2.集客対策

美容室の男性客集客、女性中心の店が男性比率を上げるために変えた3つの発信

畑の話から始めていいですか。

うちのスタッフ、渥美(あつみ)は
休日になると畑に出かけます。

土を耕して、種を蒔いて、水をやる。

芽が出るまで、ただ待つ。

毎日変化があるわけじゃない。
でも、確実に育っている。

猫のアメリカンショートヘアーと
家でのんびりするのも好きな渥美ですが、
畑に出ると別の顔になるらしくて。
「土に触れると頭が整理される」と
話してくれたことがあります。

それを聞いたとき、
店舗経営も同じだなーって思いました。

と言うことで、今日は美容室の
男性客集客について書いていきます。

📋 この記事でわかること

  1. 女性中心の美容室が男性比率を上げるために変えた3つの発信とは何か
  2. 男性客獲得が「採用で困らない店」への近道になる理由
  3. 値引きに頼らず男性客に選ばれるための仕組みの作り方
  4. 属人的ながんばりを「型」に変えて継続する具体的なステップ

こんな方におすすめ

  • ✅ 客層が女性に偏っていて、男性客を増やしたい美容室オーナーの方
  • ✅ 発信を続けているのに新規の男性客がなかなか来ない方
  • ✅ 自分がいないと店が回らない状態から抜け出したい方
  • ✅ 採用や定着に悩み、繁盛店としての土台を整えたい方
  • ✅ 値引きなしで選ばれる店になりたいと思っている方
美容室の男性客集客、女性中心の店が男性比率を上げるために変えた3つの発信 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

男性客が来ない美容室に共通する「発信のずれ」

女性中心のサロンが男性客を増やそうとするとき、
まず何をやるか。

たいていは「男性メニューを追加する」か
「男性向けクーポンを出す」です。

でも、それだけでは来ない。

なぜかというと、
男性がサロンを選ぶとき、
「ここ、自分が入っていい雰囲気か」を
先に判断するからです。

メニューより空気感を読む。
価格より「居心地」を先に検討する。

あなたのお店の発信は、
その空気感を男性に届けられていますか?

ホームページもSNSも、
女性向けのトーンで統一されていませんか?

問題はメニューではなく、
発信の「言葉と見せ方」にあることが多いです。

男性向けの発信を「何から変えればいいか」が整理できていないと、SNSもLINEも「なんとなく続けている」状態になりがちです。繁盛店ポータルの無料アカウントを開設すると、増益繁盛プランナー(5ステップ無料)でAIがあなたのお店の客層・ターゲット・優先すべき発信の順番を一緒に整理してくれます。メール登録のみ、1分で使い始められます。

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男性比率が変わった店が変えた3つの発信

実際に女性中心の店から
男性客の割合を上げていった美容室には、
共通して変えたことが3つあります。

1. Googleプロフィールの写真に「男性施術中」の場面を加えた

男性が美容室を探すとき、
今はGoogleマップが入り口になることが多い。

そのとき店内写真が女性客ばかりだと、
「自分が行く店じゃないな」と
無意識に判断して閉じます。

だから、男性がカットや頭皮ケアを
受けている場面の写真を1〜2枚追加する。
それだけで「男性も来ていい店だ」という
許可を出せるんです。

費用ゼロ。
写真を撮って追加するだけです。

でも、これをやっていない店が多い。

60代以上のシニア男性客が「また来たい」と感じる接客と告知の違いについても
別の記事でまとめているので、
あわせて読んでみてください。

2. SNSのキャプションを「説明文」から「会話文」に変えた

「本日のスタイルはこちらです」
「ナチュラルカラーが仕上がりました」

この手の投稿、多いですよね。

悪くはない。
でも男性には刺さらない。

男性が反応するのは
「こういう悩みを持っている人に向けた話」
が書いてあるときです。

例えば、

「くせ毛が気になって
毎朝10分以上格闘している方へ。
このカットにしてから
お客さんの朝が変わりました」

という一文があると、
「あ、俺のことだ」と止まる。

写真の前に「誰に向けた投稿か」を
一行置くだけで反応が変わります。

3. LINE公式の配信文を「施術案内」から「店主の視点」に変えた

LINE配信で男性客のリピートが
取れていない店に多いパターン。

「今月のキャンペーン案内」だけ。

男性は情報を受け取るより
「この人面白い」「この店が好きだ」という
感情でリピートを決めることが多い。

だから、施術情報に加えて
「なぜこのメニューを作ったのか」
「どんなお客さんに来てほしいのか」
という視点の文章を入れていく。

たった一言でいい。
人の言葉がある配信に変えると、
開封率もリアクションも変わります。

✓ ここまでのポイント

  • 男性客が来ない理由はメニューより「発信の空気感」にある
  • Googleの写真・SNSのキャプション・LINE配信の文体という3つを変えると客層が動き始める
  • 費用よりも「誰に向けて書くか」という視点の転換が先決

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男性客が増えることが「採用で困らない店」につながる理由

ここで少し視点を変えます。

男性客を増やす話をしているのに、
なぜ採用の話が出てくるのか。

繋がってるんです。

男性客の割合が増えると、
客単価が安定しやすくなります。
カラーやトリートメントより
回転が早く、指名固定になりやすい。

売上の柱が複数できると、
オーナー自身が毎日フル稼働しなくても
店が回る仕組みを作りやすくなる。

そして仕組みができた店には
「ここで働きたい」と思う人が来る。

朝から晩まで自分一人で回している店には
求人を出しても応募が来にくい。

来たとしても、すぐ辞める。

なぜかというと、
「ここで学べる」「こういう経営者のもとで育ちたい」
という魅力を感じてもらえていないからです。

「採用で困らない店にしたいなら、
まず『選ばれる繁盛店』を目指してください。
お客さんに選ばれる店と、働く人に選ばれる職場は、
同じ根を持っています」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

渥美がよく言うことがあります。
「畑って、土を整えないと
どんな種を蒔いても育たない」と。

店も同じです。

集客の仕組みという土台を整えることが、
採用という次の種を蒔く準備になる。

「思い立ったらやる発信」から「定期接点」に変える

ここが一番大事なところです。

男性客向けの発信を始めた店が
続かない理由は、ほぼ一つ。

「思い立ったときだけやる」から。

忙しいときは止まる。
余裕があるときだけ投稿する。

それでは、お客さんの記憶に残らない。

発信は「頻度」より「途切れないこと」
の方が効いてきます。

だから、まずこの3つを
「仕組み」に変えることを考えてみてください。

チェックポイント1:Google写真の更新ルールがあるか

「月に1回、男性施術の写真を1枚追加する」という
ルールを決めているか。
思い出したときにやるだけでは続かない。

✅ ポイント:カレンダーに「Google写真更新日」を
月1回設定し、忘れない仕組みにすること。

チェックポイント2:SNSの投稿に「週1本は男性向け」の枠があるか

女性向けコンテンツの合間に
男性向けの投稿を入れているか。
比率を意識せずに投稿すると
女性向けばかりになりがち。

✅ ポイント:週4投稿なら「1本は男性客の悩みに触れた文章」
と枠を決めて運用するとバランスが取れる。

チェックポイント3:LINE配信の頻度が月1回以下になっていないか

月1回では記憶から消える。
特に男性は「久しぶりだな」と感じると
そのまま離脱することが多い。

✅ ポイント:月2〜3回を目安に。内容は施術案内だけでなく
「なぜこのメニューを勧めるか」という
オーナーの視点を1文入れるだけでいい。

「月商15%増で安定しました。
仕入れを集約したことで週3時間が生まれ、
焦りだった気持ちが前向きな計画に変わりました」

中華料理店(男性・60代)

これは飲食店の声ですが、
美容室でもまったく同じことが起きます。

時間が生まれると、
発信を考える余裕ができる。
余裕ができると、
発信の質が上がる。
発信の質が上がると、
お客さんが増える。

順番はいつもここからです。

美容室の秋キャンペーンを値引きに頼らず組み立てる方法
あわせて読んでみてください。
発信の枠を作るヒントが見つかると思います。

「型」を作ることで、オーナーが現場から少し離れられるようになる

「そんな時間ない」と思った方は、
ちょっと待ってください。

時間がないのではなく、
型がないから毎回ゼロから考えているんです。

型があれば15分でできる。

例えば、こういうテンプレートを一度作ってしまう。

「【悩み】くせ毛・白髪・薄毛など1つ選ぶ」
「【解決】この施術でこう変わりました」
「【一言】○○な方へ、ぜひご相談を」

このフォーマットに当てはめるだけで
週1本のSNS投稿ができる。

最初は時間がかかる。
でも3週続けると、
10分で書けるようになります。

渥美が畑作業で言っていた
「毎日変化があるわけじゃないけど、確実に育っている」
という感覚に近い。

地味な積み上げが、
ある時点でお客さんの動きとして現れる。

POPも、ハガキDMも、LINE配信も
同じ原理です。

がんばりを型に変える。
型を定期接点に変える。
定期接点が信頼に変わる。

この順番を崩さないことが、
採用で困らない繁盛店への道筋です。

春の新規客を獲得するための入口設計の記事でも
「誰に向けて発信するか」の考え方を
掘り下げています。
よければそちらも読んでみてください。

まとめ:発信の「種蒔き」を仕組みにすることが出発点

女性中心の美容室が男性比率を上げるために
変えた発信は3つでした。

Googleの写真。
SNSのキャプション。
LINEの配信文。

どれもお金をかけずにできる。

でも、「思い立ったらやる」では意味がない。

仕組みにして、継続する。

その継続が、男性客を増やし、
売上の柱を複数作り、
オーナーが現場から少し離れる時間を作り、
採用にも繋がっていきます。

一人で全部やろうとしなくていい。

型を作り、少しずつ積み上げていきましょう。

店舗経営は、種を蒔いてから芽が出るまで
じっと待てるかどうかで決まります。
渥美の畑みたいに、手をかけながら待ちましょう。

追伸:
発信の型を作ることと同時に、
「何から手をつければいいか」を整理したい方は、
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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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