7.AI活用

飲食店のAI活用、今日からできる5つの使い方

実は、飲食店経営者の8割以上がAIに「興味はある」と答えながら、実際に業務で使っているのは1割に満たないというデータがあります。「なんとなく難しそう」「自分には関係ない話かな」と感じている方が、それだけ多いということです。

こんにちは、ハワードジョイマンです。静岡市清水区を拠点に、飲食店・美容室・小売店の経営者の方と一緒に売上と利益を伸ばす仕事をしています。

実は最近、休日の過ごし方がちょっと変わってきました。以前はトライアスロンやキックボクシングのトレーニングで体をフル回転させる日が多かったのですが(48歳からキックボクシングを始めてアマチュア試合にも出ました)、最近はAIツールをいじりながら「これ、飲食店の現場でどう使えるか」を試す時間が増えています。三保松原を散歩しながらスマホでChatGPTに話しかけて、帰り道に新しい使い方を思いついたりすることも珍しくありません。

そんなふうに日々AI活用を研究している私が、今日この記事で伝えたいのは一つだけです。「飲食店の経営者でも、今日から使えるAIの具体的な使い方」です。難しい話は一切しません。

📋 この記事でわかること

  1. 飲食店の現場でAIが実際に役立つ5つの場面
  2. ChatGPTなどを使った販促文・メニュー説明文の作り方のコツ
  3. AIを使って「社長の手が空く」ようにする考え方
  4. AI活用を継続するための正しい位置づけ

こんな方におすすめ

  • ✅ AIに興味はあるけど何から始めればいいか分からない飲食店オーナー
  • ✅ 販促文やメニュー説明を書くのが苦手・時間がかかって困っている方
  • ✅ Googleの口コミ返信を毎回悩みながら書いている方
  • ✅ SNSやLINEの更新が続かなくて悩んでいる飲食店経営者
  • ✅ 忙しくて手が回らないのに、販促だけは諦めたくない方
飲食店のAI活用、今日からできる5つの使い方 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

なぜ今、飲食店経営者がAIを使うべきなのか

「AIは大企業のものでしょ」という感覚、まだお持ちの方もいますよね。でも実際のところ、今のAIツールはスマホがあれば無料で使い始められるものがほとんどです。ChatGPT、Claude、Geminiあたりが代表格ですが、どれもアカウントを作ればその日から動かせます。

私がAI活用を強く勧めるのは、「新しいことをやれ」という話ではなく、「今まで時間がかかっていた作業を圧縮するため」です。

飲食店の経営者の方が時間をとられている作業を思い浮かべてください。メニューの説明文を考える、SNSの投稿文を書く、口コミへの返信を考える、チラシのコピーを書く……これ、全部AIに下書きさせることができます。最終的な判断や修正はあなたがやる。でも「0から文章を作る」という一番しんどい部分を任せられるだけで、作業時間は劇的に変わります。

「AIは道具です。客数・客単価・再来店を動かすために使う横断的な道具。新しい何かに置き換えるのではなく、今までやってきた販促の手間を圧縮して、続けやすくするために使う。それが最初の一歩として、もっとも効きます。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント・中小企業診断士)

今日からできる5つのAI活用法

① メニューの「売れる説明文」をAIに書かせる

メニューブックやPOPに載せる説明文、「美味しい」「こだわりの」という言葉だけで終わっていませんか?AIに以下のように依頼してみてください。

「うちの看板メニューは〇〇です。素材は△△産で、調理法は◇◇です。このメニューの魅力を、女性客に響くように150字で書いてください」

これだけで、自分では思いつかなかった切り口の説明文が出てきます。5パターン作らせて、一番しっくりくるものを選ぶ使い方が実践的です。

② Googleの口コミ返信をAIに下書きさせる

口コミへの返信、毎回悩んで時間がかかっていませんか。「いつもありがとうございます」だけで終わってしまうことも多いと思います。

口コミの内容をコピーして、「この口コミへの返信を、親しみやすいトーンで書いてください。店の個性が伝わる一言も入れてください」と指示するだけで、丁寧な返信の下書きが出てきます。あとは自分の言葉で少し手を加えれば完成です。

口コミの返信は、次の見込み客が読んでいます。丁寧に返すことがMEO(Googleマップでの上位表示)にもプラスに働くため、手を抜けない場所です。AIを使えばこれが続けやすくなります。

③ InstagramやLINE配信の投稿文を量産する

SNSやLINEの更新が続かない理由のほとんどは、「書くのが面倒」「何を書けばいいかわからない」です。

AIに「今月の販促テーマは〇〇です。飲食店のInstagramに投稿する、食欲をそそる文章を5パターン書いてください」と依頼すれば、1分以内に5本の下書きが出てきます。写真は自分で撮る、文章はAIに下書きさせる、という役割分担が、継続の鍵です。

LINE公式アカウントも同様で、月1回の配信文を毎月考えていると時間が取られます。「季節の変わり目に合わせた、リピーター向けのLINEメッセージを書いてください」という指示でテンプレートが出てくるので、あとは自店の情報を当てはめるだけです。

④ チラシや販促物のキャッチコピーをAIと一緒に考える

チラシの一番目立つ場所に入れるコピー、ここで悩んで手が止まることは多いですよね。

「当店は〇〇系の居酒屋で、ターゲットは40代のビジネスパーソンです。忘年会シーズンに向けたチラシのキャッチコピーを10案出してください」という依頼が使いやすいです。AIが出した10案の中から「これは使えそう」と感じるものをベースに、自分の言葉で磨いていけば、以前よりずっと短時間でコピーができあがります。

✓ ここまでのポイント

  • AIは「0から作る」しんどさを引き受けてくれる道具。最後の判断と修正はあなたがやる
  • 口コミ返信・SNS投稿・チラシコピーなど、今まで後回しにしがちだった作業から始めるのが効果的
  • AIに依頼するときは「ターゲット」「目的」「文字数やパターン数」を一緒に伝えると精度が上がる

⑤ 売上データや原価の「気になる数字」をAIに分析させる

売上の記録や原価率の数字を眺めながら、「何かおかしい気がするけど、どこがどうおかしいのか言語化できない」という経験はないですか。

表計算ソフトのデータをコピーしてAIに貼り付け、「月ごとの売上と客数のデータです。傾向と気になる点を教えてください」と聞くと、パターンや特徴を言語化して返してくれます。「なぜこの月だけ下がっているのか、考えられる理由を3つ挙げてください」という深掘りもできます。

AIはあくまで提案をするだけで、判断するのはあなたです。ただ、「気になるけど言葉にできなかったこと」を引き出してくれるパートナーとして使うと、経営の思考整理に役立ちます。

「AIを使い始めると、最初は『すごい』と思って、次に『あれ、思ったより自分で考えることも多いな』と気づく。それが正しい感覚です。AIは考える手間を減らしてくれるけど、考える責任は経営者にある。その関係が分かると、使い方が一段階深まります。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント・中小企業診断士)

AI活用で実際に変わること、変わらないこと

ここで少し正直な話をします。AIを使えば「売上が自動で伸びる」わけではありません。

売上は「客数×客単価×来店頻度」で動きます。AIが得意なのは、この3つを動かすための販促の手間を圧縮することです。手間が減れば継続できる。継続できれば、販促が積み上がっていく。その先に売上の変化が出てくる、という順番です。

❌ よくある誤解

  • AIを入れれば集客が自動になる
  • AIに任せておけば販促は終わり
  • 難しいツールを使いこなすことが目的

✅ 正しい位置づけ

  • AIは「続けやすくする」ための道具
  • 最終判断・修正・発信はあなたがやる
  • 地味な販促を「すぐに」「継続して」やり切るための補助輪

私自身も、日御碕神社への祈祷参拝(これは毎年欠かさず)や、島根・温泉津温泉への旅行など、デジタルから離れる時間を大切にしています。AIはあくまで手段。使う目的を忘れないようにしながら、うまく道具として使いこなしていきたいものです。

「チラシ+Google広告を組み合わせた販促を始めてから6ヶ月で、月商が350万円から620万円になりました。新規客が約2倍になり、客単価も1,400円上がりました。『やってみれば動く』という実感を初めて持てた半年でした。」

飲食店(居酒屋)経営者

AI活用を「続ける」ための考え方

AI活用がうまくいかないケースで多いのは、「一度試して満足して終わる」パターンです。これはチラシや広告と同じです。一回やってみて結果が出なくて、やめてしまう。

販促の効果は継続から生まれます。AIも同じで、使い慣れてくるほど指示の出し方が上手くなり、出てくるアウトプットの質も変わってきます。最初の数回は「こんなもんか」と感じても、続けてみてほしいのです。

私が指導する飲食店の方々でも、AI活用を始めてから販促文の作成スピードが大きく上がり、「続けられるようになった」という声をよく聞きます。小売店(アパレル)の方では、AIで販促文を作成する速度が10倍になり、月商1,100万円を達成した事例もあります。

飲食店での活用でも、口コミ返信・メニュー説明文・SNS投稿という「毎月繰り返す作業」にAIを組み込むことで、手が空いた時間を接客や商品開発に使える経営者が増えています。

まとめ:まず1つだけ、今日試してみてください

5つの使い方を紹介しましたが、最初から全部やろうとしなくて大丈夫です。一番ハードルが低いところから始めてください。

個人的にお勧めするのは、「②Googleの口コミ返信をAIに下書きさせる」です。今すぐ試せて、効果も感じやすく、何より「AIってこういう感じか」という体感が得られます。

体感を得たら、次の一手に自然に進めます。継続の第一歩は、難しいことではなく「一番簡単なこと」から始めることです。

飲食店経営者として忙しい毎日の中で、AIという道具を味方につけて、地味な販促を継続できる仕組みを少しずつ作っていきましょう。私もその伴走者として、一緒に歩いていきます。

AI活用も含めて、集客・客単価アップ・リピート強化を体系的に学んでいきたい方は、まず無料アカウントを作って情報を受け取ってみてください。難しく考えなくても大丈夫です。気軽にどうぞ。

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また、AI活用も含めた販促の仕組みづくりを伴走者と一緒に進めたい方は、こちらもご覧ください。

着実に繁盛店を目指すあなたへ

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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