先日、北海道から増益繁盛クラブの交流会に参加してくださった飲食店オーナーの方に、「新幹線と飛行機を使って来ましたが、来てよかったです」と言っていただきました。交通費も時間もかかる。それでも「来てよかった」という言葉が出てくる理由が、実はそのまま今回の記事のテーマそのものなんです。
地方にいると、経営の悩みを本音で話せる相手が周りにいないという状況になりがちです。同業者に相談すると情報が筒抜けになる心配があるし、家族には心配をかけたくない。税理士や銀行には数字の話はできても、「どうやって客単価を上げるか」「チラシをどう設計するか」という現場の話はなかなかできない。そういう孤独を抱えて経営されている方が、全国にどれだけいるか。私は21年間この仕事をしていますが、その数は本当に多いです。
この記事では、全国の店舗経営者が集まる交流会に地方から参加することの具体的なメリットを、数字と実例をもとにお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 地方から交流会に参加することが「投資」として成り立つ理由
- 同業・異業種の経営者と交わることで何が変わるのかという具体的なデータ
- 交流会参加を売上改善に直結させるために押さえるべき視点
- 増益繁盛クラブの会員構成と交流会の実際の活用事例
こんな方におすすめ
- ✅ 地方在住で経営の悩みを相談できる仲間がいない店舗オーナーの方
- ✅ 飲食店・美容室・小売店を経営しており、売上の壁を感じている方
- ✅ 交流会や勉強会への参加を「時間・交通費がもったいない」と思っていた方
- ✅ 同業者だけでなく異業種の視点を経営に取り入れたい方
- ✅ 一人で悩まず、伴走してくれる仲間や環境を探している経営者の方

地方から参加する経営者が増えている、その背景にある数字
増益繁盛クラブの会員は、北海道から沖縄まで全国に在籍しています。さらに米国・カナダ・オーストラリアからも参加されている方がいます。オンラインで完結できるツールが整った今でも、「リアルの場に足を運ぶ」ことを選ぶ方が一定数いるのはなぜでしょうか。
私がこれまでに直接指導・支援した店舗は833件。内訳は飲食店610件、美容室150件、治療院系30件、物販・その他40件です。この中で、売上が大きく変わったオーナーの多くに共通していることがひとつあります。
それは、「同じ方向を向く仲間と出会った時点から動き出した」ということです。
施策の質が変わったからではなく、「この方向でいいんだ」という確信が持てたことで、継続できるようになった。継続したから結果が出た。この順番です。
「売上を変えるのは情報より確信です。確信が持てれば、地味な販促を毎日続けられる。それだけで経営は変わり始める。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント・中小企業診断士)
地方から参加する方がリアルの交流会を選ぶ理由もここにあります。オンラインで情報を得ることはできる。でも、「確信」は人と人が同じ空間にいることで生まれやすい。
交流会で得られる3つの具体的なメリット
「交流会に参加すると人脈が広がります」という漠然とした話はしません。経営者として投資対効果を考えると、何が変わるのかを具体的に整理しておく必要があります。
チェックポイント1:異業種の打ち手が自店に転用できるかどうかの視点
飲食店が美容室の再来店施策から学ぶ、美容室が小売店のPOP設計から気づきを得る。こういう横展開は、同業者だけのコミュニティでは起きません。増益繁盛クラブでは多業種が交わることを意図的に設計しており、実際に「他業種の話を聞いて自店に応用したら客単価が上がった」という声が複数出ています。
✅ ポイント:自店の常識が「業界の常識」である場合、他業種の視点こそが突破口になります。交流会では積極的に異業種の方の話を聞きにいきましょう。
チェックポイント2:「悩みの言語化」ができているかどうか
自分の経営課題を人に話す機会が少ない地方の経営者ほど、問題が頭の中でぼんやりしたまま積み重なっています。交流会の場で話す準備をすることで、「自分が何に悩んでいるのか」が整理されていきます。相談したら答えが出た、ではなく、話しながら自分で気づいた、というパターンが非常に多いです。
✅ ポイント:交流会前に「今一番困っていること1つ」を紙に書いてから参加することをお勧めします。言語化の精度が上がるだけで、得られる情報の質が変わります。
チェックポイント3:継続の「燃料」を補充できているか
チラシを出す、ハガキDMを送る、Googleビジネスプロフィールを更新する──こういった地味な販促を続けるには、「やり続ける理由」が必要です。モチベーションという不安定なものに頼らず、「同じことをやって結果を出している仲間がいる」という事実こそが、最も安定した継続の燃料になります。
✅ ポイント:交流会は情報収集の場であると同時に、「継続の補充」の場でもあります。定期的に参加する経営者とそうでない経営者では、半年後の行動量に大きな差が出やすいです。
✓ ここまでのポイント
- 増益繁盛クラブの支援実績は833件。全国(米・加・豪含む)に会員が在籍している
- 売上が変わった経営者に共通しているのは「情報」より「確信」を得たタイミングが起点
- 交流会の価値は情報収集だけでなく、継続の燃料補充・問題の言語化・異業種視点の獲得にある
「交通費がもったいない」は本当か。投資として考えた場合の試算
地方から参加すると、交通費だけで数万円かかる場合があります。これを「もったいない」と感じるのは自然な感覚です。ただ、私は独立当初に毎月広告を打ち続けることで売上が立ち始め、母から借りた300万円を完済した経験があります。その原体験から言えることがひとつあります。
「お金を掛けずに売上を伸ばす」という発想は、愚策です。
これは乱暴に聞こえるかもしれませんが、経営とは投資してリターンを得て、そのリターンを再投資して伸ばしていくことです。学びと人脈形成も同じ構造です。
❌ 交流会を「コスト」として見た場合
- 交通費・参加費が「出費」として見える
- 「今日の売上に直結しない」と感じる
- 一度参加してすぐ結果が出ないと「意味がなかった」と判断してしまう
✅ 交流会を「投資」として見た場合
- 1つの打ち手を自店に転用できれば、交通費の数十倍の売上改善につながる可能性がある
- 継続のための確信を得ることで、半年・1年の行動量が変わる
- 仲間とのつながりが、情報の入手速度を加速させる
実際に月商350万円から620万円(6ヶ月)に伸ばした居酒屋オーナーも、変わったきっかけのひとつは他の経営者の行動を目の当たりにしたことだったと聞いています。情報だけなら本やネットで読める。でも、「同じ状況でやっている人がいる」という事実は、リアルの場でないと届きません。
「リピート率が38%から71%まで上がりました。LINEの設定自体は短時間でできましたが、『これをやろう』と動けたのは、交流会で同じことをやっている方の話を聞いてからでした。」
美容室オーナー(2店舗経営)
地方経営者こそ交流会に出るべき理由、21年の指導経験から
私は静岡県清水区を拠点にしていますが、東京・大阪に比べると情報の集積密度が異なる地域で商売をしてきました。地方にいると、「周りを見回してもロールモデルが少ない」という状況になりやすい。
これは地方の弱点ではなく、「意図的に情報環境を作る理由」です。
私が増益繁盛クラブを全国対応で運営し、リアルの交流会を続けているのは、まさにここに理由があります。地方の経営者が都市部の経営者から学び、都市部の経営者が地方の経営者のやり方に刺激を受ける。この双方向の流れがある場所を、意図的に作りたかった。
私のミッションは、「周りから憧れられ、目標とされる経営者を全国に1000人育成・輩出すること」です。一人そういう経営者が生まれると、その周りに連鎖が起きる。地方に1人そういう経営者がいるだけで、商店街の空気が変わります。
交流会への参加は、その連鎖の起点になる可能性を持っています。
まとめ:移動してでも「場」に来る価値は、数字に出る
全国の店舗経営者が集まる交流会に地方から参加することのメリットをまとめると、次の3点に集約されます。
第一に、異業種の視点が自店の打ち手を広げる。第二に、継続のための確信と燃料を補充できる。第三に、投資として回収できる情報・人脈・マインドの転換が得られる。
施策より先にマインドが変わる、という話をずっとしてきましたが、そのマインドが変わる場所として、リアルで人と会う機会には独特の力があります。オンラインが普及した今だからこそ、その差はむしろ開いているとも言えます。
増益繁盛クラブでは、飲食店・美容室・小売店をはじめとする店舗経営者の方が全国から参加されています。「まず情報収集から」という方は、ぜひ下記から一歩踏み出してみてください。一人で悩み続けるよりも、同じ方向を向く仲間と歩み始める方が、経営は確実に動き出します。
繁盛店ポータル無料アカウント開設から、まずはお気軽にアカウントを作成してみてください。全国の店舗経営者と情報をやり取りできる環境が、すぐに整います。
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