ける音まで映えるステーキ
応用のポイント:
「スマホを構えたくなる瞬間」をそのまま文章化しましょう。
断面、チーズ、湯気、泡、焼き目、色彩などは特に“映え”の強い素材です。
今日のワーク
あなたのお店の中で、SNSやメニューで発信してみたい料理を1つ選んでください。
下記テンプレートを参考に、映える表現を考えてみましょう。
【テンプレート】
(視覚描写)+(感情)+(行動を促す一言)
例:
- 焼きたてのバターがじゅわっと染みるトースト。
朝から幸せになれる一枚。これは絶対シェアしたくなる。 - 切った瞬間にとろけ出す黄身がたまらない、
半熟卵のせハンバーグ。動画で見せたくなる仕上がりです。
まとめ
映える言葉は、一瞬で心をつかみ、感情を動かし、行動を生む力があります。
そしてそれは、SNSだけでなく、メニュー、POP、チラシ、接客トークにも活用できます。
表現は無限。
言葉ひとつで、料理の印象は劇的に変わります。
明日からの発信に、ぜひ活かしてくださいね!