4.成長戦略構築

飲食店経営者が勉強会に参加して気づいた、一人で考え続けることの限界と変化の話

経営合宿の帰り道。

新幹線の窓から流れる景色を眺めながら、
ぼんやりと考えていました。

参加してくれた飲食店の経営者の方が、
初日の夜にぽつりと言ったんです。

「ジョイマンさん、
こんなに人の話を聞いたの、
久しぶりです。
ずっと一人で考えてたから。」

その言葉が、ずっと頭から離れなかった。

一人で考え続けることが、
悪いわけじゃない。
でも、一人の頭の中には
「自分が知っていること」しかない。

知らないことは、
考えることすらできないんです。

と言うことで、今日は
その経営者の方が勉強会を通じて気づいた
「変化のきっかけ」について書いていきます。

📋 この記事でわかること

  1. 一人で考え続けることの構造的な限界とは何か
  2. 地域No.1のブランドは派手な広告ではなく何で作られるか
  3. 勉強会・コミュニティへの参加が経営者にもたらす具体的な変化
  4. ジョイマンが目指す「目標とされる経営者1000人」というミッションの中身

こんな方におすすめ

  • ✅ 売上より「地域で一目置かれる存在」になることを目指している飲食店オーナーの方
  • ✅ 経営の悩みを誰にも相談できず、一人で抱え込んでいる方
  • ✅ 勉強会やコミュニティへの参加を検討しているが、踏み出せずにいる方
  • ✅ 値引きや安売りではなく、価値で選ばれるお店づくりをしたい方
  • ✅ 今は小さなお店でも、地域に愛され続ける繁盛店を作りたいと思っている方
飲食店経営者が勉強会に参加して気づいた、一人で考え続けることの限界と変化の話 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

一人で考え続けることには、構造的な天井がある

ハワードジョイマンです。

私が独立したのは、
市役所を7年目で辞めた直後のことです。

独立直後、仕事はゼロ。
貯金も底をつき、
家族から借金して再起した。

あの頃、私がやっていたのも
まさに「一人で考え続ける」でした。

机の前に座って、
ノートに数字を書いて、
またぐるぐると同じところを回る。

変わらなかった。

変わったのは、
外に出て人の話を聞き始めてから。
自分の商売を「他人の目」にさらしてから。

飲食店の経営者の方を見ていると、
これと同じことが起きていることが多い。

料理の腕も、
お店の雰囲気も、
決して悪くない。

でも、売上が頭打ちになっている。
じわじわと下がっている。
忙しいのに、手元に残らない。

「なぜうちは伸びないんだろう」と
毎晩考えている。

でも、一人の頭の中には
「自分が経験してきたこと」しかない。

考えれば考えるほど、
同じ答えが出てくる。
同じ壁にぶつかる。

これが、一人で考え続けることの
構造的な天井なんです。

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「地域No.1」は、派手な広告では作れない

勉強会に来てくれた飲食店の方が、
最初こんなことを言っていました。

「大きな広告を打てば
もっとお客さんが来るんでしょうか」

気持ちはわかります。
でも、これも逆です。

地域No.1のブランドは、
派手な広告で一夜にして作られるものではない。

地味な販促を、
ぶれずに継続した積み重ねの先にある。

例えば、
Googleビジネスプロフィールをきちんと更新し続ける。
口コミに丁寧に返信する。
ニュースレターを月に1回、お客さんに届け続ける。
店頭のPOPを季節ごとに見直す。

どれも地味です。
一回やっても、たいして変わらない。

でも、半年続けると変わる。
1年続けると、お客さんの口から
「あそこは違う」という言葉が出てくる。

私のミッションは、
周りから憧れられ、
目標とされる経営者を
全国に1000人育成・輩出することです。

一人そうした経営者が現れると、
その周りに目標とする経営者が増え、
エリア全体が賑わいのある街に変わっていく。

大げさに聞こえるかもしれない。
でも、私は本気でそう思っています。

「地域No.1は、誰かを蹴落として獲るものじゃない。地道に価値を積み上げ、お客さんとの関係を長く育てた先に、気づいたら手に入っているものです。」

ハワードジョイマン(繁盛店グループ総代表/店舗利益最大化コンサルタント)

✓ ここまでのポイント

  • 一人で考え続けることには「自分が知っていることの外に出られない」という構造的な限界がある
  • 地域No.1のブランドは派手な広告ではなく、Googleビジネスプロフィール・口コミ・ニュースレターなど地味な販促の継続で積み上がる
  • 「目標とされる経営者が一人増えると、街全体が賑わう」という連鎖が、私のミッションの根本にある

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勉強会で起きた、ある飲食店オーナーの変化

冒頭の話に戻ります。

その方は、居酒屋を経営して10年以上。
お客さんの顔もわかっている。
地域に根を張ってきたお店です。

でも、売上は横ばい。
客単価は上げたいが、
「値上げしたらお客さんが逃げる」という
恐怖が抜けない。

勉強会の中で、
別業種の経営者の話を聞いた時に
はっとしたと言っていました。

美容室を経営する女性の方が
こんな話をしてくれました。

「客単価が11,000円から14,000円になって、自分の稼働も3割削減できた。体力の限界への不安から解放されました。」

高単価サロン経営(40代・女性)

美容室の話なのに、
その居酒屋の経営者の方は
「これ、うちでも同じことができる」と気づいた。

値上げは、
お客さんを逃がすものではない。

価値を伝えて、
適正単価で選ばれるお店づくりをすれば、
客単価が上がってもお客さんは来る。

そして稼働が減り、
体力的な余裕が生まれ、
経営者として考える時間が増える。

この気づきは、
一人で考え続けていたら
絶対に出てこなかった。

業種が違う人の話だから、
「自分のお店の常識」の外から
答えが届いたんです。

これが、勉強会やコミュニティへの参加が
経営者にもたらす最大の価値だと思っています。

飲食店の方が飲食店経営の勉強会や塾を選ぶ際に何を基準にすべきか、
以前に記事で整理していますので、
参考にしてみてください。

「そんな時間がない」という方へ

「勉強会に参加する時間なんてない」
と思った方は、少し待ってください。

時間がないのは、わかります。
でも、考えてみてほしいんです。

今と同じ行動を続けて、
1年後の売上は変わっていますか?

今と同じ思考を続けて、
客単価の壁は越えられていますか?

同じ行動から、違う結果は生まれない。

これは厳しい言い方ではなく、
シンプルな話です。

私が独立当初に貯金を使い果たし、
家族から借金して再起できたのは、
「学びと広告は投資だ」と腹を決めたからです。

お金をかけずに売上を伸ばそうとする発想は、
愚策です。

時間も同じで、
学びに投資する時間を作らないまま
現場だけを回し続けると、
経営者として成長する機会が
どんどん失われていく。

私の支援実績は833件(飲食店610件・美容室150件ほか)。
21年間、現場の経営者と向き合ってきて
はっきり言えることがあります。

変わった経営者は、
全員「外に出た」人です。

本を読んだ、セミナーに出た、
コミュニティに入った、
コンサルタントに相談した。

形はさまざまですが、
「一人で考え続けること」から
抜け出した人が変わっています。

飲食店の販促セミナーに参加しても売上に変わらない人と変わる人の差については、
別の記事で詳しく書いています。
あわせて読んでみてください。

地域に根を張る経営者として、今日からできること

最後に、具体的な話をします。

地域No.1のブランドを築くために、
今日から始められることがあります。

一つ目は、
Googleビジネスプロフィールの更新。
週に1回、投稿を入れるだけでいい。

二つ目は、
口コミへの返信。
良い口コミにも悪い口コミにも、
誠実に言葉を返す。

三つ目は、
ニュースレター。
A4一枚でいい。
月に一回、常連のお客さんに届ける。

どれも、派手じゃない。
どれも、一回では結果が出ない。

でも、続けた先に
「あのお店は違う」という評判が生まれる。

地域で一目置かれる存在というのは、
積み重ねの産物なんです。

「派手な施策を一発打つより、地味な販促を半年続けた経営者の方が、結果として遠くに行く。それがこの21年で見てきた事実です。」

ハワードジョイマン(繁盛店グループ総代表/中小企業診断士)

私が全国の経営者の方に伝えたいのは、
ただ売上を上げることではありません。

地域で目標とされる経営者になってほしい。

あなたのお店が繁盛することで、
働くスタッフが笑顔になり、
お客さんが笑顔になり、
街が賑やかになる。

その連鎖を、
全国に1000人の経営者と一緒に作っていきたい。

だから、一人で抱え込むのをやめてほしいんです。

外に出て、人の話を聞いて、
「自分が知らなかったこと」に触れてほしい。

それが、変化の最初の一歩です。

一緒に、地域で選ばれるお店づくりを
進めていきましょう。

店舗経営は、終わりのない畑仕事です。
毎日手を入れ続けた土が、
豊かな実りをもたらします。

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飲食店・美容室の経営者が
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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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