昨夜、M1グランプリ2025を堪能した
ハワードジョイマンです。
私もお笑い芸人を目指していたので思うのですが、
お笑い芸人として漫才を作ると
どうしても、カッコつけようとして
オシャレで洗練された感じのネタを作りがちなんですよね。
でも、一番ウケるのは、
やっぱりアホでバカで、
分かりやすいボケの王道漫才の方が笑えるんです。
凡事徹底で王道を目指せ!
店舗経営でも同じです。
自分のお店!ってなると
カッコつけようとする人が多いです。
例えば、POPなんてダサいとか
販促?そんなのやりたくないとか
そして、販促を始めて
2年、3年経過して売上も伸びていくと、
同じようにカッコつけたがる店主が増えていくのです。
つまり、基本を忘れてしまうんですね。
段々と疎かになっていく。
ということで今日は、
典型的な分かりやすい販促の王道。
この販促の基本を改めて
徹底解説します!
何年経とうが
大事にすべき基本ですので
ぜひ、最後まで読んでくださいね!
「おすすめです」と言わずに注文率を上げる、店内販促5つの方法
「うちの看板メニュー、もっと注文されてもいいのに」
そう思ったことはありませんか?
味には自信がある。原価もしっかりかけている。
なのに、お客さんはなぜか安いメニューばかり選ぶ。
実はこれ、商品の問題ではありません。
「伝え方」の問題です。
今回は、接客トークを変えなくても、メニューや店内POPの工夫だけで注文率を上げる5つの方法をお伝えします。
なぜ「良い商品」が売れないのか?
多くの経営者が誤解していることがあります。
それは、「良い商品を作れば、お客さんは自然と選んでくれる」という思い込みです。
残念ながら、お客さんはあなたの商品の価値を知りません。
メニュー表を眺める時間は、ほんの数十秒。その短い時間で「これにしよう」と決めています。
つまり、どんなに素晴らしい商品でも、その価値が「伝わらなければ」選ばれないのです。
逆に言えば、伝え方を変えるだけで、同じ商品でも注文率は大きく変わります。
店内販促で注文率を上げる5つの方法
ここからは、明日からすぐに実践できる具体的な方法を5つご紹介します。
方法1:メニュー名に「体験」を入れる
「ハンバーグ定食」と「肉汁があふれ出す自家製ハンバーグ定食」
どちらを食べたいと思いますか?
同じ商品でも、食べたときの「体験」が想像できる名前にするだけで、注文率は変わります。
「サラダ」→「朝採れ野菜のシャキシャキサラダ」
「コーヒー」→「注文後に豆から挽く香り高いコーヒー」
お客さんは商品ではなく、「体験」を買っているのです。
方法2:選ばれたい商品を「目立つ位置」に置く
メニュー表には「ゴールデンゾーン」があります。
人の視線は、メニューを開いたとき上から下に流れます。
そりゃそうですよね!
メニュー表を下から上に見る人っていませんよね。
つまり、上に置いた商品が最も目に入りやすい。
もしかしたらあなたは、
「なんて、当たり前のことを言ってるんだ!」
って思ったかもしれません。
しかし、この基本を疎かにしちゃってる人もいるのです。
なぜなら、メニュー表には、
上から安いもの順に記載している方が多いからです。
つまり、安いメニューが一番目立っていて
お店側が利益の取れるメニューが下の方の最後に
ちょこっと掲載されているだけだったりします。
「あなたのお店もそうなってませんか?」
だからこそ、利益率の高い商品、食べてほしい看板メニューは、上に配置してください。
逆に、あまり出したくない商品は目立たない場所に移動させる。
これだけで、注文の偏りをコントロールできます。
方法3:「人気No.1」「店長おすすめ」の表示を入れる
人は迷ったとき、「みんなが選んでいるもの」を選ぶ傾向があります。
これを「社会的証明」と言います。
「人気No.1」
「当店人気ランキング1位」
「店長が毎日食べている一品」
こうした表示があるだけで、
迷っているお客さんの背中を押せます。
ポイントは、本当に人気のある商品に付けること。
嘘の表示はお客さんの信頼を失います。
実際の注文データを見て、正直に表示しましょう。
方法4:写真は「シズル感」を意識する
メニュー写真を載せている店は多いですが、
「美味しそうに見える写真」になっているでしょうか?
湯気が立ち上る様子、肉汁が滴る瞬間、チーズがとろける姿。
こうした「シズル感」のある写真は、お客さんの食欲を刺激します。
スマホで撮った暗い写真より、
明るく、温かみのある写真に差し替えるだけで反応は変わります。
今は、撮った写真を生成AIに指示すれば、
不要な背景を削除したり、美味しそうに加工してくれます。
プロに頼まなくても、良い写真を使うことができるのです。
なので基本は、自然光の入る窓際で、明るい場所で撮影してみてください。
方法5:POPで「ストーリー」を伝える
テーブルの上や壁に、小さなPOPを置いていますか?
「この牛肉は、〇〇牧場から毎週届く黒毛和牛です」
「この野菜は、店主が毎朝5時に市場で選んでいます」
「小さいころ、母が作ってくれた。私が料理人になるキッカケの一皿です」
「このレシピは、修行時代に師匠から受け継いだ味です」
こうした「ストーリー」があると、商品の価値は何倍にも膨らみます。
同じ1,000円のランチでも、背景にストーリーがあれば「安い」と感じてもらえる。
逆に、何も伝えなければ「高い」と思われてしまう。
価格を変えなくても、「価値の伝え方」を変えるだけで、お客さんの感じ方は変わるのです。
なぜ「店内販促」から始めるべきなのか?
ここまで読んで、「集客より先に店内販促?」と思った方もいるかもしれません。
実は、これには理由があります。
多くの店舗経営者は、売上を伸ばそうとすると「新規集客」に走ります。
広告を出す、チラシを撒く、SNSを頑張る、クーポンを出す。
でも、これは順番が逆なんです。
お客さんが来ても、単価が低ければ利益は出ません。
一度来ても、リピートしなければ広告費ばかりかかります。
だから、繁盛店は必ずこの順番で取り組んでいます。
ステップ1:店内販促で客単価を上げる
ステップ2:再来店の仕組みを作る
ステップ3:新規集客に投資する
今日ご紹介した5つの方法は、このステップ1にあたる「店内販促」の具体策です。
まずは今いるお客さんからの利益を最大化する。
それができてから、次のステップに進む。
この順番を守るだけで、売上が増えるほど利益も増える「正しい成長」ができるようになります。
「来年こそは」と思っているあなたへ
もし今、こんな状況にいるなら。
「売上はあるのに、なぜかお金が残らない」
「頑張っているのに、成果が出ている実感がない」
「何から手をつければいいか分からない」
それは、あなたの努力が足りないのではありません。
「頑張る順番」を知らないだけです。
今回ご紹介した店内販促の5つの方法も、正しい順番の中の「最初の一歩」に過ぎません。
では、その次に何をすればいいのか?
どうすれば、お客さんがリピートしてくれる仕組みが作れるのか?
新規集客は、いつ、どのタイミングで始めればいいのか?
その全体像を、12月26日(金)のセミナーでお伝えします。
クリスマスも終わり、
ほんのちょっとひと段落したところで、
来年を見据えて取り組みませんか?
年内最後の「増益繁盛クラブ説明会」を開催します
今回の説明会では、
・なぜ「頑張る順番」を間違えると利益が出ないのか
・店内販促・再来店・新規集客の3ステップの全体像
・500名以上の経営者が成果を出している「増益繁盛メソッド」の詳細
・2026年の行動計画を立てるためのヒント
をお伝えします。
日時:2025年12月26日(金) 15:00〜17:00
形式:ZOOM開催(顔出しなしでもOK)
参加費:無料
定員:5名限定→残り2名
年末年始に入る前に、来年の「正しい方向性」を手に入れてください。
2026年を「また同じ年」にするか、「変わる年」にするか。
その分かれ道は、今この瞬間の決断にあります。
定員5名になり次第、締め切らせていただきます。
「来年の自分」のために、今すぐ席を確保してください。

追伸
私も、ここ数年、生成AIをめっちゃ研究して取り入れてます。
でも、凡事徹底で、泥臭く、販促も徹底研究しています。
人間の行動心理学や社会情勢変化と購買状況分析をしています。
AIが発達すればするほど、リアルの対面の価値が上がります。
なので、2026年からはより徹底して、「体験価値」の重要性が高まるので、
私は泥臭く取り組んでいきます!
一緒に泥臭く取り組んでいける方を募集しています。
