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■客数倍増ノウハウ

2010.08.26

『ねえねえ、
あそこのトンカツ屋さんの都市伝説なんだけど
知っている?』

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号数:第144号
【ハワード・ジョイマンの笑人流 圧倒的に楽しく繁盛する方法】

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友人
『ねえ、ねえ、
あそこのトンカツ屋さんの都市伝説知っている?』

助手席に座る友人が、
あるトンカツ屋さんの前を通り過ぎる時、
ふと私に聞いてきた・・・、

私も過去に行ったことがある
トンカツ屋さん・・・、


『このお店に、どんな都市伝説があるのだろう?』
私はすごく気になった・・・、


『え?何?どんな話???』

地元のとんかつ屋さんの都市伝説に
思わず仰天のハワード・ジョイマンです。

先日、地元のトンカツ屋さんの前を通った時の事です。

助手席に座る友人が、
『そうそう!あの店』
と右手で指差しながら
私に聞いてきたのです。

友人
『ねえ、ねえ、
あそこのトンカツ屋さんの都市伝説知っている?』


『え?何?どんな話???』

友人
『今から6年くらい前になるかな~
丁度、今日のような暑い日だったんだって・・・、

突然、2人の男が入ってきて、
とんかつ定食を頼んだかと思うと・・・、

一人の男が・・・、しかも、
めちゃくちゃ細身の男だよ・・・

「ご飯は、日本昔話のように盛ってください」って
真剣な目で言うんだって・・・、

まあ、トンカツ屋さんて、
キャベツ、ご飯はお代わり自由なお店が多いじゃん。

だから、盛ったらしいんだけど

その店員にしてみたら、
いきなり日本昔話みたいにしてくれ
なんて言われたから

これは私に対する挑戦状だと思って
かなりの山盛りにしたんだって
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

今で言う東京スカイツリーのように盛ったんだって

友人
『でさ~、その細身の男は、
それからどうなったと思う・・・?』


『え?・・・・どうなったって・・・?』

友人
『あんなに塔のような山盛りに盛ったご飯を
きれいに全部食べたんだって』

『ただね・・・・・、

トンカツを

あえて一切れだけ

残してあったんだって』

これはね、

『次は、もっと盛ってよ』

っていう静かなる挑戦状だって
店員が感じて、

その日以来、
その店には、
その人が来た時だけのための

裏メニューで

『日本昔話盛り』

というのが、
できたんだって。

僕は、その話を聞いて、

『ゴクリ』と唾(つば)を飲み

握っていたハンドルを
両手でギュッと
きつく握り締めたんです。

実は、その細身の男って・・・、

多分、僕だから・・・

「怖っ!」

今から、10年ほど前
僕がまだ、市役所職員だったころ

仲良しだった職場の先輩と
夕飯を食べようとお店を探していて、

先輩との罰ゲームで
「日本昔話のようにご飯を盛ってください」
って言う羽目になった紛れも無い私・・・・、

折角、店員の方が好意で盛ってくれたから
お腹がはちきれそうになりながらも・・・、

ご飯だけは・・・
ご飯だけは・・・と、

必死でご飯を食べきって・・・、

でも、
どうしても・・・、

どうしても・・・、

最後の一切れが食べられなかった
あのトンカツ・・・。

挑戦状なんかじゃなくて、
ただ単に食べられなかっただけなのに・・・、

あの日の出来事が、
なぜか、脚色を加えられ・・・、

清水の都市伝説の1つになっていた(汗)

先輩とのお茶目で
やんちゃな冗談の出来事が、
こんな風になっていた。

友人には内緒にしておこう。

そう心に誓った。

『俺も、日本昔話でって言ってみようかな~』
無邪気に笑いながら話しかけてくる友人の横顔に

『違うんだ~、本当はね』と言いたかったけど、
言えなかった・・・。

これは、私と先輩との
ささやかな青春の1ページ。

『このまま内緒にしておこう』

心に誓った2010年の夏。

都市伝説って、
いわゆる現代型のクチコミの形ですよね。

ということで、
今日は・・・、

『クチコミってどうしたら起こるの?』
をテーマに・・・、

『圧倒的に楽しく繁盛する方法』

はりきって
いってみましょ~う!

有名な都市伝説があるんですが、
知っていますか?

サッポロビールの面接で
一言も喋らなかった男が

最後にようやく語った
一言は・・・、

『男は黙ってサッポロビール』

これで採用が決定し、
今では取締役になったという都市伝説

私はこの話を
増益繁盛クラブの同志(会員さん)の
ケイメイから聞いたんですけど、

この話を聞いたとき、
『本当かよ~』って思った

でも、なんかありそうって思った。

クチコミって、

『クチコミがされたら嬉しいな~』

って、多くの店主は思うけど、
意図して起こせるようなものではありません。

だから、クチコミが起きればと
無理な期待をすることは止めたほうが良い。

でも、クチコミが起きるポイントって
実はあるんです。

それが、
1 意外性
2 想定の範囲外
3 ギャップ
これらの要素があった時に、
クチコミが起こりやすいんです。

人が人に話したくなるんです。

例えば、今回のトンカツ屋さんでの1件も

1 ご飯は、『大盛りか普通』これが常識の中で、
いきなり『日本昔話のように盛ってください』と言われた時の
店員さんの想定範囲外のできごとが起こり

2 そんなに量を食べなさそうな細身の男性が
かなりの超特盛りのご飯をペロリと平らげたギャップ

3 ごはんはぺろりと食べておきながら、
小さな1切れを残して去っていった意外性

このような時、
この店員さんは、自分の中で衝撃だったんでしょうね。

きっと、友人に今日の出来事として話したんでしょう^^

ここから始まったわけです。

増益繁盛クラブの会員さんで、
このメルマガにも度々登場する食堂の二代目この方。

このこの方の作った丼がクチコミが起こり、
色々なブログで語られている。

1 『イチゴのカキ氷か!』って思うくらいの想定の範囲外の盛り方
2 通常のねぎトロと違う味付けによるギャップ
3 大好きな野球をモチーフにしてメニューにしたという意外性

このような様々な要素が絡み合って、

食べた人は思わず人に言いたくなる。
ブログで書きたくなる。

で、そのブログを読んだ方が、
自分も食べたくなる。

その体験記を自分のブログに書き込む。

こうやって、クチコミが発生しだすんですよね。

でも、これってお店で、
1 意外性
2 想定の範囲外
3 ギャップ
このような要素の体験をすることが前提なんですね。

あなたのお店はいかがですか?

お客さんに、
このような要素を演出したり、
気付かせていたりしていますか?

増益繁盛クラブゴールドでは、
会員さんが楽しく考えながら
日々、実践している。

だから、無理せず着実に
お店が繁盛していくんですよね^^

クチコミが起こり
来店者数が倍増したりしているんです。

僕は、あなたの着実な成長を
応援していますね!

今回は以上です。

笑人 ハワード・ジョイマン(^ー^)/

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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