2.集客対策

飲食店で新規客を増やすために、まず確認したい「入口の見え方」とは?

9月の朝。

清水の駅前を歩いていたら、
通りから少し奥まった場所に
小さな居酒屋さんがありました。

のれんはかかっている。
電気もついている。
でも外から見ると、
営業しているかどうかがわからない。

メニューも見当たらないし、
店の名前も遠くから読めない。

「もしかしたらやってるのかな」と
立ち止まりかけて、
結局そのまま通り過ぎました。

こういう光景を見るたびに思うんです。
「入口で負けてる店は多い」と。

と言うことで、
今日は飲食店の新規客を増やすために
まず確認したい「入口の見え方」について
話していきます。

ハワードジョイマンです。

📋 この記事でわかること

  1. 「入口の見え方」とは何か、なぜ新規客に直結するのか
  2. リアルな外観・看板で見直すべき具体的なポイント
  3. GoogleマップやWeb上の「デジタルの入口」の整え方
  4. 既存業態の中から第二の柱を作るための考え方

こんな方におすすめ

  • ✅ 新規客がなかなか増えない飲食店のオーナー
  • ✅ チラシや広告を打っても反応が薄いと感じている方
  • ✅ 売上の柱を今の業態だけに頼っていて不安を感じている方
  • ✅ 集客に何から手をつければいいか迷っている店舗経営者
  • ✅ 値引きに頼らずお客さんを増やしたい方
飲食店で新規客を増やすために、まず確認したい「入口の見え方」とは? | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「入口の見え方」とは何か?

飲食店の「入口の見え方」とは、
お客さんが店を認知してから
「入ってみよう」と思うまでの
すべての接点のことです。

物理的な看板や外観だけじゃない。
Googleマップの表示、
食べログのトップページ、
Instagramで検索したときの第一印象。

この「入口」が機能していないと、
どんなに料理が美味しくても
新規のお客さんには届きません。

まず、その全体像を確認することが
新規集客の第一歩になります。

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看板・外観で見落としやすいポイントはどこか?

一番多い失敗は、
「自分の店だから見慣れている」
という死角です。

毎日同じ場所にいると、
外から見てどう見えるかが
だんだんわからなくなっていく。

だから私がよく言うのは、
「一度、通行人として歩いてみてください」
ということです。

反対側の歩道から自分の店を見る。
夜、照明が落ちたときの見え方を確認する。
雨の日に看板が読めるか確かめる。

その視点で確認してほしいポイントがあります。

チェックポイント1:店名が遠くから読めるか

看板の文字サイズ、フォント、色のコントラスト。
5メートル離れた場所から読めなければ、
通行人にとってその店は存在していないのと同じです。

✅ ポイント:昼・夜それぞれで確認する。夜は照明との対比も見ること。

チェックポイント2:何の店かが一目でわかるか

「ダイニング〇〇」というだけでは、
和食なのか洋食なのか居酒屋なのか
外からは伝わりません。

✅ ポイント:業態・料理ジャンルを視覚的に示す要素(写真・イラスト・キャッチコピー)を外に出す。

チェックポイント3:営業中かどうかがわかるか

私が清水の駅前で通り過ぎたあの居酒屋さん。
のれんはあったのに、
入るかどうか迷って結局入らなかった。

営業時間、定休日、「本日営業中」の表示。
これがないと、お客さんはドアを開ける前に諦めます。

✅ ポイント:A型看板や窓ガラスへの営業情報掲示は、費用ゼロでできる即効策。

チェックポイント4:入りやすい雰囲気が出ているか

「高そう」「常連しかいなさそう」という空気は、
新規のお客さんをドアの前で止めます。

✅ ポイント:メニューの価格帯をひと目で見せる。「はじめての方歓迎」の一言は効果的。

✓ ここまでのポイント

  • 「入口の見え方」はリアルとデジタル両方の接点を指す
  • 看板・外観は「通行人目線」で定期的に確認することが必要
  • 営業中かどうかの表示・業態の明示は新規集客の基礎

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Googleマップやネット上の「入口」はなぜ重要なのか?

今の新規客の多くは、
来店前にスマホで検索します。

「清水駅 居酒屋」
「近く 焼肉 ランチ」

その検索結果に自分の店が出てきたとき、
どう見えているかが「デジタルの入口」です。

Googleビジネスプロフィールの写真が
3年前のもの1枚だけ、
というお店が今もたくさんあります。

これは、シャッターが閉まったまま
営業している状態と変わりません。

Googleマップで確認してほしいのは
以下の3点です。

①写真の質と枚数(外観・料理・内装)
②営業時間・定休日の正確さ
③クチコミへの返信があるかどうか

クチコミへの返信は、
「この店はちゃんと動いている」という
シグナルになります。

返信がゼロの店と、
丁寧に返信している店。
初めて訪れるお客さんはどちらを選ぶでしょうか。

答えは明らかですよね。

「集客を変えたいなら、まず自分の店を外から見てください。看板・Googleマップ・SNS。この3つを見知らぬ人の目線で見たとき、『入ってみたい』と思えるかどうか。そこに答えがあります」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

入口を整えた後、第二の柱はどう作ればいいのか?

ここまで読んでくれた方は、
きっとこう思っているはずです。

「入口を整えるのはわかった。
でもそれだけじゃ不安なんです」と。

コロナ禍を経て、
「一本柱の怖さ」を実感した経営者の方は
本当に増えました。

私自身、独立当初に貯金が底をつき、
妻と母から借金をした経験があります。
「収入源が一つしかない」という恐怖は
体でわかっています。

だから正直に言います。

第二の柱を作るとき、
いきなり「新規事業」に飛ばないでください。

まず確認すべきは、
「今ある柱の太さ」です。

客数・客単価・来店頻度。
この3つのどこかに
まだ伸びしろが残っていませんか。

伸びしろがあるなら、
既存業態の中に第二の柱が作れます。

例えば、居酒屋さんなら
ランチ営業・テイクアウト・ギフトセット。
カフェさんなら
物販・月額サブスク・ワークショップ。

ゼロから新しい業態を立ち上げるより、
今いるお客さんへの新しい届け方を
先に設計するほうが、
リスクが低くて早く結果が出ます。

「新規事業」という言葉に引っ張られて、
今ある顧客資産を見落とす経営者の方が
非常に多いんです。

これも逆です。

「月商350万円だった居酒屋さんが、チラシとGoogle広告を組み合わせて新規客を約2倍にし、客単価も1,400円アップ。6ヶ月で月商620万円になりました。やったことは派手じゃない。入口を整えて、広告に投資して、単価設計を見直しただけです」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

この居酒屋さんの場合、
最初から「新規事業」は考えていませんでした。

今ある店の入口を整えて、
広告に投資して、
客単価を上げる設計をした。

その結果、
わずか6ヶ月で月商が
350万円から620万円になっています。

これが「柱を太くする」という意味です。

飲食店の利益を増やすために売上より先に手をつけるべき3つのポイントでも書いていますが、
売上の前に構造を見直すことで
利益の残り方が変わります。

広告に投資することを怖がっていませんか?

「チラシやGoogle広告は
お金がかかって怖い」

そう思っている方、多いですよね。

でも考えてみてください。

お金をかけずに売上を伸ばそうとする発想は、
愚策です。

強い言い方をするつもりはないですが、
これは私が21年間のコンサル経験の中で
確信していることです。

広告費は「消えるお金」ではなく、
「お客さんを連れてくるための投資」です。

投資した分だけお客さんが増えて、
客単価が上がって、
リピートが生まれる構造を作ることができれば、
広告費は必ず回収できます。

先ほどの居酒屋さんも、
チラシとGoogle広告に投資したから
新規客が2倍になったんです。

あなたのお店は、
広告に投資できていますか。
それとも「お金をかけずに」を
繰り返していますか。

客数・客単価・来店頻度の3系統で売上を分解する考え方を参考に、
自分のお店のどこに伸びしろがあるかを
確認してみてください。

「月商350万円から620万円。チラシとGoogle広告を組み合わせたら新規客が約2倍になり、客単価も1,400円上がりました」

居酒屋オーナー(40代・男性)

今すぐ入口を点検するには何から始めればいいか?

難しく考えなくていいです。
今日からできることを3つだけ挙げます。

①スマホを持って店の外に出る

通行人の目線で、
30メートル離れた場所から
自分の店を見てみてください。
5分でできます。

②Googleビジネスプロフィールを開く

最終更新はいつですか。
写真は最新のものがありますか。
営業時間は正確ですか。

ここを整えるだけで、
Googleマップ経由の問い合わせが
増えた事例は数多くあります。

③クチコミに返信する

今すぐ、過去のクチコミに
一件だけ返信してみてください。
「ありがとうございます。またお待ちしています」
その一言でいい。

この3つは費用ゼロでできます。
でもやらない限り何も変わりません。

再来店を生む「一言」の設計と仕組みの話も合わせて読んでみてください。
新規客だけでなく、リピートの仕組みを
同時に動かすことで売上が安定します。

まとめ:入口を整えることが、第二の柱への最短ルートです

飲食店で新規客を増やすために、
まず確認すべきは「入口の見え方」です。

看板・外観・Googleマップ・SNS。
この入口を整えずに、
第二の柱を立てようとしても
根が張りません。

今ある店への新しいお客さんの流入を
まず増やすこと。
客単価を上げること。
リピートを仕組み化すること。

その積み重ねが、
既存業態の中に第二の柱を生みます。

「新規事業を立ち上げなければ」と
焦る前に、
今ある入口の点検を今日やってみてください。

支援実績833件のコンサル経験から言えば、
この順番を守った店は確実に結果が変わります。

一緒に、増益と繁盛を
作っていきましょう。

店舗経営は、地味な点検を
積み重ねるマラソンです。
走り続けましょう。

入口を整えて広告に投資する覚悟はできた。でも一人では続けられない、という方にこそ増益繁盛クラブがあります。月2回のグループコンサルと仲間の存在が、「分かっているけど動けない」を「やり続けられる」に変えます。申込フォームへの記入だけで参加できます。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

-2.集客対策