2.集客対策

飲食店の集客方法、紙販促・SNS・MEOを組み合わせた効果的な順序と考え方の入門

秋の夕方、清水の商店街を歩いていた。

居酒屋の看板が灯り始める時間帯。
暖簾の隙間から
「今日もお客さん少ないな」という
店主の溜め息が聞こえてきそうな店が
いくつもある。

逆に、同じ通りで行列ができている店もある。
料理の腕は大して変わらないのに
なぜここまで差がつくのか。

その差は、偶然でも運でもない。
集客を「仕組みでやっているか」
「なんとなくやっているか」の差だ。

ハワードジョイマンです。

今日は「紙販促・SNS・MEO、何から始めればいいのか」
分からなくなっている
飲食店の経営者の方に向けて、
基本の考え方から整理してお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 売上を「客数×客単価×来店頻度」に分解して弱点を特定する方法
  2. 紙販促・MEO・SNSを順序立てて組み合わせる考え方の入門
  3. 月商350万円から620万円に伸ばした居酒屋が実際に取った手順
  4. 「お金をかけずに集客」という発想から抜け出すためのマインドの転換点

こんな方におすすめ

  • ✅ 集客に何か手を打ちたいが、何から始めるか迷っている飲食店オーナーの方
  • ✅ チラシもSNSも「なんとなく」やっているが効果が実感できない方
  • ✅ 月商の壁を越えられず、売上が横ばいのまま時間だけが過ぎている方
  • ✅ 値引きクーポンに頼らず、適正単価で選ばれるお店にしたい方
  • ✅ 広告やツールへの投資に踏み出せず、一人で悩んでいる方
飲食店の集客方法、紙販促・SNS・MEOを組み合わせた効果的な順序と考え方の入門 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

まず「売上の弱点」を見つけることが出発点

集客の話をすると、多くの方が
「チラシを配ろうか」
「Instagramを始めようか」
と手段から入ります。

でも、それでは遠回りになる。

なぜなら、手段よりも先に
「自分のお店の売上はどこで詰まっているのか」
を知ることの方が大事だからです。

売上は、この3つの掛け算で成り立っています。

客数 × 客単価 × 来店頻度

この3つのどこが弱いかによって、
打つべき手は変わります。
来店人数(客数)の計測と目標設定から売上を分解する考え方
先に押さえておくと、
ここからの話が格段にわかりやすくなります。

例えば、居酒屋さんで考えてみましょう。
新規のお客さんは来ているが
すぐ来なくなる店は、来店頻度が弱い。
常連さんはいるが注文が少ない店は、客単価が弱い。
そもそも席が埋まらない店は、客数が弱い。

あなたのお店は、どのパターンですか?
3つ全部弱い、という方も正直にいます。

それでも大丈夫です。
分解できれば、打ち手は必ず見えてくる。

✓ ここまでのポイント

  • 集客の手段(チラシ・SNS・MEO)より先に、売上のどこが弱いかを特定する
  • 売上は「客数×客単価×来店頻度」に分解できる。弱い箇所が打ち手を決める
  • 3つ全部弱くても、順番に手を打てば必ず改善できる

居酒屋が月商350万→620万に変わったのは「投資する覚悟が決まったから」という声が印象的でした。でも「何に投資すればいいか」が分からないまま動くのも怖い。繁盛店ポータルでは、電子書籍「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書」が無料でダウンロードでき、お客さんの動きに沿って何を改善すれば売上が伸びるかを確認できます。無料、ワンクリック解除可。

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紙販促・MEO・SNSは「序列なし、目的別に使い分ける」

「チラシは古い」「SNSが今どき」
そんな声をよく聞きます。

これも逆です。

紙もネットも、どちらが上でも下でもない。
それぞれ「届く相手」と「タイミング」が違うだけです。

整理するとこうなります。

❌ よくあるパターン

  • SNSだけ頑張る。でもフォロワーがお客さんに変わらない
  • チラシを一度配って反応がなく「チラシは使えない」と結論づける
  • MEOって何か分からないまま、Googleマップを放置している

✅ 推奨アプローチ

  • MEO(Googleビジネスプロフィール)は「今夜どこ行こう」と検索している新規客に届く。まず整える
  • チラシやハガキDMは、近隣の見込み客や既存客への「関係づくり」に使う
  • SNSは、来店後のお客さんとの接点を温め、再来店を促すために使う

3つを目的別に分けると、
むやみにあれもこれもやる疲弊から抜け出せます。

紙販促・ネット・SNSを組み合わせる順序と使い分けの全体像
参考にしてみてください。

初心者が最初に手をつけるべき順序

「何から始めればいいか」
という質問を一番多くもらいます。

私が多くの飲食店さんを見てきた経験から言えば、
この順序が最もスムーズです。

集客 STEP 1

MEO(Googleビジネスプロフィール)を整える

お店の基本情報・写真・営業時間・メニューを
正確に登録するところから始めます。
「近くの居酒屋」「○○駅 焼肉」のような
検索で見つけてもらう入口です。
費用はゼロ。でも放置している店が多い。
飲食店のMEO対策で見込み客に見つけてもらうための整え方
参考に、まずここを固めましょう。

⚠️ よくある失敗:写真が1枚もない、営業時間が古いまま。これだけで機会損失になります。

集客 STEP 2

チラシで「近隣の新規客」を動かす

MEOで検索から来る人と
チラシで動く人は、別の層です。
半径1〜2kmの住民や会社員に
月1回でもポスティングを続けると、
じわじわ認知が積み上がっていきます。
ポイントは「一度配って終わり」にしないこと。
継続が前提です。

⚠️ よくある失敗:1回配って反応がゼロだと「チラシは効かない」と判断してやめてしまう。効果測定しながら最低3回は試すこと。

集客 STEP 3

LINEかInstagramで「既存客の再来店」を促す

来てくれたお客さんを
LINE公式アカウントに登録してもらい、
月1〜2回の配信でつながりを保ちます。
SNSは「知らない人への広告塔」よりも
「来てくれた人との関係維持」に使うのが
初心者には最もわかりやすい活用法です。

⚠️ よくある失敗:Instagram映えを意識しすぎて投稿が続かない。まずはお店の日常・メニューの裏話など、飾らない投稿で継続する方が長続きします。

居酒屋の月商350万円が620万円になった話

実際にこの考え方を実践した事例を
紹介させてください。

ある居酒屋さん。
月商はずっと350万円前後で
横ばいが続いていました。

「うまいものを出していれば
口コミで広がるはず」
そう信じていた。

でも現実は、新規のお客さんが増えない。
常連さんだけで何とか回している状態。

そこで取り組んだのは2つです。
チラシの定期ポスティングと
Google広告の出稿。

チラシで近隣への認知を積み上げ、
Google広告で「今夜飲みに行きたい」層を
ピンポイントで捕まえた。

「チラシとGoogle広告を組み合わせて6ヶ月。新規のお客さんが約2倍になり、客単価も1,400円上がりました。月商が350万円から620万円に変わったのは、やり方の問題ではなく、投資する覚悟が決まったからだと思います。」

居酒屋オーナー(40代・男性)

注目してほしいのは
「客単価も1,400円上がった」という部分です。

新規が増えると同時に
メニューの見せ方や
POPでの価値の伝え方を
整えていったことで、
注文単価が上がっていった。

客数と客単価が同時に改善されれば、
売上の伸び方は加速します。
これが「3つに分解して考える」ことの
効果です。

「お金をかけずに売上を伸ばそうとするのは愚策です。必要な投資をして、きちんと顧客を創造していく。その覚悟が決まったとき、はじめて売上は動き始めます。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

「やる気はあるが手が止まる」を突破するために

ここまで読んでくれた方の中に
「分かった。でも実際どうやって進めるか…」
という方が必ずいます。

それは当然です。

情報は入った。でも「自分のお店に当てはめると
具体的に何をするか」が見えないと
手が止まります。

そのときに一番やってはいけないのが
「もう少し情報を集めてから始めよう」
という先送りです。

情報を増やすほど迷いが増える。
行動した人だけが、結果が出る。

まず1つ。
Googleビジネスプロフィールを開いて
写真を3枚追加してみてください。
今日の営業時間を確認してみてください。

それだけで、今日の一歩になります。

次にチラシを作るときは
「客数を増やすための新規向け」か
「来店頻度を上げるための既存客向け」か
どちらを狙うかを先に決めてから
内容を考えましょう。

目的が決まれば、
何を書けばいいかが見えてくる。
それが「仕組みで動かす集客」の
第一歩です。

売上は運任せにしない。
客数・客単価・来店頻度の3つを意図的に動かしていきましょう。

9月も後半に入り、
忘年会シーズンへの助走が始まっています。
今から動いた店が、冬に結果を出す。
逆に今から動ける店が、来年の春も伸び続ける。

地味な販促を、すぐに、継続して、やり切る。
それだけで、あなたのお店は変わっていきます。

店舗経営は、仕込みと同じです。
今仕込んだものが、3ヶ月後に出てくる。
仕込みをやめた日から、売上は下がり始めます。

「客数・客単価・来店頻度のどこから手をつけるか、自分のお店では具体的にどうするか」が一人では決められないまま、また来月が過ぎていきそうではないですか。増益繁盛クラブでは、この3系統の分解をベースに、あなたのお店に合った紙販促・MEO・SNSの組み合わせを伴走しながら一緒に決めていきます。まずは申込フォームに必要事項を入力するだけです。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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