朝9時すぎ、デスクに座ってコーヒーを一杯。
今日も会員さんからの相談メッセージが
いくつか届いていました。
そのうちの一通に、こんな一文がありました。
「ホームページを見直したいんですが、
何をどう相談すればいいかも分からなくて」
これ、すごくよく分かります。
美容室のオーナーさんが集客の相談をしようとするとき、
たいてい「手段」から入るんです。
ホームページをリニューアルしたい。
SEOを強化したい。
SNSと連携させたい。
でも、本当に先に整理しておくべきことは
そこじゃないんです。
と言うことで、今日はそのあたりを
一日の流れを追いながら書いていきます。
ハワードジョイマンです。
📋 この記事でわかること
- ホームページ集客の相談前に整理すべき「現状把握」の視点
- 客数・客単価・来店頻度の3系統で課題を切り分ける方法
- 地域No.1ブランドへの道筋を「引き継げる型」として残す考え方
- 月商45万円の理容室が専門店化で再生した事例から学べること
こんな方におすすめ
- ✅ ホームページはあるが、集客につながっているか分からない美容室オーナー
- ✅ 集客を誰かに相談したいが、何を伝えれば良いか整理できていない方
- ✅ 値引きやクーポンに頼らず、地域で選ばれ続ける店にしたい方
- ✅ 今の売上の仕組みを次の世代に渡せる形にしておきたい方
- ✅ 客単価や再来店の数字をきちんと把握して経営したい方

午前10時、相談メッセージを読み解く
事務所は静岡鉄道の新清水駅から
徒歩10秒ほどの場所にあります。
営業時間は10時から15時。
開始と同時に、まず今日届いている
会員さんからの相談を一通ずつ読む。
これが私の一日の始まりです。
今日もありました。
美容室オーナーからの相談。
「ホームページの集客を改善したいんですが、
業者に頼む前に何を整理しておけばいいですか?」
この質問、実は2段階になってます。
一つは「業者への依頼の準備」。
もう一つは「そもそも何が問題か」。
多くの方が前者しか考えていない。
でも本当に先にやるべきは後者です。
ホームページが問題なのか。
それとも別の場所に課題があるのか。
これを切り分けずに業者に依頼しても、
お金だけが出ていきます。
「相談を受ける前に、まず自分のお店の数字を3つだけ出してほしいとお願いしています。月の来客数、客単価、再来店率。この3つを見れば、どこで売上が漏れているかが大体わかる。ホームページが原因のことは、実は少ないんです。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
客数・客単価・来店頻度のどこが詰まっているか、自分では把握しているようで数字になっていないことが多いです。無料で手に入る「必要売上シミュレーター」と8冊の書籍の中には、固定費・原価率・人件費から利益を残すために必要な売上を自動計算できるツールも含まれています。メール登録だけで1分以内に受け取れます。
午前11時、3つの数字で課題を切り分ける
売上は3つの掛け算で動きます。
客数 × 客単価 × 来店頻度。
この3系統のどこが詰まっているかで、
打つ手がまったく変わります。
ホームページの問題は
基本的に「客数」の問題です。
つまり、新規のお客さんが入ってきていない
あるいは検索で見つけてもらえていない
このときにホームページの改善が効く。
でも、こういうケースも多い。
新規は来ている。
でも再来店がない。
この場合、ホームページをいくらきれいにしても
売上は動きません。
問題は「来店頻度」にあるから。
あるいはこういうケースも。
お客さんは来ている。
再来店もしてくれている。
でも手元にお金が残らない。
この場合、問題は「客単価」です。
施術メニューの設計が合っていないか、
追加提案ができていないか。
ホームページの問題ではない。
あなたは今、どの数字が詰まっていますか?
3つの中で、どこが一番弱いと感じていますか?
ここを整理してから相談に行くだけで、
業者との会話の質がまったく変わります。
美容室の数字を整理して相談の質を上げる方法も、あわせて参考にしてみてください。
✓ ここまでのポイント
- ホームページ改善が効くのは「客数」が問題のときだけ。課題の系統を先に特定する。
- 売上は客数×客単価×来店頻度の3系統で動く。どこが詰まっているか数字で確認する。
- 現状把握なしに業者へ依頼しても、費用対効果が出にくい。
「メンズパーマ専門店」として再生したあの理容室も、最初にやったのは自分の数字を3つ並べることでした。無料で受け取れる「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」には、客数・客単価・再来店の型をどの順番でつくるかが書かれています。メール登録のみで今すぐ読めます。
午後1時、専門店化が地域No.1への最短距離
昼ごはんを食べながら、
ある会員さんのことを思い出していました。
町の小さな理容室。
月商45万円。
正直、廃業寸前の状態でした。
「何をどう変えればいいか分からない」
そこから始まった相談でした。
一緒に数字を見ていくと、
来客数は少ないけれど、
メンズ客の単価が比較的高かった。
特にパーマをかける男性からの
リピートが安定していた。
そこで「メンズパーマ専門店」として
打ち出し直すことにしました。
ホームページを全面的に変えた。
でも変えたのはデザインではなく「言葉」です。
「誰のための店か」
「何が得意な店か」を、
ページのあちこちに散りばめた。
Googleビジネスプロフィールも
メンズパーマの専門店として整備した。
結果、月商45万円の理容室が
「メンズパーマ専門店」として再生しました。
これ、何が起きたかというと
「地域で一番この客層に選ばれる店」に
なったわけです。
全員に好かれようとしていた店が、
特定の人に「ここしかない」と思われる店になった。
地域No.1というのは、
全ジャンルで1位を取ることじゃない。
ある領域で「この地域ではここ」と
名指しされる存在になること。
それが現実的な地域No.1の意味です。
「月商45万円だった町の理容室が、メンズパーマ専門店として再生しました。ホームページのデザインより、『誰のための店か』を言葉で伝え切ることの方が、集客への影響ははるかに大きかった。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
技術はあるのに集客できない美容室が「伝わらない」理由も、専門店化を考えるときの参考になります。
午後2時、「引き継げる形」にしておく理由
午後は別の相談が入っていました。
美容室を10年以上やってきたオーナーさん。
「今は売上が出ているけど、
自分がいなくなったらどうなるか不安で」
この感覚、すごく正直な経営者だと思います。
これまで自分が感覚でやってきた集客が、
なぜ上手くいっているのか言語化できていない。
なんとなく上手くいっている状態は、
引き継げません。
だから「型」にする必要がある。
どの時期に、どんな告知をして、
どのお客さんに何を伝えると再来店が増えるか。
客単価はどのメニュー構成で設計しているか。
新規はどこから来て、
どのくらいの割合で再来店につながっているか。
これを文書化し、仕組みとして動かす状態にする。
これが「次の代が同じように売上をつくれる」
ということの実体です。
地域No.1のブランドを引き継ぐというのは、
オーナーの感覚を引き継ぐことではない。
お客さんとの関係性をつくり続ける
仕組みを引き継ぐことです。
法務・税務の事業承継は
税理士さんや専門コンサルタントに相談するのが前提。
でも「売上をつくる仕組みを型として残す」
これは今すぐ着手できる。
そこから整えていきましょう。
予約が埋まらない時期でも動ける美容室の集客の打ち手も、仕組みをつくる参考になります。
午後3時、今日の一日を振り返って
15時になると事務所を閉めます。
今日も3〜4件の相談を受けながら、
共通して感じたことがありました。
みなさん、手段から入りすぎている。
ホームページを直したい。
SNSを強化したい。
広告を出したい。
それ自体は悪くない。
でも「そもそも今、何が問題か」を
数字で整理せずに動くと、
お金と時間が正しい場所に飛んでいきません。
私が833件の指導実績の中で
繰り返し見てきたことです。
美容室に限らず、
飲食店でも小売店でも同じ構図があります。
相談する前に、3つだけ数字を出してください。
今月の来客数。
平均の客単価。
再来店率(3ヶ月以内に戻ってくるお客さんの割合)。
この3つを持って相談に来ると、
会話がまったく違う次元になります。
地域No.1のブランドは、
一夜では生まれません。
地味な告知を続けて、
お客さんとの関係を積み上げて、
価値を数字で確認しながら、
型として文書化して残していく。
その積み重ねの先にある。
焦らず、でも止まらずに
続けていきましょう。
「月商45万円だったあの理容室が専門店として再生できたのも、一発逆転の施策があったからじゃないんです。『誰に選ばれたいか』を決めて、伝え方を変えて、続けた。ただそれだけでした。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
店舗経営は、型をつくって初めて誰かに渡せるものになります。
感覚だけで動かしている間は、あなたが抜けた瞬間に止まります。
ホームページより先に整理すべき現状把握ができた。次は「その型を引き継げる仕組みにする」ところまで一緒に進めたい、と感じているなら、増益繁盛クラブへの参加が一番の近道です。客単価の設計・再来店対策・販促の文書化を、同じ景色を見ている全国の仲間と伴走しながら実践できます。申込フォームに必要事項を入力するだけで始められます。