あれこれ

飲食店経営者のためのAI入門、60代でも始められる3ステップ

結論から言うと、AIは60代の飲食店経営者でも今日から使えます。難しいプログラミングも、高価な設備も不要です。スマートフォンかパソコンとインターネット環境があれば、明日の営業に使える道具として十分機能します。

「AIって若い人の話でしょ」「うちには縁遠い」──そう感じている方がいらっしゃるのはよくわかります。私自身も、最新ツールを片端から試すタイプではありません。店舗経営の現場で本当に効くものだけを見極めて取り入れる派です。だからこそ、今回この記事を書こうと思いました。

飲食店の現場では、料理の腕だけでなく「伝える力」が売上を左右します。そしてその「伝える力」を補ってくれるのが、今のAIツールです。難しい話は抜きにして、販促文を書く・口コミに返信する・メニューの説明を作る、この3つの場面に絞って使うだけで、あなたの手がかなり空きます。

📋 この記事でわかること

  1. なぜ今の飲食店経営者にAI活用が必要なのか
  2. 60代でも無理なく始められる3ステップの具体的な内容
  3. AI活用で起こりがちな失敗と、正しい使い方の考え方
  4. AIを販促の「続ける仕組み」に組み込む方法

こんな方におすすめ

  • ✅ 「AIは若者向け」と思っていたが少し気になっている飲食店オーナーの方
  • ✅ 販促文やメニュー説明を書くのが苦手・時間がかかる方
  • ✅ Google口コミへの返信が億劫で後回しになっている方
  • ✅ 忙しくて販促が続かない・気合いに頼っていると感じている方
  • ✅ 60代以上で「今さら新しいことを覚えるのは…」と思いつつ、なんとかしたい方
飲食店経営者のためのAI入門、60代でも始められる3ステップ | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「AIが難しい」は思い込み。飲食店経営者こそ使いやすい理由

私がこれまで833件以上の店舗経営者を指導してきた中で、AIの話をすると最初に返ってくるのが「私には難しい」という言葉です。特に60代の飲食店オーナーの方からは、この反応が多い。

でも実際に使ってみると、多くの方が「あれ、思ったより普通に話しかけるだけでいいんだ」と驚かれます。

今のAI(ChatGPTやClaudeなど)は、チャット画面に日本語で話しかけるだけで動きます。「今週末の焼き鳥フェアのチラシ文を書いて」と入力すれば、それらしい文章が出てきます。それを読んで、気に入らなければ「もっと温かみのある文体にして」と追加で伝える。このやり取りを繰り返すだけです。

飲食店経営者は、料理・接客・仕入れ・スタッフ管理と、日々の仕事量が多い。だからこそ、「文章を考える時間」をAIで圧縮することの効果が大きいのです。

「AIは販促の代わりをするツールではなく、販促を続けやすくするツールです。文章を一から悩む時間を減らし、その分をお客さんとの関係づくりに使ってほしい」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

60代でも始められる3ステップ:AI活用の入口はここから

難しく考えなくて大丈夫です。飲食店経営の現場で本当に使える、3つの場面に絞りました。

チェックポイント1:まず「口コミへの返信」から始める

Google口コミへの返信は、後回しにしている飲食店が驚くほど多いです。「何を書けばいいかわからない」「時間がない」「お礼の言葉が毎回同じになる」という理由で放置されているケースを何度も見てきました。

ここにAIを使います。やり方は単純です。「居酒屋への『料理がおいしかった』という口コミに、丁寧かつ温かみのある返信文を書いて」と入力するだけ。あとは出てきた文章を少し手直しして投稿する。慣れれば1件3分もかかりません。

✅ ポイント:口コミ返信はGoogleのSEO評価にも影響します。返信を継続することで、地域での検索順位にも良い影響が出やすくなります。まずここから始めると「AIって使えるじゃないか」という実感を得やすい。

チェックポイント2:メニュー説明文・POP文をAIに下書きさせる

「このメニューのおすすめポイントをPOPにしたいけど、何を書いたらいいかわからない」という声は、飲食店オーナーから本当によく聞きます。料理のプロだからこそ、当たり前すぎて言語化しにくいのですね。

ここでAIに「国産鶏を使った塩焼き鳥のPOP文を、お客さんが思わず注文したくなるように書いて」とお願いしてみてください。箇条書きで複数案を出させると、選ぶだけで済みます。

✅ ポイント:AIの文章をそのまま使うのではなく、「あなたの店の言葉」に直すひと手間が大切です。店主の人柄が出た言葉こそ、お客さんの心を動かします。AIは下書き係、最終判断はあなたです。

チェックポイント3:ニュースレターやLINE配信の文章をAIに補助させる

既存のお客さんへの定期的な発信(ニュースレター、LINE配信)は、再来店を作る上で非常に効果的です。ところが「毎月ネタを考えるのがしんどくて続かない」という方が多い。

AIを使えば、「今月のニュースレターのテーマは秋の新メニュー。読者は近所の常連さん。温かい文体で書いて」と伝えるだけで、たたき台が出てきます。あとは加筆修正するだけ。ゼロから書くより大幅に楽になります。

✅ ポイント:「思いついたときだけ発信する」から「月1回の定期発信」に変えることで、お客さんとの関係が安定します。AIはこの「継続するしんどさ」を下げてくれる道具です。

✓ ここまでのポイント

  • AIへの話しかけ方は日本語で普通に話すだけ。特別な技術は不要
  • 口コミ返信・メニュー説明・ニュースレターの3場面から始めると実感を得やすい
  • AIは「下書き係」として使い、最終的な言葉はあなたが判断する

AI活用でよくある失敗と、正しい考え方

AI活用を始めた飲食店経営者が陥りやすいパターンをお伝えしておきます。

❌ よくある失敗パターン

  • AIが出した文章をそのままコピーして使い続ける
  • 「AIに任せたから大丈夫」と販促そのものをサボる
  • 最初に1回試して「思ったのと違う」とやめてしまう

✅ 正しいアプローチ

  • AIの文章はあくまで下書き。店主の言葉で仕上げることで、個性が生まれる
  • AIは「続けやすくする道具」。販促そのものへの意識と投資は変わらず必要
  • 最初から完璧な答えは出ない。何度かやり取りしながら精度を上げていくのが正しい使い方

「AIに頼れば販促が勝手に回るわけではありません。でも、販促を続ける手間を半分以下にしてくれる。地味な販促を継続できるかどうかが繁盛と低迷の分かれ目であるとすれば、AIはその継続を支える立派な武器です」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

AIは「客数・客単価・来店頻度」を動かす横断的な道具

私が飲食店経営者にお伝えしている売上の考え方があります。売上は「客数 × 客単価 × 来店頻度」の掛け算です。この3つのどれかが動けば、売上は変わります。

AIはこの3つすべてに関わります。

  • 客数を増やす:Googleビジネスプロフィールの口コミ返信、チラシ・広告の文章作成を補助
  • 客単価を上げる:メニューのPOP文、おすすめトークのスクリプト作成を補助
  • 来店頻度を高める:ニュースレター・LINE配信の文章作成を補助

つまりAIは、何か特定の打ち手ではなく、あなたがすでにやっている(あるいはやりたいと思っている)販促のスピードと継続性を上げてくれる道具なのです。「新しい何かに置き換える」のではなく「これまでの販促をやりやすくする」という位置づけで使うのが、最初の一歩として最も効きます。

「月商60万円だった超赤字のイタリアンが月商470万円・利益200万円になった事例があります。販促の継続と仕組みづくりが、これだけの変化を生んだ。AIはその継続を支える力になります」

増益繁盛クラブ 会員の声

まとめ:60代からのAI活用は「小さく始めて、続ける」が全て

AIは難しくありません。今日から、口コミ返信の一文をAIに手伝ってもらうだけで、十分なスタートです。

大切なのは、完璧に使いこなすことよりも「少し楽になった」を積み重ねることです。販促を続けることが売上を作り、売上を作ることが経営の安定につながります。AIはその「続ける」を支える道具として使ってください。

私・ハワードジョイマンは、静岡県清水区を拠点に21年間・833件以上の店舗経営者を支援してきました。飲食店・美容室・小売店の経営者の方が、AIを含めた販促の仕組みを「すぐに」「継続して」やり切れるように、伴走者として一緒に歩んでいます。

「うちの店に合った使い方を知りたい」「何から手をつければいいかわからない」という方は、ぜひ一度のぞいてみてください。一人で抱え込まなくていいです。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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