紹介されるお店は、なぜ紹介されているのか?
こんにちは、
ハワードジョイマンです。
本日もメールをお読みいただき、ありがとうございます(^-^)/
前回は「ひと言でリピートが生まれる接客の仕掛け」についてお話ししました。
今回はさらに一歩踏み込み、
「紹介されるお店」がなぜ紹介されるのか?
というテーマでお届けします。
「満足すれば紹介される」は幻想です
多くの店主さんがこう言います。
「お客様が満足してくれたら、自然と紹介してくれるはず」
でも残念ながら、それは幻想です。
✔ 満足しても紹介はされない
✔ 忘れられてしまう
✔ 「良かった!」と思っても、誰にも話さない
なぜなのか?
たとえば、あなたは一昨日の夕飯を覚えていますか?
覚えていなかったとしたら、それが人間です。
つまり、自分の夕飯すら忘れるのに、お店の印象なんて
意識しなければあっという間に消えてしまうのです。
「印象に残す仕組み」が紹介と再来店を生む
そこで私たちが取り組んだのが、
お客様に好印象を意図的に記憶させる仕掛けです。
私が主宰する「増益繁盛クラブ」で数々の店舗と実験・検証を繰り返し、
紹介や再来店が科学的に増える方法を確立しました。
紹介・再来店を自然に生み出す3つの仕掛け
① 良かったことを書いてもらう「ノート」の設置
ある会員さんのオムライス店では、
各席にノートを設置し、
「最近あった嬉しかったこと」「新しい発見」など、
ポジティブな出来事を自由に書いてもらう仕掛けを導入しました。
すると──
- お客様が喜んで記入してくれる
- 他のお客様がそれを読んで心が温まる
- 店内の空気が柔らかくなり、紹介が増えた
② 「よかったことだけ」を聞くアンケート
多くの人がやってしまう「悪い点や改善点」を聞くアンケート。
でも、これは逆効果。
悪い点に意識を向けさせると、
お客様の印象の中に「悪かった記憶」が残ってしまいます。
だから、私たちはこうしました。
「お店を利用してよかったことだけ」を聞くアンケートを実施。
その結果、お客様の心には
良い印象だけが残り、再来店率が上昇しました。
③ 次回来店の“理由”を卓上POPで設計する
毎月前半・後半に2品の期間限定メニューを設定し、
その案内を卓上POPで予告。
「次に来たらこれを食べよう」
「友達にも食べさせたい」
──そう思わせる“しかけ”が、次回来店と紹介を生みます。
共通するのは「良い印象を残すこと」
紹介や再来店を自然に生むお店は、
すべて「お店の印象をよくすること」に成功しています。
待っていても紹介は生まれません。
再来店も生まれません。
大切なのは──
- どうやって好印象を残すか?
- それをどう来店や紹介に“つなげるか”
この「好印象→再来店→紹介」の導線を、
あらかじめ仕組みとして設計しておくことが、何より重要なのです。
明日の予告:「儲かる仕組みチェックリスト」公開
明日のメールでは、ここまでの学びをまとめるための
「儲かる仕組み(台本)チェックリスト」をお届けします。
散らばっていた知識が「流れ」としてつながる瞬間です。
ぜひ、楽しみにしていてください。
最後に──
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
紹介されるお店に変わるヒントは、
ほんの小さな仕掛けから始まります。
あなたのお店の未来を動かす、その第一歩を今日からぜひ。
それでは、また明日お会いしましょう。