こんにちは
ハワードジョイマンです。
タイから帰国した翌日、私は人生で初めて茶室に足を踏み入れました。
地元のお寺の一角にある静謐な空間で、茶道の体験をしたのです。
お茶菓子をいただき、お茶を飲む。ただそれだけの時間でしたが、そこには深い意味がありました。
そして私は、2025年1月から遠州流茶道に入門することを決めました。
「前世は茶人」が現実になる日
実は7年ほど前、ある方から「前世は茶人だったのでは」と言われたことがあります。当時は笑い話として受け止めていましたが、いよいよ本当に茶人への道を歩み始めることになりました。
その時、「茶人とは今で言うコンサルタントのようなもの」とも言われていました。興味を持ってAIに尋ねてみたところ、江戸時代の茶人の役割は、まさにその通りだったことがわかりました。
江戸時代の茶人が果たしていた多面的な役割
江戸時代の茶人は、単に茶を点てる技術者ではありませんでした。社会・文化・精神の多面的な役割を担う重要な存在だったのです。
1. 教養と美意識の形成者
茶の湯には、美意識、礼法、空間づくり、人間関係の構築などが凝縮されています。茶人はその中心的な案内役でした。
武士にとって茶道は、戦いや政治だけではなく、精神の安定と「和」の心を保つために非常に重視されていました。茶人は、その精神的な支えのような位置づけだったのです。
2. 大名や武将の相談役
千利休が豊臣秀吉の参謀のように信頼されていたことは有名です。また、小堀遠州は徳川将軍家の文化・美意識の形成に深く関わっていました。
茶室は密談にも適しており、茶人は政治的な調整役を務めることもありました。
3. 文化プロデューサー
茶道は建築、工芸、陶芸、和菓子、料理など、さまざまな産業とつながっています。その世界観を作り上げたのが茶人でした。彼らが生み出した美意識や生活文化は、現代にまで受け継がれています。
4. 人生の指南役
茶道には、生き方そのものに通じる哲学があります。弟子や門人は茶人から、お茶の作法だけでなく、心の整え方、物事の見方、人間関係の距離感、無駄をそぎ落とす生き方など、人生の知恵を学んでいました。
茶人は精神的なメンターであり、心の支柱でもあったのです。
つまり、江戸時代の茶人は、文化の専門家であり、政治や経済のつなぎ役であり、精神的な導き手でした。現代で言えば、経営者の参謀、アートディレクター、メンタルコーチを兼ねたような存在だったと言えます。
仕事と趣味が重なり合う人生
先日の経営計画合宿でも、参加者の皆さんに「どんな人生を歩みたいのか」を考えていただきました。
私自身も、仕事だけでなく、趣味や教養の部分を広げていきたいと思っています。
茶道以外にも、やりたいことがあります。
- 水墨画を描く
- 仏像を彫る
- 掛け軸の書を書く
- 我が家の家訓を作る
こういった人生のやりたいことがあるからこそ、仕事にもはりあいが生まれます。そして、趣味から人との出会いも生まれ、結果として、ご自身の商売にも生かされていきます。
つまり、仕事と遊びは別物ではなく、重なり合っているのです。
だからこそ、一度限りの人生を、仕事も遊びも一生懸命取り組んでいただきたいのです。
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